今日も昨日と同じスタイルで書いてみる。
情報量が多いからであり旅行記に適したものと判断するためであるが、
昨日は段落を増やしすぎて最後に息切れしたので今日は段落を限定することにする。
目次
§1 動揺フロムニューヨーク
§2 四万十川を巡る
§3 そのイカ、うまイカ?
◇
§1 動揺フロムニューヨーク
7:30にかけた目覚まし時計が鳴る。外を見るとちょっと暗い。天気が、悪いのか。
眠気を引きずり、重い体をようやく起こす。昨夜はだいぶ歩いたためか、
0時頃には体が動かなくなってしまっていた。
何気なく眺めた足には、靴擦れでできた水膨れが溶け込んでいた。
痛み出さないか心配だ。まだ、大丈夫。
…四国と東京との違いは植生に表れており、ワシントンヤシの高さは
四国の温暖湿潤な気候をのぞかせる。今日は天気が悪く気温も高くないが、
普段がどうなのかということは植物が示してくれる。そういうものだ。
以前のエントリでコメント中にどのフリー切符を利用するかを考察していた。
あれこれ考えた結果特急の重要性が高いことを知り、結局四国フリー切符を購入した。
15,700と、随分と財布を軽く(心を重く)してくれるものだ。
今日の目的地は高知の南西部、中村駅近辺である。四万十川に近接している。
徳島から向かう場合、9:00以降に向かうものとすると
特急利用アリ 9:03徳島発 → 13:23中村着
特急利用なし 9:48徳島発 → 19:58中村着
となり、到着時間が6時間も変わってきてしまうと鈍行を使う気が萎む。
10時間電車に乗るのは色々と止めたかったので急行を選んだ、ということ。
急行電車は2両編成。車両が古いが、乗っている分には問題ない。
問題はデッキの揺れが異常なことで、トイレ用で一回デッキ側に出ただけなのに
そこから90分、電車酔いに悩まされた。そういうときは視線をあまり動かさず
外を眺めて安静にしているしかない。窓を通して外を眺めていると、
ごつごつした岩山が多く、開発の苦労の後が偲ばれた。トンネルに入ると
窓は鏡へと役割を変え、反対側に座る夫婦の笑顔を映し出した。
ここの車両にはアンパンマンの絵が描いてあり、可愛い。
乗車前その夫婦(奥さん)は車両と一緒に写真を撮ろうとしており、
奥さんとアンパンマン→窓→俺 が写るような配置で旦那がカメラを構えてしまったので
写真に写らないように前屈して窓向こうには座席しか写らないようにしてあげたのだった。
それが今日の一日一善(我ながら涙ぐましくもやさしい)。
§2
中村駅に着く。足摺岬(四国最南端の岬)に足を伸ばそうと思った。
しかし、13:45発のバスを逃してしまうと次が15:36発であり、
タクシーを使わない限り今日中にこの駅(=ホテル)に戻ることはできない事実があった。
そう、田舎だけに乗り換えが著しく困難。
機嫌が損なわれる。雨がピークを迎える。今日は雨か…誰のせいだ。
今日から日記帳の"天気"欄には自分の心模様を書こう…と思う。
日記帳の"天気"欄など、不要だ。
…ぼやくのも疲れたので川バスを使って四万十川上り、下りをすることに決めた。
1000円で中村駅←→JR江川崎駅間のバスが2日間乗り放題とリーズナブル。
しかしここで問題が発生する。
【時刻表】
15:05中村駅発 → 16:49江川崎駅着
17:00江川崎駅発 → 18:44中村駅着 (これが1日最後のバス)
また、途中のどの停留所でも下りた先に川と橋しかなく店舗はせいぜい1件。
…どうやって観光するのだ?
終点まで行ってしまった場合、11分しか観光できないことになる。
途中で下車した場合、帰るためには17:00発のバスを待つしかなく、
それまでは何も無いところで待ちぼうけ確定。悩む。
結果、途中の駅では小休憩を入れてくれたので
終点まで乗ってそのまま折り返しても観光時間が確保できた。
それまでどうしたらいいのか思い煩っていたのがストレスだったため、
帰りのバスでは遠慮なく眠りにつく。
このバスも相当揺れが酷く、尻が浮いた瞬間はびっくりした。
これが本当の尻軽…なんて。今度女の人を連れて行こう。
計画になかった行程ではあったけど、案外成功の部類。
§3 そのイカ、うまイカ?
"これはタコですか?"
"イカにも!"
夕食は寿司を頂こうと決めており、タクシーで寿司屋へ。
四万十川料理・土佐料理 寿し一。雑誌に載っていた。
当然旨いのだが、
・柔らかくてプリプリしたイカ
・硬くてグニグニしたイカ
あたりが、安物との差が一番出るところ。
スーパーで700円も出して買っている寿司がこの辺と比して劣るのは
仕方ないこととは言え、複雑な気持ち。
うな丼はヘルシー(脂ギッシュしてない)で安心。たくさん食べた。
くうねるあそぶ。それだけ。
明日は松山の道後温泉。一人温泉は趣味ではないが、
日帰りできそうな温泉のようなので遠慮なく浸かりに行こう。
今日で日程の半分が、一応終了することになる。
情報量が多いからであり旅行記に適したものと判断するためであるが、
昨日は段落を増やしすぎて最後に息切れしたので今日は段落を限定することにする。
目次
§1 動揺フロムニューヨーク
§2 四万十川を巡る
§3 そのイカ、うまイカ?
