ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【ゴミ焼き実験】難波先生より

2018-01-22 14:59:02 | 難波紘二先生
【ゴミ焼き実験】1/20(土)は久しぶりに実験した。雨の日に新聞がくるまれて来るポリ袋を、紙のゴミ入れとして使用している。煙草のフィルターは燃えないので、焼くつもりはない。これも別のポリ袋にまとめて溜めている。

そこで仕事場の南西の位置にあるゴミ焼き場(元はバーベキュー場所として息子が石組みしてくれたもの)で、下げ手付き紙袋(これは本屋で本を買う時に、わざわざこれをもらう)に入れた紙のゴミとポリ袋に入れた「タバコの空き箱」を焼いてみた。
 タバコの箱は内側にアルミの包装紙があるので、事前に鋏で紙箱を切り、アルミ紙は別に折りたたんでペットボトルに溜めてある。

 昼過ぎの陽光の下、普通の紙ゴミだけを燃やした時は、風が少しあり、炎が周囲の枯葉に飛んで行きそうで緊張した。

 夕方再開した時には無風だったので、その恐れはなく、タバコの空き箱入りのポリ袋が、袋ごと全部燃えたので安心した。
 今日燃やしたのは「ウィンストン」の空き箱だった。今溜めているのは「アメリカン・スピリット」(タール1mg, ニコチン0.1mg)の空き箱だ。
 マルボロー社の電子タバコ「iQOS」の喫煙装置とタバコそのものの箱もあるのだが、「アメスピ」を愛飲しているうちに、装置の使い方を忘れた。

 タバコの消費量(本数)が落ち込み、財務省が困ってタバコ税の値上げを検討している、という。
 これは財務省か経産省の関係者にお教え願いたいのだが、「タバコ税」はタバコの本数に対してかかるのか、それともタバコの実重量かタール量に対してかかるのだろうか? 新聞報道では「本数」に対してかかるとしか思えない。
同じタバコでもタール含量が高いほど健康に悪いことは明瞭だろう。そこを税制に反映できないものだろうか?

 実験を終え、一服している間に「タバコ税の基準」についてふと疑問に思った。もし「本数に課税」するのであれば、「アメスピ」のように1本が1.1グラムもあり、堅くて押さえても潰れないようなタバコがお買い得になる。(アメスピは「日本製」と表示にあるが、商号は米国産だろう、と思う。インディアンが長いタバコを吸っているデザイン商標がその証拠だ。)

 私はニコチン中毒だから、どの会合でも会議の前に1本吸っておく。先日のペンクラブ運営委員会の前に、そごう百貨店とホテルの間にある屋外喫煙所によったら、先客の4人が若い女性なのにびっくりした。こんな経験は初めてだ。
 会合でも1時間に1回は、トイレに行くふりをして喫煙所に行く。一流ホテルの喫煙所では相客があると、吸いさしを灰袋に戻すのは、みっともない。
 その時は他業種の人と一緒に、その場の会話に合わせてビットコインの話をした。さすがにオランダの「チューリップ・バブル」や英国の「南海会社バブル」の話を知っている人がいた。

(ビットコインについてはムックを1冊読んだが、取りよせた2冊の本はこれから読む。「お金2.0」という本は息子が薦めてくれたものだ。世界貨幣(ドル)が金に裏打ちされた兌換制を失ったのは、50年くらい前のことだが、中央銀行による保証のない「私的通貨」がどうして成り立つのか?その価値論的な位置づけがいまいち、私にはわからない。)

 ゴミ焼きを終えてハタと気づいたのだが、「アメスピ」ならタバコ本体の1/3を吸うだけで約1時間もつ、という事実だった。(1本46円だから、缶コーヒーより安いので、眠気さましと思えばちっとも惜しくない。)

 これは上記のように、タバコ本体に超過密にきざみ煙草が詰められているせいだと得心がいった。つまり1/3吸えばニコチンの必要濃度は達せられるのに、習慣的に火をつけたタバコを最後まで吸っているだけだ、と思う。

 もっとも「人生はコントロールのない実験」なので、私自身はタバコを止める気はない。肺がんになってもよいと考えている。ただし吸い方には工夫があり、肺に吸い込まず上咽頭と気管上部まで吸引し、口腔・咽頭・上部気管の粘膜からニコチンを吸収するようにしている。いわゆる「パフィング」だ。


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