おはようございます。
横浜は雨~~まだまだ冷たい朝です。
この季節、よく「光の春」という言葉を聴きますが、語源はなんとロシア語なんですって!1
冬の長いロシアで徐々に日が長く、空が明るくなっていく2月のことを指すそうですよ~。
あと少しで3月~確実に日は長くなっていて、日向ぼっこでうとうとしたくなる季節が
やってきますよ~。
あ~、思いだしました。
宮崎の作家で詩人だった故篠塚興一郎先生の「この五十の魂たち」(鉱脈社)という本の中に
書かれていた「春がくるよ」という詩!!
この詩を宮崎刑務所でのコンサートで朗読したことがあります。
感想文に、この詩が心に残ったと書いてくださった方がいました。
1999年の春、私は帰省先の宮崎市で、宮崎寿屋百貨店の向かい側にあった田中書店の店頭で、
この本を偶然みつけて買いました。
本には、障がいをお持ちの子どもたちの先生をされていたときに書かれた詩と
散文が綴られていました。
それから、「わっしょい」という詩を、その年の9月に宮崎市清武町の半九ホールで行われた
「お祭りバレエと日本の響き」(リトルエンジェルダンシングクラブ)で朗読させて頂きました。
篠塚先生とお会いしたのは、そのコンサートにいらしてくださったとき、たった一度だけで
2006年春にご病気で亡くなられましたが、先生の書かれた詩は、私の心の中にずっと生きています。
「春がくるよ」
篠塚興一郎
おまえに どんな言葉を送ろうか
たった一遍の詩によせて
おまえを励ます言葉を
わたしは どこから探してきたらういいのだろう
今 春だね
冬の次には必ず春が来る
辛いときそのことを想いだしてごらん
心のなかにきっとお日さまが顔をだすから
人にばかにされても
優しい人になりなさい
親切を尽くせる人になりなさい
それはお日さまのように温かく
尊いことだよ
嘘をつかずに
仕事を一生懸命つづけることです。
頑張ることは歩くことと一緒だよ
立ち止まったらどこにもゆけない
歩くんだよ 歩くんだよ
人も皆 それぞれにいろんな季節を歩いているんだよ
どんな人の冬にも 必ず春が来るよ
一生懸命歩いて通り抜けたら
必ず大きな
春がくるよ
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