カジュアル・アミーガ         本ブログの動画、写真及び文章の無断転載と使用を禁じます。

ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

フィラリア検査したよ

2007年06月07日 | めんちゃん日記
大嫌いな注射。
ガマンしたつもりだったけど
わぉぉぉー・・・ものすごい声でないたよ。
でももしあんなミミズみたいな奴がいたら
どうしょう? 心臓に入り込んで死んじゃうんだって。

ああ。よかった。
検査キットで赤線が一本だったもの。セーフ!
ねこ先生、標本のフィラリアをしげしげ見ていたよ。
これ、釣りエサにはなんないよなあ~~
いくら趣味が沖釣りだって、お魚だっていやだよ。それは。
うん。そりゃそうだ。
とねこ先生。
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読むこども

2007年06月06日 | 写真コラム
あした、バレーの試合がいよいよ決勝戦。
リカちゃんと見つけた隣町の駄菓子屋を
真美ちゃんにも教えなきゃ。
今度のお誕生日は、だれだっけ?
・・・・・・
こどもは、忙しい。
学校から塾、水泳教室、ピアノ、習い事・・夜までびっしり。
もしかしたら先端のビジネスマンより忙しいかもしれない。
だって毎日が新しいことの連続で
こども時計の長針・短針は、みるみる回る。
そして驚くのは、その膨大な日常がみんな
頭の中へしっかりと沈んでいることなんだ。
本で読んだことも、先生の云ったことも
お母さんが夜中に泣いていたことも、友だちの暖かさも・・・
みんな記憶の海にどんどん沈んで行く。
決して忘れてないんだ。

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ハミダシ王子

2007年06月05日 | めんちゃん日記
ねこ先生の病院の新しい看護士さんLちゃんが
ぼくのイラストを描いてくれたよ。
とても気に入っちゃった。
カッパ姉ちゃんが実物より可愛くて
王子さまみたい! だって・・・・
神宮では、ハンカチ王子が優勝投手になって
ゴルフでは、ハニカミ王子が久々の試合に出た、
なんて最近王子が流行ってるから
ぼくもチワワ王子?
するとカメラおじさんが横から
めんは、人の食べるのをすぐ欲しがったり
郵便屋さんや大型犬に吠えたり
まずは、ハミダシ王子だなぁ!
ぼくだってイラストみたい可愛く生きたい、
とは思ってはいるんだけどねえ・・・・
やっぱハミダシてる?
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ベネチアのめんちゃん

2007年06月04日 | めんちゃん日記
サンタルチア・・・・
坂の上を歩いていたら、細い通路に入ったよ。
すると川があって、お船が浮かんでいたんだ。
ここは、どこ?
カっパ姉ちゃんが追いかけてきて
ベネチアみたいっ!

ぼくは、建物の中は雑貨からカフェみたいなお店まであって、
どこにもイタリア人がいなかったし、
こてこて日本人ばかりで日本だってすぐにわかったよ。
だってこの坂を下れば
すぐ自由が丘の町中だもの。
ここは自由が丘のベネチアを真似たスポットだよ。
ラ・ヴィータ。テディ・ベアの専門店があるよ。
ぼくは、この一角より向かいの古民家を喫茶にした
和風の古桑庵の方が落ち着くんだけどなあ・・・
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世界に広がる日本のポップカルチャー

2007年06月03日 | 美術館・イベント
昨日6/2銀座の朝日ホールで
「世界に広がる日本のポップカルチャー~マンガ・アニメを中心として」
というシンポジウムが開かれたので行ってみた。
主催は大学共同利用期間法人「人間文化研究機構」
というお固いところ。
主に講演は、夏目房之介さんとマット・ソーン氏ら。

なかなか面白かったのが
日本製のMANGAがヨーロッパやアジア、アメリカと世界に
広がったのは、まず安いアニメからだった。
「ドラえもん」「ポケモン」「ドラゴンボール」「美少女戦士セーラームーン」
それも多チャンネルの衛星放送とレンタルビデオが役割を果たしたこと。
「宇宙戦艦ヤマト」や「レンジャーもの」を見て育ったアメリカ人のマット氏
などは日本のものと思わず受け入れたそうだ。
そういうように80年後半から90年代にかけて日本製のアニメで育った
子供がマンガ本へ向って今のマンガブームがあるそうだ。
いままで欧米のコミック本としての日本マンガは、左開きだったのが
日本と同じ右開き読みの本が出て来て、むしろ「日本」色を売りに
出版されるようになってきたらしい。
 またもはや中国や韓国が日本マンガのコマ割りやタッチを真似て
マンファとして市場を延ばしてきているし、アメリカ人、ドイツ人
フランス人のマンガ家もでてきていて日本独特ではなくなっている
方向だと云う。
かく言う日本のマンガのコマ割り、吹き出しセリフ、のスタイルは
100年前のアメリカの新聞漫画がはじまりで戦後手塚さん初め
日本の60年代の漫画家たちが独自に発展させて来たという。
最後に現在のアメリカのMANGAブームの主要な牽引車は
女の子の読者が増え、少女マンガが浸透していることだそうだ。
Nanaのアメリカ版も興味深かった。

マット・ソーンの少女マンガについての論文
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夕暮れ

2007年06月02日 | めんちゃん日記
夕暮れどきに
ぼくは、散歩すると
なかなか帰るのが遅くなるよ。
みんなどんどん帰っていって

日が暮れて、お空が赤くなって紫色になっていくよ。
電柱も公園も帰って行ったワンちゃんの匂い
があちこちに残って、ぼくは、そこに
どんなワンちゃんが通ったか、くんくん匂いを嗅ぐんだ。
これは、大型犬だとか、これはダックスでぼくと遊んでくれそうとか
想像して歩くのが好きだよ。
そしてぼくの好きなメスの通ったあとは、
くんくんペロペロ、動かなくなるんだ。
いつも早く帰ろうとカッパ姉ちゃんに怒られる。
ああ、この匂い・・・・
夕暮れ時は、さびしそう・・・とっても我慢ができないよ・・・
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愛するココロ-11-

