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緋色じゃなくて、音色の研究 vol.3

2017-09-28 | ムジカと音楽
『緋色じゃなくて、音色の研究 vol.2』の続きです。

音色(ねいろ)に関する考察です。

他にも『音色』といって片付けてしまう要素はいくつか考えられます。

そのひとつに可聴帯域外の音の存在があります。

人間が耳で聴く事ができる帯域は20Hz~20KHzといわれます。

これは赤ちゃんだけです。

大人になっていくとだんだん高域が聴こえにくくなり

60歳では~10KHzくらいになってしまいます。

ゴムや布のエッジが使用されているスピーカーは古くなってくると

エッジが硬化し、細かな振動が出来なくなります。

そのため高域が落ちてくるのですが、

耳も同様で歳と共に高域特性が悪化していきます。

人間の場合は耳で音を聴いた後、脳で補正を行いフラットにします。

そのため歳をとっても高域が聴こえないという感覚はないかもしれませんが

測定すると確実に落ちています。

このような状態のときよく訳がわからない現象が起きるのです。

たとえば、

あるオーディオシステムで16KHzにノイズのようなものが重畳していると仮定します。

リスナーが10KHzまでしか聴こえない年齢であれば当然聴こえません。

ところがこれは単音の場合です。

もしも7KHzと16KHzの音が同時に出た場合はどうでしょう?

単音であれば7KHzの音しか聴こえませんが

複数の音が混合している場合

その和や差の周波数にも影響を与えます。

この場合は 16+7=23KHzと16-7=9KHzに影響がでます。

23KHzは聴こえませんが 9KHzは十分聴こえる領域です。

つまり7KHzと16KHzが同時に再生された場合

9KHzの音が僅かに変化するのです。

これを『音色』といってごまかしてしまうわけです・・・。

皆さんは電源にノイズフィルターを使ったことがありますか?

40KHz以上の可聴帯域外のフィルターであるにもかかわらず

可聴帯域の音が変化する理由のひとつだと考えられます。

次回に続きます。


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