満洲館
満洲国政府、関東局、満鉄の共同出品で東洋の天地に隆々と伸びゆく満洲国と
そこに雄大な事業をもつ満鉄とを豊富な資料を独特の装置で表現せんとしている、
ここに盛られた貴重な資料は日本と満洲国との関係に、
或は満洲大観に、政治に、軍政に、交通に、移民に満鉄の事業に
その他満洲国に対するわれ等の認識を養うに適切無二なるものである
交通館
館をわけて「鉄道」「航空」「逓信」の三つにしてある、全会場を通じ一番大きいのがここだ、
まず逓信室には逓信省電気試験場が自慢の一部には
「音のしない煽風機」とか「電気浄油機」新議会ではじめて使った
周波数逓減装置のベルなどがあって、いずれも技術官が出張して実験する、
航空室は逓信省航空局、飛行協会、日本航空輸送会社
その他の航空に関する各種製造会社の出品と
陸海軍からの資料で「航空日本」の知識をつめこむ、
廊下をトンネルにしつらえた門を入った鉄道館はまた大物出品でぎっしり一杯である