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moon

通勤読書 96

 「ななつのこ」 加納朋子

二つの話を同時進行で楽しんでいるようで
面白く読めた。

どこかで会ったことのあるような駒子さん。
あ、わかった、「空飛ぶ馬」だ。
「私」によく似ている。よほど好きなんだろうな。
円紫さんがでてきそうだった。

そして、この時代!!
友達と話すのに家電(いえでん)使うなんて。。
きっと、これ今の若い人が読んでも
ピンとこないんじゃないかなぁ。
若い奴にはわかるまい!という感じ。

「白いたんぽぽ」は
実にせつなくて、実に悲しくて、
ギューッって掴まれるような、
やりきれない気持ちのまま終わってしまって。。。
こういうお話って、
この後、この子はどうなっちゃうんだろうとか
必要以上のツライ思いをせずに
成長できるのだろうかとか
どうかどうか笑って大きくなってほしい、
と思ってしまうのだ。

でも、「ななつのこ」で
それが、解決。よかったぁ。
もう、ホッとしたよ。

そして、瀬尾さんの正体に驚き。ビックリ。
そういうことなのね。

 

 

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コメント一覧

u-mi
本当に
巡ってくるかも・・です。

その昔は、
神戸は「こうべ」のこだわりがあるので、
神戸でしか流行ってないことも
多かったです。今もそうかな。
いずれにしても、地元愛強すぎなんで(笑)

根無し草
確かに(笑)
当時は眉毛も太いのが主流でしたね。
流行は廻ると言いますからまた流行る時が
来るかも知れませんよ。

現に関東では茶髪はもう流行りじゃないんだとか。神戸は関西でファッション関係の流行が
一番に来るのでわかりやすいです。
u-mi
POPスターで
出てたんですよね。
読んだ時に「あ、しまった。まだ読んでない」と
なんだかちょっと悔しかったのです。

図書館の本がほとんどで、
手元に残らないのでブクログつけてるんですが、
さすがにアマゾンでもこの表紙は出てこなかった。
年代感じます。本も相当傷んでいて、きちんと修理されてるところが、「本」て感じで
個人的には嬉しかったんですけど。。

この本の見開きに著者のカラー写真が1ページに大きくでてるんですが、
おそらく、ご本人も今はあんまり見たくないんじゃないかと。。。
余計なお世話なこと思いました。
当時の流行りの髪型でした。
個人的には懐かしく見ましたけれど。。。


根無し草
これ
加納朋子さんこのシリーズは、北村薫氏への
オマージュだと言っておられますしね。
あきらかに狙ってます。

しかし単行本の表紙、20年振りに見ました(笑)
この後、『魔法飛行』『スペース』と続き
ますけど、完結編として長編の構想があるそうです。
井辻君シリーズの中でこの本出てたでしょ?
これも名作です。

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