前夜の雨は上がったものの、またいつ降り出してもおかしくない分厚い雲に覆われた怪しい空模様。それでも行くしかない!そう心に決めていた10月4日。頑張って行って来ました。
秋色の琵琶湖河畔を疾走する京阪電車・石山坂本線の「響け!ユーフォニアム」ラッピングトレインに乗車するために___
結構な寝不足と気分も滅入る分厚い雲。気分はブルーになるけれど、この日の滋賀遠征は絶対に外せない。宇治には気軽に行けるけど、流石に滋賀へは気軽と言う訳にもいかないですからね。
びわ湖浜大津駅に8時半過ぎに到着した自分は早速、フリーチケットを購入です。
毎月変わるフリーチケットのデザイン。毎月限定1000セット。
9月分は中旬には完売でした。
そして、並行して販売されているミニサイズ等身大パネルもキャラクターが毎月変わって販売(限定数500)されるのですが、これが想像以上に人気を博しているみたいです。9月、10月といずれも2日には完売。これには流石に驚きですね。
10月分のフリーチケットのデザインはキャラクターバランスも良く、特に人気がでそうなイメージです。そういう意味でも内心は少し焦り気味。この日の滋賀遠征は外せないと思っていた自分です。A4サイズのクリアファイルも魅力的です。
チケット購入は≪一人、1セットまで≫との事。2セットは売ってもらえません。
(ま、その情報も自分は事前に知っていましたけどね)
取り敢えず1セットだけ購入し、先ずは「びわ湖浜大津」駅前交差点周囲で写真撮影場所を探します。
どの辺りが撮りやすいかな?などとウロウロしていると・・・
「坂本駅」方面に向かうラッピング車両が!
「びわ湖浜大津」駅交差点付近の撮影を終えた自分は、反対側の終点「石山寺」駅を目指します。最前列シートを陣取り、すれ違う電車や通り過ぎる風景をチラチラと眺めます。
今回は途中下車しませんでしたが、「京阪石山駅」の踏切急カーブやそのカーブを見下ろす2Fプロムナードデッキなどからの撮影も良いかも知れません。
石山寺駅に近くなると減速。発着車両が入れ替わります。
石山寺駅では、通常車両でもどんな感じでフレームに収まるか、確認の意味も含めての撮影です。
そうこうしていると、坂本比叡山口駅から折り返してきたラッピング車両が入線してきました。この時、ふと気づいたのです。
『なんだか既視感があるなぁ~。あれ?あれれ~』
この日の運行予定には無かった600系の旧デザインじゃないですか!!
しかも次の行き先は「近江神宮前」駅止まりに表示が変わっています。
「ま、取り敢えず乗ってみよう」
最後尾シートに座り、発車して間もなく…。
しばし、遠のく景色を眺めていると突然、すれ違う新デザインのラッピング車両。完璧に不意を突かれました。(勿論、写真など撮れる筈もありません)
新旧がすれ違う奇跡の瞬間だった訳ですね。
おそらく、この日はこのタイミングでラッピング車両の運行入れ替わりって感じだったのでしょうね。
近江神宮駅で一旦、降車。旧デザインの車両は車庫入りのため一度、ターンバックした後、車両基地に入ります。
やがて、坂本比叡山口駅行の新デザイン車両がホームに到着。ヘッドマークは前後とも、つばめちゃんの誕生日記念デザインでした。
「坂本比叡山口駅」とそのひと駅手前「松ノ馬場駅」は徒歩でも移動できる距離感。その途中にあるお店『カフェ ミケとマメ』(木金土曜のみ営業)のテラスからは、もしかしたら良い塩梅で車両の撮影ができるかも?と希望的観測をする自分です。
坂本比叡山口駅で車両の片面(一年生サイド)を撮影。この駅はホームが片側しか無いので、反対側の撮影ができないです。
なので、再び石山寺駅まで移動。二年生サイドの撮影を敢行します。でもホーム幅が結構、狭くて久美子ちゃんが正面から撮影できないですね。
石山寺駅を後にした自分が次に下車した駅は近江神宮駅。この駅で新デザイン車両を見送り、坂本比叡山口から折り返してくるのを待ちます。
錦織車両基地の旧デザインが絶好の位置に停留しています。
通常車両が通過。試し撮り。
やがて、新デザイン車両がやって来ます。「んんっ?・・・あっれ~~」
シャッターが降りませんでした。奇跡の新旧ラッピングコラボが・・・
あぁ~、無情=3=3=3
挫けそうな気持を奮い立たたせ、自分は「三井寺駅」を目指します。桜の季節には琵琶湖疎水に架かる鉄橋を走る車両が良い感じにフレームに収まる・・・らしいデス。(知らんけど…)
⇒ズーム
イマイチな疎水を早々に後にした自分は、川口公園に徒歩移動。三井寺駅とびわ湖浜大津駅の中間に位置します。徒歩で5~10分以内。
ここも桜の季節には電車撮影には良い感じ。
路面区間で、公園が両側に存在しています。電車は必ず減速し、徐行します。
反対側に移動してからの撮影
しばし時間をつぶしていると、坂本比叡山口行のラッピング車両が通過しました。
この公園から徒歩で5分も歩けば、びわ湖浜大津駅前交差点です。
交差点では、電車は時間の長短はあれど必ず、一旦停止します。
先程、坂本比叡山口駅に向かったラッピング車両が折り返し、戻ってくるのを待ちます。
久美子ちゃんが見切れちゃいました
時は、午後2時過ぎ。再び、近江神宮駅に向かう事も考えたのですが、明日は仕事。今回は一応の目的も達成できたので、引き上げる事にしました。
帰る前にシレ~~っと駅事務室を再訪。10月分のフリーチケットを購入。
雨に降られることも無く、無事にミッションコンプリートです。
帰りの車内ではウトウトと夢見心地の自分です。
スマホアプリ≪舞台めぐり≫はもぅ、無くて少し淋しかったですが、現行のARマイフォトフレームが隙間時間を埋めてくれます。
奏「ユーフォニアムがお好きでしょ」
奏「これがウワサの…」
奏「じげん薬局さんです」
奏「ケガすることが多いですからね」
奏「じゃ、ルパン薬局さんはどこにあるのでしょう」
奏「って、なんで私が?しかも、一人でやってるんですかー!?」
とても参考になりました。
石山坂本線の撮影ポイントをまとめたブログやSNSを見ている所なのですが、当然鉄道ファン視線なのでキャラの顔を撮るためのホーム幅までは書かれていませんから。
鉄橋を渡るポイントも有名撮影ポイントなのですが、琵琶湖疏水に架かっているんですね。
これもこちらで初めて知った事柄です。
予習に色々役立つ情報ありがとうございました。
今回の記事が少しでも役に立ったなら幸いです。
駅ホームでの撮影も楽しいですが、今回は公園での撮影がとても楽しかったです。何よりも一旦、減速してくれるので取りやすかったですよ。
当日、新旧デザインのコラボ撮影が出来ると良いですね。