カジュアル・アミーガ         本ブログの動画、写真及び文章の無断転載と使用を禁じます。

ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

うれしい夕日

2008年11月18日 | 写真コラム
幼稚園の遠足。
川を下る船の中。
波立つ水面に
スマートボールのように
弾む笑い声。
これから先
どれだけこんな、うれしい夕日を
見られるのだろう。
今は、
両手にいっぱい、これ、持って帰ろう。
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アリサちゃん見つかる!

2008年11月17日 | めんちゃん日記
あずきちゃんからのアリサちゃん発見報告
お陰さまで無事アリサちゃんが見つかったそうです。
ぼく、ほっとしたよ。
ありがとうございました。
よかった! よかった!
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陣馬山付近で行方不明

2008年11月17日 | めんちゃん日記
めんちゃんと同級生のあずきちゃんの友達のワンちゃんが
土曜日行方不明になりました。
アリサちゃんです。黒白のハウンド系、4才です。
高尾山の先、八王子市、陣馬街道(521号)、恩方方面の山道もしくは市街地で
見たという方がいましたらぜひ小さな情報でもお寄せ下さい。
アリサちゃんのプログ
(以下あずきちゃんからの抜粋)
【日時】2008年11月15日 午後4時~5時頃
【場所】 陣馬山登山口付近(東京都八王子市と神奈川県相模原市の境界)
【犬の名前】 アリサ
【年齢・性別】 メス、4歳くらい
【犬の特徴】背黒、巻尾、細い顔、半垂耳、脚が長く体は細い
【首輪・リードの有無】首輪あり
【迷子札・鑑札の有無】鑑札「世田谷17年度ス 3127号」「狂犬予防済番号 14354」
【脱走(保護)時の状況】大きな音に驚いて逃走、東京方面へ逃げた可能性大
【現在の連絡状況】 相模原市の警察、保護センターに連絡済み
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Cardごのみ32~クリスマス・キャンディ&プレゼント

2008年11月16日 | 食玩小物
少し気が早いですが、今日はクリスマスカードを2枚ご紹介します。
上はキャンディやクッキーなどクリスマスのお菓子を楽しくレイアウト☆
下はこの冬の新作デザイン、オーナメントやプレゼントのステッカーを
あしらってみましたが如何でしょうか。
 
今回のカードは、コストコで購入したグロスマン・バリューセット
(クリスマス限定版)に入っていたシールを使用して作りました。
このセットだと、正規の値段で買ったら6000円相当の内容量が1500円程度で
買えるので本当にお得です♪

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小秋日和ーぐっすりちゃん

2008年11月15日 | めんちゃん日記
公園でぽかぽか木漏れ日。
くっすりベンチで学生みたいな人が寝ていたよ。
1時間後
帰りもやっぱりぐっすりイビキ。
徹夜で呑んだか、遊んだか
ぼくも後先なく寝たいなあ・・・・

