【HbA1c=5.5%!】今日は2ヶ月ぶりで、病院の内分泌内科に受診しました。もう糖尿病の薬はぜんぜん飲んでいません。「糖質制限食」が唯一の治療法です。
糖尿病のコントロールに自信がついたので、晩酌に「宝焼酎甲類 25度」を毎晩飲んでいます。「休肝日」なしです。これも「実験」なので、肝機能の障害が起こり、血糖値が上がればやめるつもりです。
しかし、私の理論的予測によれば、エチルアルコールは7Kcal/gのカロリーがありますが、グルコースにならず、分解後はTCAサイクルに入るので、血糖値上昇やそれに伴う糖化ヘモグロビンの産生をもたらさないはずです。さて、受診結果はどうでしょう。
起床が午前7時半で、しばらく仕事場でパソコンと向きあった。受診は10:30の予約なので、10時に家を出ればよいのだが、空腹で採血まで持ちそうにない。仕方がないので、家内に目玉焼きを作ってもらい、それだけを食べた。糖質が少量あるが、ほとんどはタンパク質と脂質である。
眼底は8月に知人の眼科医に診てもらったら、「異常なし」だった。今日の検査結果は、血糖値(食後0.5時間)=135mg/dl、HbA1c=5.5(旧単位, 新単位: 5.9)%だった。尿、肝機能、血圧は異常なし。ただ体重が45.4Kgとかなり減ってきた。
5.5%という値は昨年11月に出した記録以来である。主治医も驚く改善ぶりである。目玉焼き1個を食っただけで、何で血糖値が上昇するのかわからない。考えられるのは、卵にはタンパク質とほぼ同量の脂質が含まれており、脂肪を脂肪酸に分解し、さらに脂肪酸を分解する過程で、グルコースが必要であり、このため肝臓などの貯蔵グリコーゲンが分解・放出され、一過性に血糖値が上昇するのかもしれない。
この解釈でよろしいか、食品化学のYさんご意見をお聞かせ下さいませんか。
さてHbA1cの正常変動幅は4~5.9%(旧基準)であるから、5.5%であれば平均値に近づいたことを意味する。0.4を足した新基準でも5.9%だから、国際糖尿病学会基準の「達成目標6.5未満」を0.3ポイント下まわっている。
空腹時血糖は、同じ糖質制限食を続けていた4月のものが104mg/dlだから、恐らくそれとあまり変わらないはずである。その傍証は足の親指の爪水虫が悪化しないことである。これは私の「健康バロメーター」として、飼ってある。次回は5.0を目指す予定だ。
【結論】1年にわたる「糖質制限食」実験の結果、1)わが家から電気釜が姿を消した、2)糖尿病は「糖質制限食」により「治せる」ことがわかった。但し、食事を用意する奥さんの理解と協力が不可欠である。
たくさん「糖質制限食」を薦める本が出ているが、買って読む必要はない。いずれも理論的根拠が不十分である。
要はカロリーを米、パン、めん類、菓子類から採るのをやめて、タンパク質、脂質から採れば、自然に「糖質制限食」になる。後は、そういう食習慣を維持すればよいのである。
糖質のない酒(ウィスキー、甲類の焼酎)なら、毎晩飲んでも検査値に影響を与えない。タバコ1日20本は検査値に関係がない。財布には関係がある。(いま1本22円する。)
【今後の実験】二つを考えている。
1)食後のグルコース・ピークをなくして、膵臓のβ細胞への負荷を軽減してきたので、β細胞の再生が起こっている可能性がある。
次回はインシュリンとその前駆体であるプロインシュリンの分泌具合を検査したい。
実際にはプロインシュリン自体の測定は難しいので、それが分解されてインシュリンになるときの、残りカスである「Cペプチド」を測定することになる。つまりランゲルハンス島の「自己再生機能」を測定することになる。
これらが増加していれば、理論的には「Ⅱ糖尿病の治癒」が起こったことになる。
2)体重を増やす実験。これは糖質摂取量を増やせば、β細胞に負荷をかけることになり、体脂肪の増加につながるのは目に見えている。
そこで筋肉を増量する実験をしたい。
これは少し、基礎理論を勉強しないといけないが、さし当たり左腕だけの筋肉を強化し、明らかに右腕よりも太く、牽引力も強い、という状態を人工的に作りだしてみたい。
これは事前の筋力と腕の周囲を計測しておき、バーベルでストレッチや持ち上げを繰り返せばよいので、結果の解析が用意である。
そういうわけで、次回は1ヶ月後に検査受診することにした。
