先週、鈴木信夫さんのご自宅を訪ねました。
信夫さんがそこにいるような、あたたかで美しい空間がありました。
たくさんの詩に感動し涙しました。
「高山さんの歌と信夫の詩は似てるわよね」とお母様が仰って下さいました。
本当に、どれも共感するものばかりでした。
少し、ご紹介したいと思います。
「ひざし」
鈴木信夫
ひざしがありがたくて
てをあわせ
ひざしがありがたくて
あたまをさげ
ひざしがありがたくて
なみだをうかべます
ああ、ひざしがありがたい
かわらずに、きょうもひざしがあって
かわらずに、ひざしにてらされてます
あしたも、ひざしがありますように
ひざしがありがたくて
じっとみつめて
ひざしがありがたくて
しばらくたちどまり
ひざしがありがたくて
いきているのをかんじます
ああ、ひざしがありがたい
とにかく、ひざしがありがたくて
なぜだか、ひざしがありがたくて
いつも、ひざしがありますように