【書評】エフロブの「買いたい新書」書評に、百田尚樹「永遠のゼロ」を取りあげました。映画「風立ちぬ」といい、復古調ですが、久しぶりに読む楽しさを味わった1冊です。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1376610798
日曜日の「産経」読書欄で早稲田の石原千秋教授が文芸雑誌とその筆者に対して、手厳しい時評を加えていますが、同感です。私が小説類(特に現代の)を読まないのは、たんに時間の無駄だからです。
マイクル・クライトンの「ジュラシック・パーク」を読めば、スリルとサスペンスはもちろん、「琥珀のなかに封じ込められた恐竜の血を吸った蚊から、恐竜のDNAが採取できる。それをPCR法で増幅し、現存するトカゲの卵に移入すれば恐竜が復元できる」というアイデア(原理的には正しい)や、分子遺伝学者が「爬虫類には処女生殖するものがある」ということを知らなかったために、メスしか作らなかったはずなのに「恐竜公園」でどんどん恐竜が増えてしまい、恐竜が脱走してパニックが起きる、というプロットの巧みさと新知見に感激しました。こういう作家が日本にはいない。
http://www.frob.co.jp/kaitaishinsho/book_review.php?id=1376610798
日曜日の「産経」読書欄で早稲田の石原千秋教授が文芸雑誌とその筆者に対して、手厳しい時評を加えていますが、同感です。私が小説類(特に現代の)を読まないのは、たんに時間の無駄だからです。
マイクル・クライトンの「ジュラシック・パーク」を読めば、スリルとサスペンスはもちろん、「琥珀のなかに封じ込められた恐竜の血を吸った蚊から、恐竜のDNAが採取できる。それをPCR法で増幅し、現存するトカゲの卵に移入すれば恐竜が復元できる」というアイデア(原理的には正しい)や、分子遺伝学者が「爬虫類には処女生殖するものがある」ということを知らなかったために、メスしか作らなかったはずなのに「恐竜公園」でどんどん恐竜が増えてしまい、恐竜が脱走してパニックが起きる、というプロットの巧みさと新知見に感激しました。こういう作家が日本にはいない。
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