糖尿病のコントロールに自信がついたので、晩酌に「宝焼酎甲類 25度」を毎晩飲んでいます。「休肝日」なしです。これも「実験」なので、肝機能の障害が起こり、血糖値が上がればやめるつもりです。
しかし、私の理論的予測によれば、エチルアルコールは7Kcal/gのカロリーがありますが、グルコースにならず、分解後はTCAサイクルに入るので、血糖値上昇やそれに伴う糖化ヘモグロビンの産生をもたらさないはずです。さて、受診結果はどうでしょう。
起床が午前7時半で、しばらく仕事場でパソコンと向きあった。受診は10:30の予約なので、10時に家を出ればよいのだが、空腹で採血まで持ちそうにない。仕方がないので、家内に目玉焼きを作ってもらい、それだけを食べた。糖質が少量あるが、ほとんどはタンパク質と脂質である。
眼底は8月に知人の眼科医に診てもらったら、「異常なし」だった。今日の検査結果は、血糖値(食後0.5時間)=135mg/dl、HbA1c=5.5(旧単位, 新単位: 5.9)%だった。尿、肝機能、血圧は異常なし。ただ体重が45.4Kgとかなり減ってきた。
5.5%という値は昨年11月に出した記録以来である。主治医も驚く改善ぶりである。目玉焼き1個を食っただけで、何で血糖値が上昇するのかわからない。考えられるのは、卵にはタンパク質とほぼ同量の脂質が含まれており、脂肪を脂肪酸に分解し、さらに脂肪酸を分解する過程で、グルコースが必要であり、このため肝臓などの貯蔵グリコーゲンが分解・放出され、一過性に血糖値が上昇するのかもしれない。
この解釈でよろしいか、食品化学のYさんご意見をお聞かせ下さいませんか。
さてHbA1cの正常変動幅は4~5.9%(旧基準)であるから、5.5%であれば平均値に近づいたことを意味する。0.4を足した新基準でも5.9%だから、国際糖尿病学会基準の「達成目標6.5未満」を0.3ポイント下まわっている。
空腹時血糖は、同じ糖質制限食を続けていた4月のものが104mg/dlだから、恐らくそれとあまり変わらないはずである。その傍証は足の親指の爪水虫が悪化しないことである。これは私の「健康バロメーター」として、飼ってある。次回は5.0を目指す予定だ。
【結論】1年にわたる「糖質制限食」実験の結果、1)わが家から電気釜が姿を消した、2)糖尿病は「糖質制限食」により「治せる」ことがわかった。但し、食事を用意する奥さんの理解と協力が不可欠である。
たくさん「糖質制限食」を薦める本が出ているが、買って読む必要はない。いずれも理論的根拠が不十分である。
要はカロリーを米、パン、めん類、菓子類から採るのをやめて、タンパク質、脂質から採れば、自然に「糖質制限食」になる。後は、そういう食習慣を維持すればよいのである。
糖質のない酒(ウィスキー、甲類の焼酎)なら、毎晩飲んでも検査値に影響を与えない。タバコ1日20本は検査値に関係がない。財布には関係がある。(いま1本22円する。)
【今後の実験】二つを考えている。
1)食後のグルコース・ピークをなくして、膵臓のβ細胞への負荷を軽減してきたので、β細胞の再生が起こっている可能性がある。
次回はインシュリンとその前駆体であるプロインシュリンの分泌具合を検査したい。
実際にはプロインシュリン自体の測定は難しいので、それが分解されてインシュリンになるときの、残りカスである「Cペプチド」を測定することになる。つまりランゲルハンス島の「自己再生機能」を測定することになる。
これらが増加していれば、理論的には「Ⅱ糖尿病の治癒」が起こったことになる。
2)体重を増やす実験。これは糖質摂取量を増やせば、β細胞に負荷をかけることになり、体脂肪の増加につながるのは目に見えている。
そこで筋肉を増量する実験をしたい。
これは少し、基礎理論を勉強しないといけないが、さし当たり左腕だけの筋肉を強化し、明らかに右腕よりも太く、牽引力も強い、という状態を人工的に作りだしてみたい。
これは事前の筋力と腕の周囲を計測しておき、バーベルでストレッチや持ち上げを繰り返せばよいので、結果の解析が用意である。
そういうわけで、次回は1ヶ月後に検査受診することにした。
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