『新スピーカー接続法 2.2チャンネルとは?!番外編 vol.5』の続きです。
部屋の都合で左右のスピーカーの距離がとれず
ステレオイメージが十分に得られない場合の裏技を実験します。
リスナーからスピーカーを見たときの角度が35度という狭い間隔でメインスピーカーを設置し
その中央付近にサブスピーカーとして100均のスピーカー+リボンツィーターを
セッティングし試聴しました。
前回、フルレンジだけでは高域の改善がイマイチだったので
リボンツィーターを付加しました。
最初はオーケストラを聴きました。
音場のでき方は右手前≫センターの奥の方≫左手前というように前回と大差ありません。
今回は高域は音が自然になりすいぶん改善されています。
ツィーターによる変化は高域が大きく変わったというよりは
音の立ち上がり部分の変化が大きいように思いました。
音の立ち上がり部分というのは、たとえ低い音であっても
高域の成分を含んでいるため、
チェロにスピード感が出ると共に
芯のある音になりました。
もちろん、ヴォーカルを聴いたときのセンター付近のダンゴになった音も改善されており
ここまでやれば実用範囲かな?という感じです。
今回、左右のスピーカーの距離がとれない場合の裏技について実験してきましたが
この実験を終えての感想は
サブスピーカーといえども十分に帯域の広いスピーカーを使う必要があり
できれば、メインスピーカーと同系統のスピーカーを使うのがベストのような気がします。
例えば、メインスピーカーにトールボーイ型を使用している場合
同じメーカーで同じシリーズのブックシェルフ型スピーカーが入手できれば
音はナチュラルで効果的です。
コストを考えるとなかなか難しいと思いますが、
例えば、
ラジカセのような一体型の再生システムを自作する場合には
特に有効な手法ではないかと思いました。
また、広い部屋であっても
スピーカーとリスナーの距離が極端に離れている場合は有効だと思います。
興味のある方、ぜひ追試願います!
次回に続きます。
≪今日のおすすめ動画≫
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モーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークをオルガンで演奏しています。
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