2007年06月01日 | 投稿連載
       愛するココロ 作者:大隅 充
        11
魚町の交差点から大通りへ出たところで運転を
由香からトオルに変わった。
去年までペーパードライバーだった由香の運転を見ていた
トオルは、すっかり眠気がすっ飛んだ。
加藤研究室と車体に書かれた軽ワゴンは、何度も歩道に
乗り上げそうになったり、対向車にぶつかりそうになった。
「やっぱり先生の言った通りね。」
「何?カトキチが言ったん?」
車を停めて、トオルが運転席に行くと由香が後ろの席で
エノケン一号を抑える役目にバトンタッチした。
そしてドアを閉めると、カトキチの声真似で由香が回答した。
「トオル君は必ず役に立つことがある。第一由香くんの
運転じゃいつ死ぬかわからんけんね。」 
「なるほどそれは正解やん!」
とエンジンをかけた。
「で、どこに行くの?」
「ああ。えーと、ちょっと待って、」
由香はエノケン一号の胸の液晶画面をナビに切り換えた。
「北を指しているわ。ショウワカン・・・」
「じゃ門司までまっすぐだ。あそこは美味くて安いふぐ丼
の店があるぞ。いいね。」
急発進した。
 しかしそのふぐ丼の店は、あっという間に通り過ぎて、
エノケン一号を乗せた傷だらけの軽ワゴンは、
いま海を渡ろうとしていた。
「このまま行くと関門大橋に渡っちゃうよ。」
そう言われた由香はナビ画面から目を離さなかった。
「どんどん北上している。グーグル・アースと連動して
ナビ画面に現在位置と進む方角が出るんだけど、このまま
じゃ広島方面へ行ってしまうよ。」
「どうする?帰れなくなるよ。」
すると、小さな車体がぐらっと揺れた。
海峡を渡る風が烈しく吹き付けたのだ。
「橋渡った!」
由香は、右手でエノケン一号を押さえて左手で携帯を開く
と加藤教授に連絡を入れた。
「ああ。真鍋です。今先生の言われた通り、エノケン一号
の示すナビに従って移動してます。」
「胸の画面は、ブルーかね?」
相変らずのんびりとした声の教授が出た。
「はい。ずっとブルーです。」
エノケン一号の頭から軽快なピアノ音が流れ出した。
「エノケン一号は安定してるな。行き先はどうもはっきり
してるらしい。もう一度エノケンに聞いてみて。」
「どこ行くの?」
言われたとおり由香が尋ねると、エノケンのピアノが
止まって画面が点滅し出した。
エノケン一号「カケモチヤ・・カケモチヤ」
「カケモチヤ?」
「言語領域ボタンを押して見てくれ。」
「はい。先生。・・・ああ。不明領域の単語の表示になっています」
「カケモチ・・掛け持つ・・かける餅・・」
「もう一度エノケンに聞いてみてくれ」
「エノケン、どこ行くのですか?」
「カケモチヤ。カケモチヤ・げんちゃん」
「げんちゃんって言ってます。」
電話の向こうで教授はしばらく押し黙った。
「・・・それは、掛持ち屋の岡田源蔵さんのことかもしれん」
ハンドルを握っていたトオルが振り返った。
「掛持ち屋って?」
由香がそれを受けて携帯に繰り返した。
「カケモチヤの岡田源蔵さんですか。」
「ああ!間違いない。よくエノケンが僕に話してくれた人たいね。
昔新宿で映画館から映画館へフィルムを自転車で運ぶ人を
そう呼んだらしい。」
エノケンのピアノが又始まった。
それは、♪私の青空♪の一旋律だった。
「軍資金は、残っとる?」
「グンシキン?」
「私の渡したお金たい。」
「はい。充分。」
と由香は自分のバッグに目を落とした。
「とりあえずエノケンの意思の通りに行動してくれ。
泊まるっとなったら私から親御さんに連絡いれとくけん」
「泊まるんですか。」
と由香が不安そうに言うとトオルは、草原の野ウサギの耳
のようにピンと伸ばしてしっかりと聞きつけていた。
「と、と、泊まる。由香っぺと旅行かあ。いいねえー。」
トオル、軽快にアクセル。
「エノケンと旅行でしょ。勘違いしないで。
前の車に接近し過ぎ。よく見て!」
ブレーキを慌ててかけるトオル。
「おっと。危ない。危ない」
エノケンの♪ピアノにバイオリンが加わる。
「先生、胸のブルーが点滅してます。」
すると、エノケンがしっかりとしゃべりだした。
「掛け持ち屋のゲンちゃんは新宿時代の親友」
「エノケンを元にした人口知能が意思をはっきりと
持ち出した証拠だ。素晴らしい。
エノケン一号に変化があったら又連絡ば頼む」
と電話が切れる。
車はちょうど関門大橋を渡りきったところだった。
関門海峡は、渦潮を幾つもつくりながら鏡のように
傾いた太陽を反射していた。
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波止場にて

2007年06月01日 | 写真コラム
生きている5つのこと
1風を感じられること
2空の色が見分けられること
3声がこころに届いていること
4手のぬくもりを明日に持ってゆける人
そして
5美しいとは、何かを知っている人

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