2004年には関西国際空港にも数多くの巨大台風が来襲し、関西国際空港での26年間の観測史上最大の高潮と高波に晒されました。この時には、護岸を越えた波が、背後の道路をえぐり取るなどの被害も出ました。
こうした厳しい海象条件にも十分耐えることができるように、関西国際空港島の護岸を、順次、かさ上げしました。かさ上げでは、大阪湾で記録が残っている最高の潮位(第2室戸台風を想定)の際に、50年に一度に相当する高波が来襲しても、護岸を越える波が抑えられるような高さまで護岸のコンクリートを継ぎ足しました。
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