険しい山と深い森の間にある紅魔の里。そこで暮らすのは、紅い瞳に、生まれつき高い知力と魔力を持つ紅魔族。その中に、紅い爆焔の焔に魅了された少女がいた。魔法学園・レッドプリズンに入学した彼女の願いは一つ。あの日見たあの熱を、輝きを、最強の魔法を、自分のものにすること。 彼女の名はめぐみん。のちに稀代の大魔法使いとも、極めて頭のおかしい爆裂魔法使いとも呼ばれる、一人の少女の物語が幕を開ける。
『大丈夫?怪我はない?』
『どうしたら…お姉さんみたいになれますか?』
『お嬢さん。お名前は?』
『めぐみんです!』
カズマ《赤い爆焔の炎が少女を照らし続けた》
カズマ《その熱さと輝きが彼女の心に焼きついた》
カズマ《これはのちに稀代の大魔法使いとも極めて頭がおかしい爆裂魔法使いとも呼ばれる一人の少女の物語。彼女が故郷から旅立ち真の仲間達と出会うまでの物語》
『やはり魔法学院の制服といえば自分なりの着こなしをしてなんぼでしょう!ハッ!』
こめっこ『うわあ!姉ちゃんすごい!』
ゆいゆい『まあかわいい』
ひょいざぶろー『ああ!俺の娘が立派になって!』
ゆいゆい『まだ入学ですよ』
ひょいざぶろー『母さん!玉露を入れてくれ!』
ゆいゆい『お白湯しかありませんけど』
『お父さんお母さん。私はこれから学院で学び立派な』
『うんうん』
『爆裂魔法使いになります!』
『うんうん…えっ?』
『えっ?』
『…えっ?』
(爆裂魔法はネタ魔法…違う…私はあの日見たあの光を…)
『エクスプロージョン!』
(ネタかどうかなんて関係ない。私は…爆裂魔法を習得しあの人みたいな魔法使いになるんだ)
めぐみんはまだ、爆裂(ネタ)魔法は使えない。でも、そこは紅魔の里。イタい一族たちがこぞってネタを披露してくれる。「このすば」の世界観を十分に堪能させてくれるスピンオフだと感じます。
OPテーマは、面白可笑しくも一途に爆裂魔法習得を目指すめぐみんと美しい背景作画にぴったりな楽曲に仕上がってると感じます。そしてEDは、めぐみん(高橋李依さん)とゆんゆん(豊里愛生さん)がゆる~く歌い上げる、クセになりそうなテーマ曲。
ゆんゆん『めぐみん大変大変!ふにふらさんの弟君が病気だって。それでカンパをって』
めぐみん『なるほど。では顔を隠して一緒に薬屋を襲撃しましょう。友達として』
ゆんゆん『犯罪だから!問題解決じゃないから!』
ゆんゆん『じ…次回もあなたの職場に』
めぐみん『エクスプロージョンッ!』
次回予告では高橋李依さんの絶叫「エクスプロージョン」を聞きながら、彼女たちの成長の(?)物語りを楽しみにしてしまう自分です。
めぐみん、期待を上回る出来でしたね!
ゆんゆん以外が、みんな痛い人達というのが、やばすぎます。
うちの職場(の上司)も、「エクスプロージョン!!」してもらいたい・・!
ヽ(´ー`)ノ
紅魔の里の人たちがみんな、ヤバイ人たちと言うのが実に面白いですね。
現実世界ではエクスプロージョンして欲しいと思っている人も多いでしょうね。そういう意味でもめぐみんの爆裂魔法は爽快に感じるのかも知れませんね。