ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【韓国の景気沈滞】難波先生より

2012-10-31 22:44:12 | 難波紘二先生
【韓国の景気沈滞】10/29の「中央日報」の「韓国景気沈滞にみる中国の影」というコラムから:
< 1.6%。7-9月期の前年同期比の成長率だ。危機というしかない。 第2次オイルショック(1980年)、通貨危機(1998年)、世界金融危機(2008)に続き、また四半期の成長率が2%以下に落ちたからだ。 設備投資の減少が沈滞の大きな要因だ。 成長基盤が揺れているということだ。 まさにこうした沈滞の中に中国の影が見える。>
  http://japanese.joins.com/article/152/162152.html?servcode=100§code=120


 これが典型的な「朝鮮式」論法である。今年の春には、「国債の格付けが日本より上になった!、1人あたりGDPが世界内位になった!」と有頂天に騒いでいたのに、半年後には「危機だ!」といいつのる。しかもそれを、日本でなければ中国のせいにする。


 朝鮮の新聞は、福沢諭吉の発案で、横浜でハングル活字を鋳造し、「漢字ハングル混合文」のものをソウルで発刊したのが始まりだが、120年前と変わらず、右顧左眄していて、定見というものがない。「勝って奢らず、負けてひるまず」という精神が国民には必要なのだ。それと大局的な視点も。


 過去20年間、対中貿易は韓国の経済成長を支えてきた。無限成長はありえない。「その日」を予測して、備えておくのがまともな国家のあり方だろう。
その中国は「改革開放」路線がもたらした経済格差と、中国共産党の「永続支配」をめぐる権力闘争で、いつ大破綻が起こるかもしれない状況にある。14億の国民を擁する中国は、「巨大なる複雑系」である。何がきっかけでカタストロフィーが起こるかわからない。
 第一次世界大戦は、サラエボでの一発の銃声がきっかけとなったのである。


 中国が崩壊したら、北朝鮮は半年と持たない。中国と北朝鮮が崩壊したら、韓国はぜんぜん持たない。すこしは世界というものを見ろ。「独島」なんかに固執している場合か!
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