行雲流水

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烏鷺滝の言葉

2010年12月03日 | 禅の心

○「人間としてこうあるべきだ」というのは、道徳であり、倫理であるが、
宗教は、「人間としていかに安らかに生きるか」というものを追究していくべきものでなければならない。

○「無神論者」と「無宗教者」とは全く意味が違う。
仏教徒は基本的に「無神論者」である。

○自分は「無宗教者」だと豪語している人は、本当の人生の意味を知ることができないのかもしれない。

○ただ、宗教をもつかどうかは、その人の自由であり、好みである。

○宗教は、社会の荒波を乗り越えていく術を教えてくれる。

○道徳は、いたって論理的であるが、宗教は感性に負うところが大きい。

○道徳は「正しい生き方」を追究するが、宗教は「崇高な生き方」を追究する。

○宗教と呼べるものには、「最終的に大いなる者にお任せする」という共通点がある
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