◇
§1 動揺フロムニューヨーク
7:30にかけた目覚まし時計が鳴る。外を見るとちょっと暗い。天気が、悪いのか。
眠気を引きずり、重い体をようやく起こす。昨夜はだいぶ歩いたためか、
0時頃には体が動かなくなってしまっていた。
何気なく眺めた足には、靴擦れでできた水膨れが溶け込んでいた。
痛み出さないか心配だ。まだ、大丈夫。
…四国と東京との違いは植生に表れており、ワシントンヤシの高さは
四国の温暖湿潤な気候をのぞかせる。今日は天気が悪く気温も高くないが、
普段がどうなのかということは植物が示してくれる。そういうものだ。
以前のエントリでコメント中にどのフリー切符を利用するかを考察していた。
あれこれ考えた結果特急の重要性が高いことを知り、結局四国フリー切符を購入した。
15,700と、随分と財布を軽く(心を重く)してくれるものだ。
今日の目的地は高知の南西部、中村駅近辺である。四万十川に近接している。
徳島から向かう場合、9:00以降に向かうものとすると
特急利用アリ 9:03徳島発 → 13:23中村着
特急利用なし 9:48徳島発 → 19:58中村着
となり、到着時間が6時間も変わってきてしまうと鈍行を使う気が萎む。
10時間電車に乗るのは色々と止めたかったので急行を選んだ、ということ。
急行電車は2両編成。車両が古いが、乗っている分には問題ない。
問題はデッキの揺れが異常なことで、トイレ用で一回デッキ側に出ただけなのに
そこから90分、電車酔いに悩まされた。そういうときは視線をあまり動かさず
外を眺めて安静にしているしかない。窓を通して外を眺めていると、
ごつごつした岩山が多く、開発の苦労の後が偲ばれた。トンネルに入ると
窓は鏡へと役割を変え、反対側に座る夫婦の笑顔を映し出した。
ここの車両にはアンパンマンの絵が描いてあり、可愛い。
乗車前その夫婦(奥さん)は車両と一緒に写真を撮ろうとしており、
奥さんとアンパンマン→窓→俺 が写るような配置で旦那がカメラを構えてしまったので
写真に写らないように前屈して窓向こうには座席しか写らないようにしてあげたのだった。
それが今日の一日一善(我ながら涙ぐましくもやさしい)。
§2
中村駅に着く。足摺岬(四国最南端の岬)に足を伸ばそうと思った。
しかし、13:45発のバスを逃してしまうと次が15:36発であり、
タクシーを使わない限り今日中にこの駅(=ホテル)に戻ることはできない事実があった。
そう、田舎だけに乗り換えが著しく困難。
機嫌が損なわれる。雨がピークを迎える。今日は雨か…誰のせいだ。
今日から日記帳の"天気"欄には自分の心模様を書こう…と思う。
日記帳の"天気"欄など、不要だ。
…ぼやくのも疲れたので川バスを使って四万十川上り、下りをすることに決めた。
1000円で中村駅←→JR江川崎駅間のバスが2日間乗り放題とリーズナブル。
しかしここで問題が発生する。
【時刻表】
15:05中村駅発 → 16:49江川崎駅着
17:00江川崎駅発 → 18:44中村駅着 (これが1日最後のバス)
また、途中のどの停留所でも下りた先に川と橋しかなく店舗はせいぜい1件。
…どうやって観光するのだ?
終点まで行ってしまった場合、11分しか観光できないことになる。
途中で下車した場合、帰るためには17:00発のバスを待つしかなく、
それまでは何も無いところで待ちぼうけ確定。悩む。
結果、途中の駅では小休憩を入れてくれたので
終点まで乗ってそのまま折り返しても観光時間が確保できた。
それまでどうしたらいいのか思い煩っていたのがストレスだったため、
帰りのバスでは遠慮なく眠りにつく。
このバスも相当揺れが酷く、尻が浮いた瞬間はびっくりした。
これが本当の尻軽…なんて。今度女の人を連れて行こう。
計画になかった行程ではあったけど、案外成功の部類。
§3 そのイカ、うまイカ?
"これはタコですか?"
"イカにも!"
夕食は寿司を頂こうと決めており、タクシーで寿司屋へ。
四万十川料理・土佐料理 寿し一。雑誌に載っていた。
当然旨いのだが、
・柔らかくてプリプリしたイカ
・硬くてグニグニしたイカ
あたりが、安物との差が一番出るところ。
スーパーで700円も出して買っている寿司がこの辺と比して劣るのは
仕方ないこととは言え、複雑な気持ち。
うな丼はヘルシー(脂ギッシュしてない)で安心。たくさん食べた。
くうねるあそぶ。それだけ。
明日は松山の道後温泉。一人温泉は趣味ではないが、
日帰りできそうな温泉のようなので遠慮なく浸かりに行こう。
今日で日程の半分が、一応終了することになる。