もっちゃんのボケ防止日記

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人生における三つの歌

2017年06月03日 14時37分24秒 | 日記
 今日は朝から快晴。爽やかな風も吹き、気持ちがすっきりする。

 昨年から頼まれ委員をしている小学校の運動会があり、朝から出かけた。学校に着くと、早々と保護者が席取りをしている。いつもながらの光景だが、お互いに譲り合って欲しいものだと思う。

 開会式が終わり、競技が始まった。どこの学校でも、始めは徒競走だ。一番に風を切って走る子どももいれば、ビリになっても必死に走る子どももいる。見ていて、つい、「頑張れ~」と応援したくなる。

 足が速くても遅くても、ゴールまで真剣に走る姿は素晴らしいものだ。大人ならば力を抜くところだが、子どもは純真だ。

 顔見知りの人とも出会ったが、1時間ほど応援して帰ることにした。

 今晩は、町会の懇親会だ。アルコールは苦手だが、お付き合いだから仕方ない。大人社会でのお付き合いは、それなりに大事にしようと思っている。

 最近、ふと思い出す歌がある。自分の人生の中で、それなりに存在価値のあった歌だ。

 まずは、渥美清主演のドラマ「泣いてたまるか」の主題歌の三番だ。

 「上を向いたら きりがない 下をを向いたら あとがない さじを投げるは まだまだ早い 五分のたま  しい 泣いて 泣いてたまるかヨ~ 夢がある」

 若い頃、仕事しながら口遊んだ思い出がある。渥美清は亡くなったが、最近、BSで当時のドラマが再放送
されていた。モノクロの映像を見ていたら、若かりし頃の自分の姿が思い出された。

 次に思い出すのが石川啄木の短歌だ。

 「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買いて 妻としたしむ」

 管理職試験受験の頃、自分の不甲斐なさに嫌気がさした頃の思い出の歌だ。石川啄木は中学生の頃から好き
な歌人だったが、彼の人生に共感を覚えた思い出がある。

 三つめは、ドラマ水戸黄門の主題歌「ああ人生に涙あり」の二番だ。

 「人生勇気が必要だ くじけりゃ誰かが先に行く あとから来たのに追い越され 泣くのはいやなら さあ
  歩け」

 自分よりも、後輩の方が優秀のような気がして悩んだこともあった。

 先月、後輩から定年退職を知らせる手紙が数通届いたが、皆、それぞれの人生を生きている。金子みすゞではないが、「みな違って みないい」とつくづく思う今日この頃だ。