でおなじみの松山より。
世界に羽ばたけ愛媛のみかん。
今日も昨日と同様。
§1 土佐
§2 伊予
§1 土佐
昨夜泊まった中村駅とは鉄道で言うと"土佐くろしお鉄道"に位置し
大体1時間に1本くらいのペース。
(戻ってくることを考慮すると終電は18時代)
まずは土佐入野駅の"砂浜美術館"なる場所を見物したく土佐入野駅へ。
到着して気がついたが、ここは東京で言うところの"1番ホーム"しかない。
単線、とも言う。(塀がないためプラットホームから民家に突入することも可能だ。)
…駅を出た瞬間、何もない。
顔つきのけばけばしい高校生がここで下車しているにもかかわらず、
店舗と呼べるようなものが存在せず、それもあってか非常な閑静。
スーツケースを引く車輪の音だけが無機質にごろごろと音を立てる。
静かなので、風にゆれる田畑と自分の足音、車輪音だけが響く。
ほのかに海の香りがする。
砂浜美術館と名づけられているものの、ここはただの砂浜で、
この呼称はグレー化した風景に色をつけようという意図に基づいた脚色なのだ。
…ここで5/1~5/5 行われているのがTシャツアート展。
潮風になびくTシャツと、そこにプリントされた、
僕とは別な脳が生み出した絵。
目にやさしく染み渡り(砂浜という風景は憎たらしくも静かに美しい)、
打ち寄せる波の音は耳や心をそっと撫でる。
つい、朝早くからたそがれる。
ここの海水の味を知りたく、少しだけ人差し指にとって舐める。
昔福島で心ならずも飲んだ水と同じ味がした。懐かしい塩味…
今の俺の故郷って、どこかなぁ…
この展示のパンフレットに"私たちの町"という言い回しがあり、
素朴なくせに力強い、その言葉が胸に残る。
結局、電車の都合で40分ほどしか雰囲気を味わうことができず松山に向かう。
特急で9時30分発なのに15時30分着なのが納得いかない。6時間もかかるのか。
特急列車のためかやはり揺れが強く、
松山に着く頃には酔いのために額に脂汗が浮いていた。
§2 伊予
今日一日歩いた感想としては、
松山の観光地は"たくさんあるようでそんなにない。"
もっと言えば、普通に味わう分に時間がかかる場所がない、とも言える。
交通の便が比較的良く、効率よく回れることの証拠ではあるけれど。
"千と千尋の神隠し"に出てきた銭湯はここの道後温泉がルーツといわれている。
おそらくこの界隈で最も話題性のある観光地がこの道後温泉。
あの映画に出てきたような湯にいろいろな金属イオンが含まれている感じ。
ちょっと深めの湯に半身浴気味で入るのが良い。
温泉に入った後にコーヒー牛乳を飲み、みかんソフトクリームを食べてまったり。
商店街ではみかん酢?あたりに人だかりができていた。
みんな、少しでも美味しい酢が飲みたいのだろう。
そうそう、書こうと思っていたことがひとつある。
道後温泉までバスで行ったのだが、ここのバス運転手の女性の対応が非常に良くて
感動したのだった。公共機関のアナウンスは大抵聴き取り辛いものなのだが
実にはっきりした発音、これなら爺さんも婆さんも俺も安心だ。
それと同様のきびきびした対応。
社会人になると、こういうことに結構感動するものだ。
夕飯は一部の間で人気のあったJR松山駅のじゃこ天うどんを食した。
…まあそこそこ旨かったのだが、関西仕様薄口の旨さなのか
じゃこ天のうまさなのかがよくわからなかった。味オンチにて、今日は失礼。
世界に羽ばたけ愛媛のみかん。
今日も昨日と同様。
§1 土佐
§2 伊予
§1 土佐
昨夜泊まった中村駅とは鉄道で言うと"土佐くろしお鉄道"に位置し
大体1時間に1本くらいのペース。
(戻ってくることを考慮すると終電は18時代)
まずは土佐入野駅の"砂浜美術館"なる場所を見物したく土佐入野駅へ。
到着して気がついたが、ここは東京で言うところの"1番ホーム"しかない。
単線、とも言う。(塀がないためプラットホームから民家に突入することも可能だ。)
…駅を出た瞬間、何もない。
顔つきのけばけばしい高校生がここで下車しているにもかかわらず、
店舗と呼べるようなものが存在せず、それもあってか非常な閑静。
スーツケースを引く車輪の音だけが無機質にごろごろと音を立てる。
静かなので、風にゆれる田畑と自分の足音、車輪音だけが響く。
ほのかに海の香りがする。
砂浜美術館と名づけられているものの、ここはただの砂浜で、
この呼称はグレー化した風景に色をつけようという意図に基づいた脚色なのだ。
…ここで5/1~5/5 行われているのがTシャツアート展。
潮風になびくTシャツと、そこにプリントされた、
僕とは別な脳が生み出した絵。
目にやさしく染み渡り(砂浜という風景は憎たらしくも静かに美しい)、
打ち寄せる波の音は耳や心をそっと撫でる。
つい、朝早くからたそがれる。
ここの海水の味を知りたく、少しだけ人差し指にとって舐める。
昔福島で心ならずも飲んだ水と同じ味がした。懐かしい塩味…
今の俺の故郷って、どこかなぁ…
この展示のパンフレットに"私たちの町"という言い回しがあり、
素朴なくせに力強い、その言葉が胸に残る。
結局、電車の都合で40分ほどしか雰囲気を味わうことができず松山に向かう。
特急で9時30分発なのに15時30分着なのが納得いかない。6時間もかかるのか。
特急列車のためかやはり揺れが強く、
松山に着く頃には酔いのために額に脂汗が浮いていた。
§2 伊予
今日一日歩いた感想としては、
松山の観光地は"たくさんあるようでそんなにない。"
もっと言えば、普通に味わう分に時間がかかる場所がない、とも言える。
交通の便が比較的良く、効率よく回れることの証拠ではあるけれど。
"千と千尋の神隠し"に出てきた銭湯はここの道後温泉がルーツといわれている。
おそらくこの界隈で最も話題性のある観光地がこの道後温泉。
あの映画に出てきたような湯にいろいろな金属イオンが含まれている感じ。
ちょっと深めの湯に半身浴気味で入るのが良い。
温泉に入った後にコーヒー牛乳を飲み、みかんソフトクリームを食べてまったり。
商店街ではみかん酢?あたりに人だかりができていた。
みんな、少しでも美味しい酢が飲みたいのだろう。
そうそう、書こうと思っていたことがひとつある。
道後温泉までバスで行ったのだが、ここのバス運転手の女性の対応が非常に良くて
感動したのだった。公共機関のアナウンスは大抵聴き取り辛いものなのだが
実にはっきりした発音、これなら爺さんも婆さんも俺も安心だ。
それと同様のきびきびした対応。
社会人になると、こういうことに結構感動するものだ。
夕飯は一部の間で人気のあったJR松山駅のじゃこ天うどんを食した。
…まあそこそこ旨かったのだが、関西仕様薄口の旨さなのか
じゃこ天のうまさなのかがよくわからなかった。味オンチにて、今日は失礼。