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こちら、自由が丘ペット探偵局-36-

2008年11月14日 | 投稿連載
こちら、自由が丘ペット探偵局 作者古海めぐみ 
         36
犬飼健太は、元高校球児で補欠ながら体格だけは立派でどう
見てもちょっとやそっとのダメージではビクともしない丈夫
な身体だった。むしろそれが取柄とさえ言えた。頭脳明晰で
もなく努力家で人望が厚いというのとも違うが、持久力と
愛嬌だけはクラブの中では秀でていた。一年生のとき部室で
新入生の数人がタバコを吸って、三年の先輩からこっぴどく
叱られ、暗く汗とカビ臭い部室の中でシオキと称して全員尻
バットでミミズ腫れになるまで叩かれても、健太だけはへこ
たれずお尻を突き出して笑って耐えていた。
それだけタフだった。
その強靭で負けず嫌いの犬飼健太の姿が安田美貴の「わんに
ゃん天国堂」のどこにもその面影すら見つけることができず
にぷっつりと消えてしまった。
健太はどこに行ったのか、主婦の佐藤沙織や福田刑事だけで
なく祐二や春も探していた。
何よりカラスのセイコちゃんが狛江と多摩川の上空で一番必死
になって探していたのかも知れない。
しかしその攫われた迷子の健太を最初に見つけたのは春だった。
健太をセイコちゃんを追って多摩川の葦原に迷い込んで落とし
穴に落ちた春は、真っ暗な深い穴の中で生暖かい長いモノに手
を触れて背中の産毛が総毛立って慌ててその腕を引っ込めた光
のない土の中の夕方。
その長いモノはゆっくりと蛇のように動いて低いうめき声を上げた。
ハルちゃんー
確かにそう聞こえた。湿った暗闇のドブ臭い空気の中で春には、
そう聞こえた。息も絶え絶えで途切れながら、再びハルちゃんと
地面の方から聞こえてきた。
何?そう春が身構えるとごつごつした指で今度は春の足首が
掴まれた。
ハルちゃん!オレだ。オレ。
誰れ?春は、右足を握っているそのごっつい手首を外そうと
掴み返した。なんで春ちゃんまで捕まっちまうんだ。
掠れてはいたが今度ははっきりとした文章になっていた。
「健太さん?」
「ひでえ目にあったよ。痛てぇぇ。春ちゃんは大丈夫なのか。」
うん!と春は幼い子どものように素直に返事して健太の声の方へ
飛びついた。
「痛いっ。って痛い痛いっ。」
傷だらけで横たわっていた犬飼健太が足をまだ縛られていて自分
では起き上がれない状態でいた。
「肩も腕も腰もみんなバールで打たれて打撲傷ばかりなんだ。」
「ごめんなさい。」
冷たいがこの上なく柔らかい春の唇が、健太の耳たぶに触れた。
次に傷口の血がカサブタになった健太の顎が甘い汗と呼吸する
体温とゴム鞠のようなポニョポニョの春の胸に沈んだ。
「いや・・しょんなことぅ・・あやまらわんでぃもいいっつス
・・ムニヤムニャ」
あまりにも春ちゃんの胸に埋まりすぎて健太の返事が日本語の
発音に聞こえなくなってしまったが春には、充分健太の言い分
がわかった。
健太は、十匹の子豚のうち生存競争ではぐれた一匹が母豚の
おっぱいにやっとの思いで辿り着いて満腹になるまでミルクを
吸ってササクレだった気持ちが少し和らいだときのような安堵
感に浸った。
春も健太に遭えたことで独りで罠にかかった訳じゃないという
安心感がじわっと涌いてきた。しばらくの間ふたりはくっつい
たままでいた。そこには男女の愛執ではなくもっとプリミティ
ブな生きものの生存にかかわる結びつきと言えるものが接着剤
としてあった。
「腹ぺこで動けない。」
「ちょっと待って。」
と春は、ポシェットの中からチョコバーを取り出して銀紙をく
るりと巻き取ると健太の腫れた口に小さく割って含ませた。
うめえ、と健太はモグモグゆっくりと噛んで飲み下してふうと
生き返った魚みたいに大きな息を吐いた。この時初めて健太が笑った。
「春ちゃん、足、紐解いてー」
健太の声が初めより人間らしい発声に近づいてまともな会話に
なった。
春は、暗闇の中手探りで健太の足を見つけクルブシの手前で
しっかりと結ばれた麻織りの紐まで探し当ててその濡れた結び
目の解きにかかった。
かなり長い時間をかけて健太の足を紐の拘束から自由にすると
春は、今度は健太に肩を貸して立ち上がるのを手伝った。
「全部わかったよ。春ちゃん襲った奴も奥多摩湖に犬を捨てた
奴も・・」
「やっぱり同じひと?」
「ああ。とんでもねえ野郎だ。」
真っ暗な穴ぐらの土壁に片手でパタパタと確かめながらぐるり
と一周して、健太は半径二メートル半ってとこか、と呟いた。
「ここの上にシラネというホームレスが主のようにいたわ。」
春はそういうと健太をまたゆっくりと座らせた。
「そいつは、国籍を売った男だ。安田の息子は金でそのシラネ
にかくまって貰ってここにオレを始末するために来た。」
「そんな人なの?」
「どうやら闇世界の掃除人らしい。ホームレスから名前を買って
売りさばいてもいると真一という息子と話しているのを聞いた。
新宿では白井。赤坂では清水。六本木では志村。来る奴によって
名前を使い分けている。本名はシラネーって冗談が十八番だ。」
春は、鉄板焼きをしていた白髪頭の歯の抜けた色黒の男を思い出
して身震いした。
『ここにいるってか』
若い男の声がしてパッと穴倉が明るくなった。
「ほらな。いい女だよ。勿体ねえ。」
シラネが穴の入口の鉄蓋を開けて覗いてツバを飛ばしながら言った。
「探偵野郎。起きてら!」
安田真一がついで覗き込んで怒鳴った。
健太も春も急に光が入って眩しくて頭上の天国の入口の人影しか
見ることが出来ず二人とも瞼の裏がキリリと痛んだ。
「静かに眠ってもらうかのう。」
シラネが涎をたらして笑った。
そしてその脇から真一が太いミキサーのノズルを穴の入口に突っ
込んだ。
「ここから早く出せ!」
と叫んだ健太の顔にそのノズルからナマコンが有無を言わさず
落ちてきた。
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博多通りもん~シーちゃんのおやつ手帖71

