盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

インクの互換性

2020-03-12 23:43:13 | にゃんころ
以前、エプソンの EP-711A というロシアンルーレットのようなプリンタを買ったことは、ここでも触れました。
星1の多くは「自動で無線 LAN につながらない」。それくらい手動でやれよ。

とはいえ、液晶画面が「ものすごく」小さいため、正しく操作するには拡大鏡が不可欠です。
なーに、百均の虫眼鏡で充分。ハズキルーペまで買う必要はありません。

で、DVD のレーベル(すべてモノクロ文字のみ)を 200 枚ほど印刷したら、やってきました「インクがありません」表示。
このプリンタはインクが6色で、基本の CMYK に加えて「ライトシアン」「ライトマゼンタ」という2色があります。
ソフトで確認すると、黒といっしょに三原色の CMY がきれいになくなってる。
つまりこのプリンタは、黒インクだけでなく CMY で作り出す黒を合わせて、ようやくまともな黒を印刷できるのです。
だったら黒インクいらねえじゃんかよ、まったくもう。

まあキヤノンの社長なんかは「プリンタは本体を捨て値で売って、インクで儲ける商売」といってはばからないのですから、ここからがメーカーとユーザーの知恵比べ。
純正品のインクは馬鹿みたいに高い。かといって互換メーカーのインクはすぐに詰まって、クリーニングだけでカートリッジの半分以上使ってしまったりする。
さあどうしたものか。

ここで登場するのが「経験則」です。

海の向こうではパスツールが病原菌を発見しただの何だのいってますが、その何百年も前から日本の酒蔵は「酒はいちど適度に加熱すると腐らない」ことを、経験で知っていました。
理屈は専門家に任せておけばいい。重要なのは経験と実績です。

インクジェットプリンタをお使いのみなさん。
はっきりいいます。インクは「カラークリエーション」社のものを使いなさい。

 http://www.color-creation.co.jp

少なくとも私およびその周囲の人間で、この会社のインクを使ってトラブルが出たことは、いちどもありません。
また、プリンタのメーカー保証が始まってから5年以内に故障し、その原因がインクにあることがはっきりしたら、修理費を肩代わりする(実費を振り込み)という自信満々の製品です。

正直いって互換品の中では、安くはありません。もちろん純正よりずっと安い。
エプソンの「イチョウ」タイプが6色セットで、ヤマダ電機で3千円くらい。

交換して直後に A4 でモノクロ文書を 10 枚印刷しましたが、ノイズなし、目詰まりなし、きれいなものです。
レーベル印刷の命は「失敗しない」ことです。
紙ならまた印刷すれば済みますが、DVD はいちど失敗したら取り返しがつきません。
その意味でもカラークリエーションはお勧めです。

さて、YouTube のほうが忙しくて、DVD レコーダの録画の整理が疎かになっています。
容量はまだまだ余裕ですが、あまり貯め込むと故障したときのダメージがでかい。
新しいインクを得て、プリンタには引き続きがんがん働いてもらわねばなりません。

あ、いっときますが、カラークリエーションはアマゾンでは扱っていないようです(少なくとも私は見つけられなかった)。
ろくに日本に税金も払わない企業なんかシカトして、お近くの量販店でお求めください。