皆様、お久しぶりです・・・モトラッド京葉の三宅です
気が付いたら、もう3月末ではないですか~やっと暖かくなってきましたね!花粉もいっぱい飛んでいますが
今週初めに、BMWJAPAN主催の『NEW F650GS セールストレーニング』に参加してまいりました。4月19日、20日にデビューフェアを迎える前に、我々BMW Motorrad セールス向けの試乗会と講習会を行い、購入検討されている皆様にきちんとした知識を持ってご説明が出来るように勉強してきました!
さらに、当日は F650GS のみならず NEW R1200GS と NEW R1200GS Adventure も用意されており、自由に乗り比べることが出来ました。
そういえば、R1200GS Adventure にはしっかり乗ったことが無かったのでした・・・
この機会にインプレッションをつかみますよ。
試乗ルートは、一般公道 → 舗装林道 → 本格林道 と、これまた嬉しいんだか嬉しくな いんだかのルートが用意されていました
では、まず【F650GS のファーストインプレッション】を。
F800S のエンジンで馴染みのある、ブロロロロローッという小気味良いエンジン音とともに加速。クラッチを繋ぐ時も特に気を使わずとも軽い車体を引っ張る感じ。
コーナーを2速ホールドで数回クリアするとハンドリングの素直さと相まって心地よい乗り味。60km/hほどでゆっくり走るのであれば、2速もあれば十分ですが、3速に入れて回転数が3,000回転以下になってもアクセルを開けるとしっかり加速するので特に問題は無い。思ったよりあらゆる回転数できちんとエンジンの制御が出来ていると感じました。
徐々に結構なハイペースでコーナーをクリアするが、バンクさせるのも軽く思ったとおりのライン取りが出来るので、エンジンの快適さと相まって車で例えると1,600ccくらいの軽量スポーツカーに乗っているかのような俊敏さと楽しさを感じることが出来た。
どんな乗り方をしても許容範囲が広いので、ベテランからビギナーまでが楽しめるマシンだと思います。その後、林道に入るが(※試乗車はノーマルタイヤです)インストラクターの指示により悪路はスタンディングポジションで走るようにとのこと。前日までの雨により路面は全域濡れている状況。
濡れ落ち葉や折れた枝などが点在し、見方によってはハードなセクションとなる。
フロントフォークの腰のある柔らかさは、路面の凸凹を吸収しつつ轍にハンドルを取られることも無く淡々と先に進む。スタンディングに慣れてくると意図的にアクセルを開けてリヤタイヤを滑らせるが、ずるずると滑り始めるのも唐突に来るのではなく分かりやすい性格なので怖くなかった。
急な坂道を登ることになり、スピードが落ちてどんどん回転数が下がっていくが、エンストしそうになることは無くアクセルを開け始めるとポロロロロローとしっかり加速していく。車体も軽く足つきも良いので、悪路を走っても、今日乗った中では一番扱いやすく不安感も少なかった。
いやはや、NEW F650GSは、私の想像以上に良く出来たマシンでした。
誰が乗っても楽しめる!自信を持って皆様にお勧めできるマシンであることには間違いありません。
NEW F650GS のご予約・お問い合わせは モトラッド京葉 にてお待ちしております
Motorrad Keiyo
セールスマネージャー 三宅真樹
【おまけ】
【R1200GS Adventure インプレッション】
復路をR1200GS-Adventureで行く。エンデューロESAは凸の低いほうを選択。足つきは悪い。
R1200GSと比較してもシッティングポジションが高く、コーナーでは高い座位置からバンクさせるのに始めは馴染めず、なかなかペースが上がらず。少し走ってコツを掴んでからは何とか軽快に走らせることが出来始めたので、前に走っている F650GS に追いつくことが出来、ペースについていくことが出来た。
慣れてしまえば、この巨体に違わずコーナーもハイペースでクリアすることが出来る。R1200GSと比較するとサスペンションがやわらかいのでちょっとした路面の凸凹や木の枝などの異物を乗り越えてもほとんどショックが伝わらず快適な乗り心地を味わえる。
心配していた林道に差し掛かり、スタンディングポジションで走り始めるが最初は轍にフロントタイヤを取られる感じがして怖かったが、ある程度スピードを出して勢いで走ればうまくフロントが凸凹を吸収してくれるので安定感が増した。まっすぐな道のところで意図的にアクセルを吹かしリアが滑るかどうか試したが、やはりASCが効き始め、三角形のジェネラル警告灯がパパッと点滅しASCが作動していることを伝える。ASCが作動している間はアクセルを開いても回転が上がらずパワーダウンした感覚があった。
写真のように、走行後は泥だらけになったが、R1200GSやR1200GS-Adventureの特にエンデューロESAとASC装着車は舗装路面(ドライ)では出番が無いであろうと推測しますが、やはりESAやASCは悪路を走ってこそ威力を発揮します。
ASCが有れば、アドベンチャーと言えども林道を走れるような気持ち、行ってみようという気持ちになれます。
直線のフラットダートなどはASCの効果を発揮すればμの低い砂地も含めて相当なペースで走ることが出来ると思いました。