熊本地震から一年すぎ、まだまだ1年前のままの被災地の様子が
テレビで放映されていました。
被災地の復興が一日も早く進み、被災された方の心が癒されますようにと祈ります。
私も昨年は2回ほど熊本を訪れましたが、またチャンスがあれば伺いたいと思います。
昨日は、まだ桜の残る公園で、ボーイスカウトの上進式でした。
あたたかいというよりも日差しが暑く、スカウトたちは桜の舞い散る中で
モンキーブリッジを渡っていました。
ボーイスカウト活動も、もう23年目になりました。
さあ、これから
ホームページを更新しなくては・・・。
その前に、先日の事ですが、ふと思い出したので書いておきます。
羽田に向かう高速バスの中での出来事です。
バスに乗り込むと、斜め前に座っていた4~5歳の女の子が、
お母さんに「お~~み~~ず~~~!!!」と何度も叫んでいました。
お母さんは、お茶とジュースをお持ちの様子で、子供に飲ませようと
するのですが、そのお子さんは受け入れず「お~~み~~ず~~~!!」と
お水を欲しがります。お母さんも困った様子でした。
実は私は、バッグの中に小さなペットボトルの水を持っていました。
しかし、その水は市販のものではなく、家の水道水でした。
しかも、その日ではなく、前の日の夜に汲んだものでしたので、小さなお子さんに
あげるには躊躇してしまいました。
あきらめて、お茶かジュースを飲んでくれないかな~~と心の中で願いながら、
ちょっと様子を見ていました。
しかし、一向にあきらめる様子がなく「お~~み~~ず~~~!!」と叫んでいます。
羽田までのバスは1時間近くかかるので、このままでは大変!!と思い
私もやっと勇気を出して、「家の水道水ですけど・・」と前置きして
そのお母さんに自分の水をあげました。
するとですね・・
その女の子は、すぐに水を口に含み、大声を出すのをやめて、ピタッと静かになりました。
周りのお客さんたちも、ホッとした様子でした。
あ~~こんなことなら、もっと早くあげれば良かった!!と、束の間の葛藤を
後悔しましたが、水の大切さも思いました。
水なら手を洗うこともできるし、飲むこともできるし、いろんな用途に使えます。
ジュースやお茶ではなく、これからも水を持ち歩こうと思いました。
また、お腹壊しちゃうかな~とかいろんな心配をしないで、
考えすぎず恥ずかしがらずに、素直に行動できる自分でいなくちゃとも思いました。
バスを降りるときには、にっこり手を振ってその親子と別れました。
今日もどうぞよい一日を!!