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ロスがないラインケーブルは?vol.13

2017-09-09 | オーディオ部品のうんちく

『ロスがないラインケーブルは?vol.12』の続きです。

今日は番外編その3。

ピンプラグ、キャノンコネクター、フォーンプラグでとれが一番良いのかということですが、

キャノンコネクターは進化が止まって久しく

フォーンプラグは3.5mmや2.5mmと音質よりも使い勝手やコストを重視した方向に進化した結果

消去法で残ったのがピンプラグです。

ホームオーディオ用に限定するならばピンプラグはベストではないかもしれませんが

使い勝手や音質、信頼性も合格点を出せるコネクターだということです。

ところで、

ピンプラグは音が悪いのでセパレートアンプをプリメインアンプにしたら音が良くなるのでは?

という考え方がありますが、

プリメインアンプはピンプラグがなくなった以上のデメリットが回路構成上あります。

例えば電源回路。

プリメインアンプの電源回路には音楽信号が流れています。

電源のコンデンサーを交換すると音が変わるというのは

音楽信号をバイパスさせるコンデンサーの質によって音がかわるということです。

プリメインアンプには

入力端子、入力切替、緩衝増幅器、ボリューム、アクセサリー回路、電力増幅回路、出力端子等の

ブロックがありますが緩衝増幅器、アクセサリー回路、電力増幅回路等には電源が必要です。

これらの回路は音楽信号の正規の通り道と

電源を経由した音楽信号の通り道があり、

この2つをどう整理するかがアンプの音質を大きく左右します。

よく、古いマッキンのアンプが音が良いからと言われ

回路図を完コピーしてアンプを組んでも、決してマッキンの音にはなりません。

そこには回路図には出てこないノウハウがあるからなのですが、

そのひとつが電源とアースポイントの選び方なのです。

これらの影響を排除するのは簡単で

1つのブロックに1つの専用電源を設けることで

電源を経由した音楽信号の通り道はシャットダウンされ

正規の通り道だけで音楽信号が伝達されるようになります。

プリアンプとパワーアンプでセパレート化するということは

電源もセパレート化されるということも大きなメリットなのです。



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定員まであと9名となりました。

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お早めにお申込ください。




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