「田舎の刑事の闘病記」滝田務雄
「田舎の刑事」第二弾。
最初、敏腕の刑事の黒川鈴木が、
この本でだんだん、ホントの泣き虫になってくる。
シクシク泣いちゃう感じが、
可愛いいような、気さえしてくる。
夏の日に警察署の前で
アイスを500円で売る妻がいいなー
冬の日に、職務中に雪だるまをつくる白石もいいねー
インスタントコーヒーと粉ミルクをふるいにかけて
分ける黒川氏。
笑える。
事件とは全然違うところで、笑えるけれど、
ちゃんと推理もあるのが、いいところ。
表題作と冬の絵日記が面白かったな。
不法投棄も田舎の事件って感じがする。