もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

駅からハイキングに行って来た

2017年06月17日 14時54分52秒 | 日記
 青い空に白い雲、爽やかな風、見上げているだけで心が安らぐ。梅雨に入ったと言うのに、最高の天気。

 今日は、JR主催の駅からハイキング【のどかな荒川堤とアジサイまつり満喫ハイキング】に行って来た。



 いつものように、自転車で東川口駅へ行く。武蔵野線で武蔵浦和駅まで行き、埼京線に乗り換えて指扇駅まで行った。土曜日なので、車内は混雑もなく座ることができた。

 指扇駅で地図を貰い、午前9時過ぎにスタートする。参加者が意外と多く、行列状態だ。住宅街を歩くと面白い郵便受けを見つけた。妻の好きな猫を象ったデザインになっている。

 住宅街を抜けて、荒川土手に出る。日差しはきついが風が爽やかだ。川からかなり離れているのか、荒川が見えない。土手下の草地に動くものを発見。カメラを向けるとヒバリだ。盛んに何かを啄んでいるが、枯れ草が邪魔をして上手く撮れない。

 野球場では試合をやっている。最初の見学場所である「成勝園」に入る。成勝園は2016年にオープンした盆栽園だそうだが、「馬と芸術の森~桃月園」の中にある。入口には売店が出ていて、かき氷を食べている人たちがいた。パンやクッキーを売る店もあった。

 桃月園には馬がいた。コーヒーを出す休憩場所があり、サイクリングしている人たちが休んでいた。柵の中で、二頭の子馬?がじゃれ合っていた。成勝園の盆栽は数は少ないが、見ごたえのあるものばかりだった。



 園を出て先に行くと、右側が西遊馬公園だ。道路わきは湿地になっている。沼があり、釣り人の姿があった。野鳥がいないかと見ながら歩いたが、鳥影は全くなし。土手の上はサイクリング道路になっている。

 土手を下りて、田圃を眺めながら歩く。日陰がなく、汗が出てきた。大きくなってきた稲の間にカルガモとアオサギがいた。

 二番目の見学場所である「高城寺(こうじょうじ)」に着く。お寺の反対側が間宮東小学校だ。墓地の入り口に真っ白な遊馬観音が立っていた。境内に休憩所があったので、コーヒータイムにする。日陰に入るとひんやりとする。

 高城寺は中世創建の古刹で、江戸時代には寺子屋も開かれ、現在の間宮東小学校へと継がれているそうだ。

 お寺を後にして、少し行ったら三番目の見学場所である「西遊馬氷川神社」に着いた。

 境内では、氏子さんたちによるお汁粉のサービスがあった。コーヒーを飲んだばかりだったが、甘いお汁粉も美味しかった。本殿脇の木にシジュウカラが飛んで来た。カメラを向けたが、直ぐに飛び去られてしまった。

 次に行ったのが「永田家長屋門」だ。これまで見た長屋門と比べると、格式がかなり高そうだ。入口には歴史ガイドのボランティアの人がいた。

 門に入ると、天井に駕籠が吊るされている。それも一つではなく、二つ。門の中の部屋は、昔、門番が生活していたそうだ。

 ガイドの人の話では、長屋門は桁行き21.1m、梁間4.75m、棟高6.18m、面積100.51㎡の建築規模を誇る武家造りになっていると言う。

 江戸時代、関東郡代伊奈氏によって黒川の河川改修や新田開発が行われた時の土屋陣屋跡と言われているそうだ。簓子塀(ささらこべい)や構え堀が設けられ、市内では最大級の長屋門だと説明してくれた。

 門から先は出入り禁止になっていたが、竹藪が見える。塀に沿って歩いてみたが、屋敷森が素晴らしい。しかし、ここでも鳥影はなかった。



 長屋門を後にして行くと、電線にツバメが止まっていた。雛が親の運んでくる餌を待っているようだ。

 大きな道路に出ると、錦せんべい本舗という店があった。ハイキング参加者は5%引きと書いた紙が貼ってある。歯が悪いので、煎餅は食べられないので素通りすることにした。

 側道に入ると、「土屋氷川神社」があった。小さな神社だが、境内に神輿が置いてあった。お祭りがあるらしい。

 町中を歩き、「荒沢不動尊」に着いた。不動尊は小高い丘の上のお堂に祭られていた。石段を上がり、お堂の中を覗いたが、暗くてはっきり見えない。ここにもガイドの人がいた。

 荒沢不動尊は、”盗難よけ”に霊験あらたかな「お不動様」だそうだ。一般的な不動明王像は炎を背負う怖い顔をしているが、元禄13年(1700年)銘のこの石像は「滝に打たれるコケティッシュな顔」に特徴があり、クリっとした目、胴長な体など微笑ましいお姿をしていると説明された。

 次に向かったのが、指扇氷川神社だ。鳥居前の道路わきに、白いアジサイが咲いていた。

 境内に入ると、林の下に色様々なアジサイが咲いていた。カメラを向けている人もいたが、期待したほどのことはなかった。アジサイ祭りというから、もっとたくさんのアジサイを期待していたのだが…。

 木陰にベンチがあったので、アジサイを眺めながらお昼にした。サンドイッチを食べたが、あまりお腹が空いていなかった。

 食後、本殿に行って参拝する。この神社は新編武蔵風土記稿に「村の鎮守なり、末社第六天社、稲荷天神合社。別當神宮寺。天台宗別所村福正寺末、霊験山と號す、本尊十一面観音を安ず」とある古い神社だそうだ。

 本殿の正面扉や胴羽目には重厚な彫刻が施されているというので見上げたみた。暗くてはっきりしないが、細かな彫刻がされているのは分かる。

 現在の建物は安永九庚子(1780年)から天明六年丙年(1786年)にかけて創立されたとされ、約230年を経過しているそうだ。

 本殿から一段下がった駐車場に屋台が出ていた。その中のテントで甘茶のサービスをやっていた。喉が渇いたところなので、甘茶をいただいた。



 神社から住宅街を行くと、清潔な感じのする通りが目立った。

 最後の見学場所である「小山家酒造」に行くと、実に大きな工場だ。建て替えたのか、清潔な感じがする。今日は休みのようだが、通路の所でお酒の試飲と販売をしていた。日本酒はあまり好きではないが、小さな紙コップに入った日本酒を飲んでみた。口に含んだ瞬間、ふくよかな香りという言葉が浮かんだ。

 ここで作られている酒は世界鷹という名だそうだが、どこかで聞いた気がする。

 工場を後にして、ゴールに向かう。畑の中を行くと、オナガが飛んで来た。カメラを向けたが、木の葉が邪魔をする。たくさんの実をつけたビワの木もあった。



 午後12時半、ゴールの西大宮駅に着く。今日は、ゴールの受け付けはないので直ぐにホームに行く。

 少し待ったが、埼京線、武蔵野線で東川口駅まで戻り、自転車で家に帰る。家に着くと、万歩計は17,295歩、12.7kmになっていた。