2008年11月14日 | 味わい探訪
銘菓ひよこのようなお饅頭ですが、
バターがたっぷり使われているので洋菓子のような味わいで、
ビックリするほど美味しい!
福岡空港でも常にお土産菓子人気No.1、博多へいらした際は是非一度お試しを☆
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車にはねられた子猫

2008年11月13日 | めんちゃん日記
昨日ねこ先生の病院に
高校生の女の子が車にはねられた子猫を
つれてきたよ。
道で辛そうにしているノラの子を
その女の子は見かねて拾ってきたんだ。
5ヶ月ぐらいの三毛猫。
引きずっていた足は折れてなくて
大丈夫だったけれど
目がねこ風邪で腫れていた。
高校生の女の子は、両親が海外に行っていて
自分では治療費がかさむと払えないと
泣き出したよ。
でもこの子を助けたいと
また泣き出したよ。
全部ノミ取りまでの治療が終わって
ねこ先生が治療費をかなりオマケして三毛たんを渡したら
高校生は、家にすでに一匹いて飼えないと
またまた泣き出したよ。
もしかしたら親猫が探してるかもしれないので
もといた場所にもどすことにしてその女の子は
三毛たんを連れて帰ったんだ。
やっぱり泣きながら・・・・
ぼく、もらい泣きしたよ。くしゅん。
 

なんと、この日カメラおじさんも車にはねられたよ。
早々にシップ貼って落ち込んで寝ちゃったけど・・・
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まこという名の不思議顔の猫

2008年11月12日 | Bookっり箱
ブログから人気に火が点き、ついに本まで出版された猫・まこちゃん。
元々は動物プロダクションの倒産で放棄され、動物病院に保護された猫でした。

里親募集で名乗りを挙げた飼い主さんに引き取られた当初は病気がちで人見知り、
脱毛も酷くてとても可愛いとは言えない容姿だったそうですが、
根気強く付き合う内に徐々に心を開き、外見も見違えるようにきれいになったとのこと。

好奇心旺盛で人懐っこく、独特の情けない目つきが不思議と可愛いくて癒されます☆
中央公論新社刊
1500円

近所で見かけた不思議顔的のら猫たん。(駒沢辺り)
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246ハーフマラソン

2008年11月11日 | めんちゃん日記
日曜日にあった246ハーフマラソン。
寒い雨上がりの朝。
246(玉川通り)であったよ。
でも
ぼくは、寝坊して
間に合わなかったよ。
だいたいハーフって20キロ以上でしょ。
ぼく、ハーフのハーフのハーフのハーフだったら
走ったことあるよ。
つまり駒沢公園一周。
それが限界ース。

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なんて寒いの2

2008年11月10日 | めんちゃん日記
急に寒くなると
南国生まれとしては
つらいよ。
さむっ。ぶるぶるー、
油断してたら風邪ひくよ。
日本犬みたい雪やこんこんとは
いかないんだ。

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Cardごのみ32~海の生き物1&2

2008年11月09日 | 食玩小物
オパールというキラキラ系のステッカーを多用して、
海の様子を再現した2枚です。
下のカードではベラムという半透明なシールも使い、
海中の光や泡の感じを演出してみました☆
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隅田川水上バス

2008年11月08日 | 写真コラム
浜松町の日の出桟橋から浅草の吾妻橋まで
往復する隅田川ライン。
この日は、外国人と幼稚園児の団体さんで
ほとんど占められていた。


