盗人宿

いまは、わかる方だけ、おいでいただければ。

わかりやすくなった

2023-10-01 03:23:01 | にゃんころ
ラグビーのW杯、アルゼンチン対チリ戦は、予想通りアルゼンチンが大差でチリに勝ち、4トライ以上のボーナスポイントも手に入れました。
この結果、日本とアルゼンチンは勝ち点で並びましたが、得失点差でアルゼンチンが日本を上回って2位に、日本は3位になりました。

つまり日本は直接対決の最終戦で「勝ったほうが決勝Tに進出」するわけで、引き分けでは予選敗退です。

日本としては勝ち以外の道がない崖っぷちに追い込まれたわけですが、逆に考えれば前回のW杯のように「もしも何点差以上で勝ったら」「他の試合の結果次第では」などはまったく関係なく、勝てば前進できる、負けても引き分けでも終わりという実にわかりやすいシンプルな図式になったといえます。

前回の記事でも申し上げたように、日本はサモア戦で3トライに留まりボーナスポイントを獲得できませんでした。
後半終了間際にマイボールにしながら、4トライ目を狙わずに安全策で試合を終わらせたのです。
もう過ぎたことに「たられば」はありませんが、もしもここで4トライ目を狙って仮に成功していれば、勝ち点でアルゼンチンを1上回り、直接対決で引き分けても決勝T進出でした。
試合後にヘッドコーチや選手たちから「ぬるい試合だった(厳しさが足りなかった)」という感想が漏れたのは、つまりそういうことです。

後半に押し込まれて僅差でしか勝てなかったけれど、休養日が2日多い日本。
大差で勝って勢いに乗っているけれど、休養日が少ないアルゼンチン。
事前のランキングはアルゼンチンが上ですが、すでに敗退が決まっていたチリを相手の試合は参考になりません。
まさにどちらが勝ってもおかしくない直接対決といえるでしょう。

前回と同じことをいいます。勝てばいいんです、勝てば。
いまの日本には勝てるポテンシャルが充分にあります。
大切なのは大一番で「ぬるい試合」を繰り返さないことです。

うちの黒猫は、いま15歳。
4年後のW杯まで生きているか微妙なところなので、意味もなく写真を貼っておきます。
古い写真なので黒々していますが、いまは顔にも髭にも白髪が増えました。


コメント
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