昨日は、相模原市民合唱団の第24回定期演奏会へ行ってきました。
筑波大学時代の友人の市川道伸氏が、大学卒業後からこの合唱団に所属していて、
指揮者としても活躍しています。
私は何度もこの合唱団の演奏を聴いていて、毎回とても楽しみにしているのですが、
今回はまたさらに感動的な素晴らしいステージでした。
第一ステージは、バッハのモテット(イエスよ、わが喜び)11曲を、
弦楽アンサンブルで演奏されました。
コラールと合唱が交互に並んでいて、ドイツ語の歌詞の意味は分からなくても
歌の奥にある魂の喜びが伝わってきました。
私の友達は第二ステージの「イギリス民謡集」6曲を指揮しました。
あたたかな歌声~~丁寧に練習されてきたのが、伝わってきます。
イギリスの歌なのに懐かしい雰囲気で、あたたかな風が吹いてきたような感じです。
心地よい響きに包まれました。私は、友達の指揮の手元ばかりを見ていました。
その丁寧な振り方に、彼のすべてを見たような気になりました。
第三ステージは、「歌い継ぎたい歌」8曲で、馴染みのある歌がずらり~~
「思いでのアルバム」に始まり、「リンゴの唄」「見上げてごらん夜の星を」・・・
どれも面白い編曲で、合唱ならではの豊かな表現で、本当に聴いていて楽しいのです。
「幸せなら手を叩こう」で、指揮者の岩本達明先生が、マイクをもち、会場と一緒に
パフォーマンス~~きっと毎回の練習も楽しいだろうな~と思いました。
ピアノの森田花央里先生編曲の「草原情歌」の初演や、「ふるさと」も
繊細な音に始まり、徐々に壮大な原風景が広がる、素晴らしいアレンジに魅了されました。
第4ステージの、混声合唱曲「ぶどう摘み」が、また変化に富んだ素敵な作品でした。
これも、弦楽アンサンブルとの共演で、素晴らしい音楽の世界に浸ることができました。
人の声の力、混声合唱の深みを改めて実感した、素晴らしい演奏会でした。
また、この合唱団を、30数年に渡って引っ張ってきた友人の市川道伸氏に
心から敬服いたしました。
終わったあとは、大学時代の仲間と乾杯~~して、感想を熱く語り合いました。
歌は、人の心を和ませ、人と人を繋ぐ、平和のための一番の道具だと思います。
これからも、歌う喜び、音楽のすばらしさを、伝えていきたいと思います。
素晴らしい一日を、本当にありがとうございました!!!!