今年の5月5日、満席の東京オペラシティ・コンサートホール、
前から2列目の席でフジコ・ヘミングさんの生演奏を初めて聴きました。
やはり、生演奏は、すごいです。
テレビやCDでは伝わらないものが伝わります。
演奏会にいったのは、佐藤初女先生の告別式で偶然出会った、沓澤小波さんとのご縁がきっかけとなりました。
沓澤さんは、フジコ・ヘミングさんの衣装を作られたり、一緒に「青い玉」という絵本を出版されています。
この本では、
「運命の扉は思いほど中が明るい」
「好きなこと、得意なことは神さまからの贈り物」
「夢を現実のものとするために人は生きている」
「越えられない試練はない。ただ、渦中にいる時は、人はそのことに気づかない。」
「自分の思いと聴衆との思いがひとつになる。それこそがコンサートの魅力。」
「練習がすべて、練習を怠ったらピアニストとして終わり」
「少しくらいまちがったっていいじゃない、私は機械じゃないんですから、自分の弾きたいようにひくだけです。」
「音で絵を描くように表情豊かなピアノを紡いでゆく」
「音楽は演奏家しだい、どう表現するかが腕のみせどころ」
「音楽で「喜びの種」をまきたい」
・・・などなど、勇気づけられる言葉がたくさん!!
私が聴いたフジコ・ヘミングさんのピアノは、本当に他の誰とも違う演奏でした。
さすが、オンリーワンのピアニストです。
苦難と孤独を乗り越えてきた方に与えられた現在のご活躍は、本当に素晴らしいと思います。
私もそんな演奏家に一歩でも近づきたいです。
子供のころから一番好きだったのは歌うことですから。
宮崎・熊本のコンサートまであと20日!!
頑張ります!!