『新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?! vol.6』の続きです。
『新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?! vol.19』までは
ステレオ再生時のセンター付近の音に厚みをもたせるために
サブスピーカーを2本追加して再生する実験をしてきました。
ところが、
『新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?! vol.6』で
サブスピーカーを逆相にしたときに
センターが薄くなるという現象が発生しました。
『新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?!番外編』では
部屋の都合で左右のスピーカーの距離がとれず
ステレオイメージが十分に得られない場合の裏技になるのではと考え
実験していきたいと思います。
まず、下図をご覧ください。
この図は一般的なステレオ再生の概念です。
左のスピーカー付近から聴こえてくる音を+1、
右のスピーカー付近から聴こえてくる音を+1とします。
センターから聴こえてくる音は右が+0.5、左が+0.5収録されているはずですので
あわせて+1の音が聴こえてきます。
この状態では右~センター~左とすべて+1の音が聴こえてきますので
サウンドステージはバランスよくつながります。
次に下図をごらんください。
左のスピーカー付近から聴こえてくる音を+1、
右のスピーカー付近から聴こえてくる音を+1は同じですが
左右のスピーカーが近いため
センターから聴こえてくる音は右が+0.7、左が+0.7となってしまうのではないかという仮説をたてました。
その場合、左+1、 センターは0.7+0.7=1.4、右+1となり
センター付近の音量が高くなり
バランスのよいサウンドステージが得られないと考えられます。
実際に左右スピーカーの距離が短い状態で
オーケストラを聴くと、楽しくありません。
そこで、ここにサブスピーカーを追加することによって・・・次回に続きます。
≪今日のおすすめ動画≫
Williams: Indiana Jones / Sir Simon Rattle · Berliner Philharmoniker
https://www.youtube.com/watch?v=_U519RdznMA&list=WL&index=217&t=0s
2015年に収録されたサイモン・ラトル指揮ベルリンフィルの
インディ・ジョーンズのテーマです。
≪お知らせ1≫
プリメインアンプIbuki4intとスピーカー・クアドラルARGENTUM520の
セット販売をします。
両方とも未使用品です。
ご希望でしたら、試聴室で展示台として使用していた白いミニテーブルをプレゼントします。
限定1セット、価格は69800円(税別)です。
詳細はhttps://www.musika.jp/nws/set.htmlです。
≪お知らせ2≫
予約販売のメディアボックスですが
当社のカウントミスで1台余分に生産してしまいました。
そのため1台のみ追加申し込みを承ります。
ご希望の方は https://form.run/@musica2 からお申込みください。
≪お知らせ3≫
ムジカ公式メールマガジンを配信しています。
2週間に1度程度発行しています。
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ご登録はこちらです。https://www.musika.jp/acmailer3/form.cgi
≪お知らせ4≫
当社試聴室(ログハウス)のオーディオ試聴とログハウス見学の予約状況です。
5月11日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎
5月12日
10:00~12:00 ◎
13:00~15:00 ◎
15:00~17:00 ◎
◎ 試聴室はご予約可能です。
× 試聴室は使用予定です。
新型肺炎の拡大防止のため、当面の間ご試聴にはご予約が必要です。
ご試聴は1組づつ行います。
また、換気を完全に行うため窓を開放にした状態での試聴となります。
ご協力をよろしくお願い申し上げます。
ご予約はこちらです https://form.run/@musica2