第1話「カエルの歌を吹いた」
ある春の日、早起きした宮内れんげはリコーダーを吹きながら学校へ向かっていました。
今日は音楽の授業でリコーダーの合奏があるようです。途中、バスで出会った高校生の富士宮このみに、ドの音がうまく出ない事を打ち明けると、今度一緒に練習する事になりました。
れんげが旭丘分校に到着すると、他の生徒たちも登校してきて…。
まったりゆるゆるなメンバーが送る日常が、またまたはじまります。
『いってきますん』
《ウチ、春から1年生になったん》
《分校の生徒は全部で5人》
《ここは、やっぱり田舎みたいなん》
《でも、毎日楽しいのん》
《これが噂に聞く「のんのんびより」と言うアニメなのか___》
このゆったりとした風景。心地よいお話の展開。
初見の自分ですが、一瞬でこの穏やかなアニメの世界に惹き込まれてしまいます。
作画背景も見事なのですが自分が特に気に入ったのが、お話のオチを付ける時の絶妙な間の使い方。
とてつもなくド田舎の、田舎らしく急がないストーリーの中で、会話が途切れてしまう空白の瞬間。思わずププッと吹き出してしまいそうな、そんな贅沢な時間の取り方が上手いなと感じました。
都会では味わえない、ゆるく微笑ましいド田舎コメディアニメ。
「のんのんびより」___待望の第3期が放送中です。
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