2024夏アニメ。今期、注目アニメのひとつ「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」___
アーリャは今日も、先輩からの告白を玉砕し、完璧超人と噂されていた。そんな彼女が普段と違う顔を見せるのは、とある一瞬、隣の席でだらけている政近に対してだけ。授業中に居眠りをしていたり、休み時間に禁止されているスマホを使ってソシャゲをしていたり。そんな政近に日本語では注意しながらも、時々ボソッとロシア語でデレた言葉を呟くのだった。しかし、そのロシア語の意味が実は政近に伝わっていて……!?
『おはよう久世君』
『…』
『普通に間違いを教えるなよ!』
『私はどこの問題かを教えただけだけど?』
『ウソつけ!明らかに2を指してただろうが!』
『ひどい言いがかりね。フッ』
『目が笑ってんだよ!』
『Милашка』
『あっ…何だって?』
『バーカって言ったのよ』
《Милашка》
『中等部生徒会は私が会長で政近君が副会長だったんです』
『そう…だったの?』
『アリサさんは意外に思われるかもしれませんが政近君はこれでもやる時はやる人なんですよ』
政近『これでもって何だよ』
有希『ふふっ。さあ?』
制作は日常系アニメに定評のある我らが動画工房さん。「俺たちの動画工房を信じろ!」その言葉に疑いの余地無しですね。
有希『つまり実の兄妹もまた幼馴染み!』
有希『幼馴染みとオタク友達と実妹はすべて共存可能なのだよ!』
政近『屁理屈の極み』
有希『屁理屈じゃないです~語意の拡大解釈です~』
透き通るような淡いターコイズブルーの瞳が印象的なアーリャさん。第4話までのお話を見る限りでは何のことは無い、ただのツンデレ学園ラブコメなのですけどね。そこに我々にとって馴染みの薄いロシア語を吹き込むと、実にハラハラドキドキ感が増し、次の展開が気になってしまうストーリーに早変わり。
OPテーマのカット数の多さも注目です。
そしてEDテーマは毎回、楽曲が変わるようです。それに合わせてカット画も差し替えているのだから、制作サイドの気合の入れ方にも本気度が伺えますね。流石、動画工房さんです。
そんな「ロシデレアーリャさん」ですが、放送前の6月22日、自分は全くの別件で近くのスーパーに買い物に出かけていたのですが、ふと…。アイスコーナーの一角に「ロシデレアーリャさん」のクリアファイルを見つけてしまったのです。購入対象商品は以前、「響け!ユーフォニアム」で苦汁をなめたSof。しかも今期注目のアニメで、残り1枚。
「こんなん、買わん訳にはいかんやろ」___見事に「響け!」で果たせなかった鬱憤を晴らすことが出来ました。
今期アニメのラインナップにはラブコメ作品が目立つと言われている中、頭一つ抜き出た感のある「ロシデレアーリャさん」。まだ登場人物も出揃っていない状況で、中盤以降の展開も期待感が満載です。
アーリャさんのロシデレを聴きつつ、クリアファイルを眺める自分はデレデレです。
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