もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

梅雨の合間の鳥撮り

2019年06月12日 14時40分13秒 | 日記
 今朝は起きたら曇り空。しかし、朝食後に外に出たら青空が顔を出していた。これなら雨は降りそうにないと思い、出かけることにした。

 そろそろツツドリが来る頃だと思い、秋ヶ瀬に行ってみた。途中、それほどの渋滞もなく、1時間かからずに公園に着いた。

 始めに中の森に入ってみた。散策路を歩いたが鳥影はなし。田圃に出てみたが、ここも鳥影はなし。風もなく、時々青空が出てきてちょうど良い気温だ。

 森に戻ろうとしたら、ガビチョウが顔を出した。久しぶりの出会いだ。じっと動かないでいたら、芋虫を見つけたようだ。藪から、もう1羽が出てきた。ガビチョウは外来種だが、すっかり国内に定着したようだ。



 ツツドリの来る桜並木にも鳥影はなし。ベンチでコーヒータイムにする。時々、鳥の声が聞こえるが姿は見えず。

 鳥影がないので、タマシギのその後の様子を見に行くことにした。

 田圃に着くと、道路わきには何台もの車が止まっていた。都内ナンバーの車も多く、遠くから来ているらしい。CMさんが集まっているということは、雛が孵ったのだろうと急いでポイントに行ってみた。

 田圃の中の道には20人くらいのCMさんが集まっていた。三脚を立てている人が多く、間から田圃を見てみる。双眼鏡で見ても、タマシギの姿はない。稲の植えられた田圃の隣の休耕田が営巣地だ。双眼鏡で見ても巣が見えない。この前は、オスが抱卵しているのが分かったのだが…。

 巣から出て来るのを待つしかない。CMさんと話をすると、朝には出て来たそうだ。雛は4羽いるとのこと。腰痛は大分良くなったが、立っているのはかなりしんどい。

 それでも30分ほど待ったら姿を見せてくれた。稲の間を雛を連れた親鳥が見えた。カメラを向けたが、CMさんが大勢いるので撮りにくい。

 CMさんの後ろからカメラを向けて、4羽の雛を中心にシャッターを切る。しかし、なかなか4羽が揃うことが少ない。稲の苗の間を親鳥が通ると、その後に雛が続いていく。実に可愛らしいものだ。

 雛は大分大きくなっていたが、何となくカルガモの雛に似ている気がする。親鳥は水面に頭を突っ込みながら移動している。餌になるものがいるのか分からないが、周りではカエルの声が響き渡っている。

 稲の間に出てきた時にシャッターを切ったが、かなり遠い。それでも親子に出会えて大満足。メスの姿は何処にもない。健気にオス一人で子育てしていることに感心する。人間界では児童虐待死が続いていると言うのに…。



 やがて、親子は田圃の畝を越えて巣に戻っていった。巣に入ると、どこにいるのか全く分からない。カラスなどに雛が襲われないことを願うばかりだ。

 タマシギに満足して、Pの森に移動する。

 森に入るところでエナガの群れと遭遇。カメラを向けたが、高い木の上を飛び回っている。相変わらず動きが激しく、カメラが追い付かない。

 森の中を歩いてみたが、ここも鳥影はなし。鳴き声も聞こえてこない。先日アライグマと出会った所にも何もいない。

 バーベキュー広場でお昼にする。今日はバーベキューをする人もなく、辺りはしんとしている。雨は降りそうにないが、早めに帰ることにした。

 ツツドリとは出会えなかったが、昨日はサギの雛と出会い、今日はタマシギの雛と出会えて満足満足…。明日は天気がよさそうだが、妻の習い事の送迎がある。