『プリアンプに続き 『パワーアンプ』 発売前夜 vol.1』の続きです。
4月発売のパワーアンプ Raicho Ⅳ powerの詳細です。
次はこのパワーアンプの最大の特徴である低域のドライブ能力について。
Raicho Ⅳ powerの開発はサブウーファーFalcon(ファルコン)と
同時進行で開発してきましたので開発者も
低域には特に神経質になっていました。
目標は従来の製品よりも1オクターブ下を体感すること。
とはいっても、
従来の製品も20Hz以下まで再生しますので
耳で聴こえる周波数域ではなく
体が空気として感じる帯域の音をしっかり出すことに努力しました。
体が空気を感じるというと、
とても『うさんくさい』のですが、
ヘッドホンを使用すると理解することができます。
最近のヘッドホンは20Hzまで再生するものは当たり前で
中には10Hzなどという製品もありますが
ヘッドホンというのはなぜか低域の迫力が感じられません。
音というのは空気の粗密波で、
20Hz以上の周波数では鼓膜がそのセンサーとしての役割を持ちます。
では20Hz以下では?・・・これは皮膚がセンサーの役割を担っていると考えられています。
ぜんぜん別の話ですが、
目もまたセンサーのひとつです。
目は紫から赤までの可視光線(周波数でいうと749テラヘルツ~384テラヘルツ)を見ることができます。
384テラヘルツ以下は赤外線と呼ばれ、目で見ることはできませんが
熱として皮膚で感じることができます。
また、749テラヘルツ以上は紫外線と呼ばれ、こちらも目で見えませんが
皮膚にあたると日焼けをしたり、シミになったりする光線です。
皮膚は感度こそ鼓膜や目にはおよびませんが
信号を感じ取るためのセンサーであることは間違いありません・・・次回に続きます。
------- 仕 様 ---------
型 名 Raicho 4 power
品 名 パワーアンプ
出力 70w+70w
周波数特性 8Hz~100KHz
入 力 ライン1系統
その他の機能 出力レベルメーター
外形寸法 W392mm × H70mm × D195mm
内容物 電源アダプター、
標準小売価格 ¥350,000(税別)
発売予定日 2018年4月1日
3月1日サブウーハーが発売になりました。
型名 Falcon(ファルコン)
品名 サブウーハー
ユニット・方式 25cmウーハー 密閉型
再生周波数 32~200Hz
内臓ネットワーク fc=150Hz、fc=75Hz、ネットワークバイパスの3モード切替
能率 90dB/oct/1m
外形寸法 H632mm W360mm D520mm
発売予定日 2018年
価格 ¥69800(税別・1台)
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