もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

真夏日の中 鳥撮りに

2019年06月16日 15時51分37秒 | 日記
 昨日は一日雨が降っていた。気温も低く、梅雨真っ盛りの天気で出かけることもできず。何をするでもなく、一日が終わってしまった。

 今朝は起きた時には曇っていたが、直ぐに青空が広がった。天気予報では気温が上がると言っていたので、出かけることにした。

 日曜日で都内も空いているだろうと思い、葛西臨海公園まで行ってみた。渋滞箇所がなく、1時間で公園に着いた。家を出るのが少し遅かったせいか、駐車場はかなり混んでいた。

 直ぐに西の渚に行ってみた。渚橋に行くと、風が強く、帽子が飛ばされそうになった。遠くに富士山が見えたが、雲がかかっていた。

 ちょうど干潮時間になっていたので、砂浜は家族連れでいっぱいだ。突堤に行こうかと思ったが、風が強いので諦めた。

 橋を戻って水路伝いを行くと、上空を飛行機が飛んで行くのが見えた。カメラを向けると車輪が降りて、着陸態勢に入っている。羽田空港が近いので、後から後から飛行機が飛んでくる。



 東渚を見ていたら、カワウの大群が一斉に飛び立った。スズガモの群れはいなくなったが、カワウの群れは移動しないようだ。

 上の池の土手からヨシ原を見たが、鳥影はなし。ヨシゴイがいないかと探したが、その姿はなし。オオヨシキリの姿もない。

 ウォッチングセンター前に行くと、今日もCMさんが集まっていた。上の池を見ると、杭に白い鳥影があった。双眼鏡で見たら、クロツラヘラサギだ。

 もういないだろうと思っていたのに出会えたのだ嬉しくなった。昨年は、何度も足を運んでやっと出会えたことを思い出す。

 しかし、相変わらず杭の上で寝ていて動く気配がない。せっかく出会えたのだからと暫く待ってみることにした。

 池の奥の方にオオバンの姿があった。アオサギもいる。杭にはコサギらしき姿もある。池の中を泳いでいるのはカイツブリの幼鳥のようだ。遠くを泳いでいるものがいたので、カメラを向けたらスズガモのメスだ。1羽だけ残ってしまったのだろうか。

 池の上をツバメが飛び交っていたが、カメラを向けても追いつかない。池畔の木にムクドリの幼鳥がいて、頻りに親を呼んでいる。まだ、餌をもらっているらしい。

 暫くすると、クロツラヘラサギに動きが見えた。杭の上で羽繕いしている。カメラを向けると、直ぐにまた寝てしまった。

 木陰に入ってコーヒータイムにした。青い空に入道雲(積乱雲)が出て夏の空だ。気温はかなり上がっているが、風があるので暑さは感じない。

 クロツラヘラサギはちょっと起きては羽繕いをし、直ぐまた寝るの繰り返し。飛び立つ瞬間を撮りたいと思ったが、こちらの思い通りには動いてくれない。当たり前のことだが、じっと待つしかない。



 お腹が空いたので、センター二階に上がってお昼にする。下の池を見ると、ムクドリの群れが降りている。その近くに2羽のコチドリの姿もあった。

 食後、鳥類園内を歩いてみた。

 途中の観察舎にCMさんがいた。窓から覗くと水路に小魚の群れがいた。何の魚か分からないが、数百匹はいるだろう。その小魚を狙って、1羽のゴイサギがいた。カメラを向けると、あっという間に小魚を捕まえていた。撮った画を見たら、何と3匹も咥えている。小魚の数が多いので、食べ放題だろう。

 その後、出会ったのはシジュウカラの群れくらいだ。

 擬岩の観察舎に入ると、干潟にたくさんのカニの姿があった。コチドリの姿もある。ダイサギとアオサギの姿もあったが、カニを食べている様子はない。

 海沿いの散策路に出ると、赤い花が咲いていた。デイゴの花だ。沖縄の県花だが、沖縄に行った時のことを思い出す。

 再びセンター前に行ってみたが、クロツラヘラサギは寝ている。図鑑を見ると、クロツラヘラサギは稀な冬鳥と書いてある。このまま越夏するのだろうかと心配になる。

 そろそろ帰ろうかとしたら、ヘリコプターの音が聞こえてきた。水族園のドーム屋根の上を飛んで行った。



 駐車場に戻ると満杯状態だ。駐車料金800円を払い、来た道を帰って来た。行きとは違って渋滞箇所があり、1時間以上かかって家に着いた。

 今日は久しぶりにクロツラヘラサギに出会えたのだ、まあまあ満足だ。万歩計は1万歩を越えていた。明日も晴れるようだが、また何処かへ出かけようか…。