YG国際学園との合同ライブに向けて、エマ、かすみ、璃奈、彼方の4人は誰もが楽しめるライブができるようにと悪戦苦闘していた。そしてついに、それぞれが妥協することなく心から楽しめるライブを成功させることが出来た。
一方、音楽科補習に苦戦する侑も同好会メンバーからのアドバイスに見失いかけていた自分らしさを取り戻し、課題とされていた作曲を完成させる。
この2本立てをギュっと濃縮した、第3話___
<大丈夫。どんなときでも一人じゃない。みんながいる>
<信じてみて。大事なものはすぐそばにあるから>
『4人で合宿ね』
『うん。順番におうちにお泊まりするんだ!今日はかすみちゃんち』
『しばらく朝起こしに行ってあげられないけどモーニングコールしようか?』
『大丈夫よ。子どもじゃないんだから。私のことは気にしないでしっかり練習してきなさい』
『うん!じゃあ行ってくるね!』
『やっほー果林!あっコーヒー飲んでるんだ!』
『私は紅茶を買うちゃった!こうちゃだけに!あはははっ!』
『愛』
『あっなに?』
『明日朝7時に電話くれる?』
『えっ?』
感想:果林さん。やっぱりダメなやつじゃないですか~(笑)
『はぁ…』
『ん?侑さんも何か悩まれているんですか?』
『うん…』
全員『あっ!』
『大丈夫!?』
『大丈夫なの!?』
『大丈夫ですか!?』
『ええっ!?』
『大事なのは侑先輩が満足できるかどうかじゃないでしょうか?』
『必ずしも正解を出すために頑張らなくてもいいと思います』
『やってみてダメならダメでもいいじゃない』
『せっかくなら侑さんらしい曲を聴いてみたい』
『私らしさか。それはそれで難しいよ。私にはみんなみたいな個性はないし』
『えっ?』
感想:歩夢がビックリ。視聴者もびっくり。ラブライブ史に刻まれる見事な「えっ?」発言である。
全員『……』
侑『ん?』
感想:全員が(何言ってんだ。こいつ)状態で言葉も出ないみたいです。(いつもトキメイているオメェーが一番、個性の塊だろ)って言いたいらしい。
『でも何か見えた気がするよ』
『ソロの時は自分のやりたい自分だけど』
『一緒になると新しい自分を見つけることができる』
『私たちで新しい色を作ってみようよ』
『じゃあ行こうか』
『うん』
『はい』
何とも言えない。可愛さだけじゃなく、弾けるような笑顔と充実感。見ているこちらも思わず笑顔になりそうな楽しい歌とダンス。ライバーさんにすれば、これは堪らないライブ楽曲ですね。
そして、侑ちゃんの課題曲発表の日を迎え___
ライバーさん感動の2期第3話特殊EDのシーンを迎えます。
(私は同好会のみんなに夢をもらった)
(音楽をやりたいと思ったのはみんなみたいに自分を表現できる人になりたかったから)
(この世界に私は私しかいない)
(うまくできなくてもいい。私にしかできないことを)
(どこに向かうかまだ分からないけど)
(おもしろそうな未来が待ってると)
(笑い合えるみんながいれば)
(私は…)
これはアカン!まだ第3話だというのに、もぅ最終回以外の何物でもないエンディングと演出に鳥肌立ちまくりです。
1期EDテーマ「NEO SKY、NEO MAP!」のピアノソロをここで持ってくるとは!
神回過ぎる第3話。第4話以降も目が離せなくなりました。
駆け足で物足りなさを感じた1期をこの2期で取り戻すようなストーリー展開。流石、ラブライブ!の名を冠したアニメですね。
『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』___
侮り難し。
テイストを独自の物にした事がうまく活かされていると感じます。
っていうか、他校も含めて多くのモブキャラたちがあまりに可愛くて目移りしてしまうのですが…………
コマ送りや一時停止がとても楽しい作品ですね。
背景作画も丁寧に描かれていて、その舞台を訪ね歩くライバーさんたちの姿も見受けられます。
キャラクターの表情も確かに素晴らしいですよね。
新加入の3人がこの後、どのように結束してユニットを組むのか。とても楽しみです。