行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

清水公照師の言葉

2011年07月22日 | 禅の心
なまけるな

怒るな

威張るな

あせるな

くさるな

まけるな

おごるな


【言葉を味わう】

真ん中の5つの言葉のはじめの1文字を組み合わせると

「おいあくま」となります。

怒る事は、人間関係を破壊してしまいます。恐ろしい烈火です。

威張る人は、本人は尊敬されているのと勘違いしていますが、本当は軽蔑されているのです。

焦ると、忘れ物をしたり、転んでケガをしたりと、ロクな事がありません。

くさっても、ふてくされても、まわりの人は、ただ幼稚な人とバカにするでしょう。

負けるなは、人に負けるなではなく、自分に負けるなです。



【清水公照師の略歴】

明治44年(1911年)兵庫県姫路市に生まれる

昭和 8年(1933年)龍谷大学卒業・関精拙老師に参ずる。

昭和50年(1975年)華厳宗管長・東大寺別当に就任

昭和55年(1980年)東大寺大仏殿の昭和大修理・落慶法要を営む。

平成11年(1999年)示寂
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