「僕たちは一体、何のために働いているんですか!」
ここは人間の体の中。
赤芽球から脱核した赤血球たち達は、明るい雰囲気の職場紹介映像を見た後に現場研修に向かう。が、そこに待っていたのは、何も教わらないまま先輩から無茶振りされる仕事の数々。戸惑いながらも老廃物で汚れた血管を通り、体内へ酸素の配達に向かう赤血球(AA2153)だったが、職場紹介映像で見た細胞たちは、過酷な労働によりすっかり変わってしまっていた___
これは、もぅひとつの「はたらく細胞」のお話し。
ある意味、本編よりもはるかにリアルで、視聴者も身につまされる思いになることでしょう。本編を比較的健全な生活を送る「ホワイト」と呼ぶならば、こちらはまさしく不健康極まりない「ブラック」体質。身体の中で働き続ける細胞たちが限界を迎えると“こうなる”と言うことを解りやすくアニメ化してくれています。
「響け!ユーフォニアム」の後藤卓也のCVを担当する津田健次郎氏による抑揚の少ないナレーションが一層、この物語りを深刻に感じさせるから不思議ですね。
「ディープな肝臓の楽しみ方を教えてやるよ」
この職場に新人という概念はない。初出勤にもかかわらず、休みなしで酸素を運んだ赤血球(AA2153)たち。仕事を終え、疲れ果て、座り込んでいたところに現れたのはベテラン赤血球。
「ベテランの勘だが……こんな日は降るぞ」
その言葉の真意を掴めずにいた赤血球(AA2153)に直後、降り注いだのはアルコールのシャワーだった。そして赤血球たちは、仕事のストレス発散の為、肝臓へと足を運ぶのだった。
ひとしきりストレスを発散した赤血球たち。その中で寿命を迎えた老赤血球の最後の役目は、クッパ―細胞に貪食されヘモグロビンから胆汁色素を精製し、その一生を終える。
一方、そんな赤血球たちのアルコール分を抜くために接待を続ける肝細胞たちもアセトアルデヒドの毒素に侵されながらも働き続けていた。
これは我々の体の中の物語り。
世の中にブラック企業は数あれど、もしかしたら最もブラックな企業は我々の体かも知れないですね。
「はたらく細胞」のガチャですか?
そんなのも有るのですね。
細胞たちの暮らす世界は本当に過酷みたいです。
アニメだけれど、考えさせられちゃいますね。
コメント、ありがとうございました😊
はたらく細胞、、観たことがありませんが(ごめんなさい)、今日、はたらく細胞のガチャを見つけ、何だか嬉しくなってしまいました(笑)