乗り物が旅気分にさせてくれる。
日常からポンと抜ける瞬間。
東京で
電車やバスでは味わえない。

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こちら、自由が丘ペット探偵-35-

2008年11月07日 | 投稿連載
こちら、自由が丘ペット探偵局 作者古海めぐみ
          35
安田美貴の家の玄関を出てきた福田刑事を表通りで待ってい
たのは黒のトヨタ・マークⅩの覆面パトカーだけではなかった。
赤いBMWから佐藤沙織と水島ミカが出てきて福田刑事の前
へ躍り出た。
福田の鼻先まで進み来た、品よさそうな甘いコロンの香水を漂わ
せた、よくトリミングされた二匹のプードルのような若い主婦
が無精ひげと目ヤニの目立つ安月給の刑事には、何をいいに
来たのか激しい自分への希求の感情を漲らせて迫ってくるのが
不思議な光景として映った。
実際は一二分かもしれないが長い時間ピンクの二匹の生徒会
役員みたいな主婦と野良のような刑事とが見詰め合った。
沙織もミカも緊張してどう切り出したらいいか判らなかった。
「何か?」
やっと福田刑事が声をかけた。
「あのー、あのー、」
「はい?」
刑事の切り替えしに沙織は、又声が詰まってしまった。
「ここのわんにゃん天国堂って悪い商売をしています。
捕まえてください。」水島ミカが一気に発声した。
「しょう、証拠もあるんです。ペット探偵の犬飼さんが中
の犬のひどい飼育状態を写真に撮ってます。」
沙織も慌てて付け加えた。
しばらく福田はふたりをまじまじと見つめた。
「お二人は?」
「私は、佐藤と言います。ネットでここのチワワを買ったら
すぐに死んだンです。こちらは、水島さんって言うんですが、
妹さんがやはりプードルを買ったら、腎臓疾患がもともと
あることを黙ってお金だけまともにとられたんです。」
「ここの被害者ということですね。」
「はいっ!」
二人して選手宣誓みたいな空に抜けるような声を張り上げた。
「そうですか。」
福田はそっけなく答えると、パトカーのマークⅩに乗り込んだ。
沙織とミカは、唖然として後をついて屋根に警報ランプのつい
たマークⅩの運転席まで来た。
「はい。福田です。はい。ああ。わかりました。そちらの方は
よろしくお願いします・・・・」
福田は運転席で点滅していた警察無線に迅速に反応していた
のだった。
「それから、ちょっと待ってください、」
安田家の裏庭に行っていた、去年まで大学リーグでバスケット
の選手をやっていたような背が高くて若い警官がメジャーを
巻き戻しながら駆け寄って来た。
「巡査部長。やっぱりそうです。一メートルも隣の畑にはみ
出していました。」
白い歯を見せて若い警官が沙織とミカを押しのけて、巻尺の一
メートルのところを泥の詰まった爪の親指でつまんでマークⅩ
のシートに座った福田に見せた。
「有難う。すぐに畑の持ち主に連絡してくれ。」
はい、と警官は、住宅街へ走って行った。
沙織は、むっとして車内に座ったままの福田刑事に詰め寄った。
「あのー。私たちの言ったこと聞いてます?」
「よくわかりました。ただ今回は、ブリーダーの安田夫婦に
要があるのではなく、あの息子について捜査していまして・・
だいたいのペット業としての悪評は聞いてます。あなた方の
ような被害に関して一応調べてみたんですが、事業認可の
届けも登録もしてますし、死んだペットを捨てたことがここ
のものかどうかの判断証拠も正確には揃ってなくて・・・
ワンちゃんや猫ちゃんからは逮捕はできないんですよ。」
「そんな、私たちの証拠写真も見ないで。どうしてもっと
ちゃんと調べないんですか。奥多摩湖に捨てられたんですよ。
こんな小さな命が。」
ミカが健太に貰ったケージで顎がないチワワの写真を見せる。
「この犬の写真がここのブリーダーのものだと証明できま
すか。これ一枚で。」
ミカは次の言葉が出なかった。
「この顎のないチワワが奥多摩湖のチワワと写真だけでは
特定できないんです。」
沙織は、カーッと血が上ってバッグからケイタイを取り出す
と犬飼へ電話をした。
「今この写真をここで撮った探偵さんを呼びますから・・」
勢い込んだ割には全くつながらなかった。
「私たちも犬飼さんにはもう一度お話を伺いたいと思って
探しているんですがどこにもいないんです。」
沙織は唇を噛んでケイタイを切った。
「ではこの夫婦は捕まえられないんですか。」
福田刑事は、ハンカチで洟をかんでじろりと沙織とミカの
ピンク色に上気した細くて小さい顔を見た。
「今から捕まえますよ。まずは事情徴収ですがね。」
????生徒会の二人の女の子は眼をパチパチした。
「土地建物使用に関する法律でね。」
「土地?」
「裏庭の駐車場が隣の畑にはみ出していて以前から畑の
持ち主から訴えが出ていましてね。」
と名刺を今度は二人の役員に渡す。
「すぐにお話をお伺いすることがあると思います。その
ときはよろしくお願いします。」
はい、と二人は名刺をそれぞれ受け取るとハンドバック
に入れた。
ちょうど陽が沈みかけて赤く長い沙織とミカの影が福田
のマークⅩのボンネットに延びていた。そして福田がエ
ンジンをかけようとキーを廻した時その二人の影を何か
が遮った。
キャャャーとミカが悲鳴をあげた。
福田も慌ててエンジンを切ってフロントガラス越しに
黒い大きなものが飛んできたので身構えた。
「セイコちゃん!」
ボンネットの上に舞い降りたカラスにそう声をかけた
佐藤沙織は、屈むように覗き込んでつづけた。
「犬飼さんは、どこにいるの?」
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イッツ・モノ・カフェ~シーちゃんのおやつ手帖70

2008年11月07日 | 味わい探訪
モノ・カフェはコーヒーとロールブレッドのお店。
ロールブレッドとは、紙製のカップにロール状に入れられた小さなパンのことで、
上で紹介した甘味系の他に、めんたい味やカレー味など辛味系も数種類揃っています。
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