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ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【おふせ】難波先生より

2018-01-22 14:29:29 | 難波紘二先生
【おふせ】年末にいろいろお歳暮(お布施)を頂いた。遅ればせながら、厚くお礼申し上げます。
 中に「マスカン・ハム」の創業者Mさんからクール宅急便の「イノシシ肉の薄切り」が届き、驚いた。元広島ペンクラブ会長で、元日本猟友会の会長だ。95歳を超えておられるが、狩猟で山を駆け巡った身体で、知的にも衰えがまったくない。
 Mさんは広島市福島町の出身で、ここは未解放の町として知られていた。そのことは昔から知っていた。市電の路線がこの地区を迂回して走っていたからだ。
「私はです」と自ら言われるので「もうその言葉は古いです。いまは<路地>というようですよ」と答えた。

 私は言葉狩りには反対で、実態を変えることが先決だと主張してきた。「」という言葉は、普通名詞としては公的な自治体の下部組織で、「の常会」というのが今でもある。かつての私の村には「1区、2区…」というがあり、これが都市の町内会のような機能を果たしていた。これとは別に「講中」という冠婚葬祭に特化した組織があった。このに被差別民はいなかった。
 だから私は「」とか「民」という用語に拒否感がある。

「集落」という用語は英語の「コロニー」の訳語だ。植民地という意味もある。だからこれにも違和感がある。「」という普通名詞は自然集落に近いが、その境界は人為的なもので、「細菌のコロニー」のように完全に自然的なものではない。「限界集落」という言葉も「上から目線」だと思う。


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