サントリー作曲賞～波立裕矢さん、おめでとうございます～

２７日、サントリーホールにサントリー作曲賞の選考演奏会に行きました。

 

プログラムは次の通り

どの曲もそれぞれに個性的で素晴らしく、感動しました。

これまでのクラシック音楽にはない表現がたくさんあり、とてもユニークで面白く

洗練された響きは圧巻でした。

難しい曲の解釈はわかりませんが、私が肌で感じたのは、音楽の無限の可能性と

地球がこれから向かおうとしている新しい時代への幕開けです。

音楽は生きている！！

生きているということは、絶えず変化してゆくということ。

そして、今この時代を共に生きている若い音楽家たちの曲を、

生で聴けるって、本当に素晴らしいということです。

目には見えない音楽の世界は、無から創造されたものであり

それは、音の波動によって伝わり、人々だけではなく、地球上のすべてに

いやもっと大げさにいうならば、全宇宙に影響を与えうるものでもあると思うのです。

たったひとつの音楽が、世界を変えることはできないかもしれないけれど

その小さな可能性の扉のひとつを開くことはできるのではないかなと思います。

 

選考会で審査員の方が、曲の構成や表現やいろんな角度から解説されていて

とても勉強になり、さらに曲への理解が深まるような気がしました。

そして、ただただ素直に心で感じる音楽の喜びを大切にしていきたいと思いました。

 

 

今回サントリー作曲賞を受賞された波立裕矢さんのこの作品は、

初演の時も聴かせていただきましたが、

今回は、さらに洗練されてより豊かに表現されてました。

受賞の瞬間は、波立さんのご家族と一緒にいたのですが、ご家族はもちろん

私も涙をこらえることができませんでした。

これからのさらなるご活躍を心からお祈りしています。

本当におめでとうございます！！