スタッフ中村が試乗しました! - R18 Roctane編

2023年11月19日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!

 

 

 

いよいよコイツに乗る機会が巡ってきました。

 

 

 

そうです、今年9月に出てきたばかりのR18 Roctane

 

いやねぇ…、言わせてもらうと「R18シリーズはデカいわ…」というのが中村の本音でして、今までなるべく触らないようにしていた敬遠していたのです。

~ですが、折角最新の試乗車が用意されているわけですし、良い機会なのでいっそ乗ってしまえと思った次第。

 

 

 

ワタクシ中村、今まで乗った事のあるバイクの中で最も重たい車両がハーレーダビッドソンの名車・スポーツスター(XL883R)でして、その重量は確か260kgほどだったと記憶しています。
しかし、今回乗るRoctaneに至っては、その車重たるや374kg(日本国内での書類上は382kg)

「そもそも空冷スポーツスターなんて重くないだろ」って?
中村はァ体格も運動神経も恵まれてないのよッ(163cm・47kg・体育等は常に学年のドベ)!

 

まぁそんな人間からしたら、「あのスポーツスターの1.5倍近い車重ゥ!?」となるわけで、その数値を聞いただけで委縮するのです。

 

 

でも、でもねぇ…。

何かの縁でBMW Motorradのセールスを務めるわけですし、一応そこは乗っとかないと、ね…。

あとほら、中村みたいな華奢な人間が実際に乗り回せば、全国の「でっかいバイクが好きだけど乗れなさそうぅ…」と悩めるバイク女子やバイク少年たちの希望の星になると思いますの。そうですの。

 

 

 

結論から述べると、このバイク、…中村でも乗れるッ!!

 

はっきり言って最初は戦々恐々だったので、

・モトラッド京葉を出発

・妙典橋を越えて国道298号へ行き、そのまま国道357号(東京方面)へ

~という、まぁ割とゆったりした大通りを経由して、少しずつ慣れていこうと思ったのですが…。

 

 

 

HAHAHA,Rock'n'Roll!!
~と、数分も乗ってしまえばエンジンの挙動を楽しみだす始末。

 

R18シリーズといえば、やはりこのわざわざ新造した”空油冷OHV2気筒1,801cc”というエンジンが一番の特徴なわけでして、これがまた楽しいのなんの。

 

 

 

Roctane(というかR18シリーズ)のような空冷OHVという古めかしい構造であっても、そこはイマドキのバイク。
エンジンの特性をRAIN・ROLL・ROCKの3段階で制御する事が可能。

 

以下、それぞれのモードに対する個人的な感想をば。

 

 

【RAIN】

文字通り雨の日向けの穏やかな挙動。
グイッと捻ってもドカンとパワーが出ず、振動も抑えめですごーく紳士的な状態。

 

 

【ROLL】

RAINより明確にパワーは出ていて、それでいて挙動も従順。
R18シリーズのキャラを味わえつつも無理を強いることのない柔軟な状態。

 

 

【ROCK】

KISS
「それはハードロックだろう」って?そうですとも。


ゴリッゴリの力任せな感じで400kg弱の鉄塊を強引に走らせる、正にRock'n'Rollな挙動。

スロットルを捻った時、ジーン・シモンズ(赤いものを出しながら)こっち向いて笑っているような気配がしましてね…、ええ…。

 

 

~そんなこんな、誰が乗っても判るほど明確な3つのモードが用意してあり、路面の状況やライダーの好みに応じて上手~くキャラクターを変えてくれます。

ちなみにおススメはROCK。
ワイルドな加速感や、信号待ちの時とかにフロント全体がガタガタ震えるのは見もの。

 

 

 

シートは肉厚で座り心地が良く、またシート高も抑えている為足着き性も◎。

で、この通り段差が付いていて、ROCKモードでブイブイ言わせてもライダーの腰をしっかりホールドしてくれるので、加速に負けて身体が持って行かれる心配もナシ!

 

強いて言えば、中村のようなCHINCHIKURINだと太ももの裏がシートの縁にグリグリ当たるので、停車時はやや前の方に座るなどした方が良いかも。

 

 

 

にしても、にしてもですよ。

 

 

 

 

こう、上手く言えないんですけど、全体的に”ワル”な感じがたまらんッ…!
殆どブラックアウトされたメッキパーツだとか、薄暗がりだとマットブラックにも見えるボディカラーだとか…。

トータルのバランスを上手に考えてるんでしょうか、ワルとかダークとかって単語がバシッとハマる見た目をしているくせに、極悪・凶悪な印象は与えないというか。

 

 

そして、見た目のワイルドさに反して曲がる時の挙動も中々素直なものですから、重さにさえ慣れてしまえば

・スタイル良し
・エンジンのフィーリング良し
・操作性も良し

~と三拍子揃うという、BMWらしい抜かりの無い造り込みは正直見事。

 

別に「BMW Motorradの販売員だからべた褒めする」とかそういうつもりは無いんですけどねぇ、やっぱり良く出来てるよ…。

誤解の無いよう言っておくと、聞いたことのないメーカーの競技用車両サイドカー付き前提のトライク(?)時代の奔流に飲まれた栄光の単気筒、果てはイロモノだろうが二輪車は基本大好きです。

 

 

 

 

 

そんなR18 Roctane、2023年11月現在モトラッド京葉には1台のみ在庫があるほか、上述の試乗車が絶賛稼働中。

「見てみたい!」
「触れてみたいッ!」
「乗ってみたいッ!!」

という方は、是非当店にお問い合わせ下さい!

 

モトラッド京葉
TEL:047-396-8412

 

以上、中村でした!


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