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コナン

2021-08-15 00:52:33 | Atwiki
名探偵コナン

登録日:2014/10/11 Sat 08:37:02
更新日:2021/08/08 Sun 21:22:18
所要時間:約 28 分で読めます

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96年冬アニメ B'z BREAKERZ GARNET CROW ZARD アニメ トムス・エンタテインメント 三枝夕夏 倉木麻衣 名探偵コナン 国民的シリーズ 小学館 小松未歩 愛内里菜 推理漫画 日本テレビ 未来少年じゃない方のコナン 東京ムービー 東宝 漫画 読売テレビ 超豪華声優陣 週刊少年サンデー 青山剛昌


江戸川コナン……探偵さ!


『名探偵コナン』とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の国民的推理漫画である。

●目次
概要
作品の概要
アニメ版
ドラマ版
あらすじ
登場人物
主要人物
準主要人物
警視庁
府県警
法曹界
FBI
公安警察
黒の組織
その他の登場人物
事件リスト
関連項目
豆知識
◆連載に至るまで
◆話作り
◆サザエさん時空
◆アニメ版・アニメオリジナルエピソード
他作品との関わり


概要

1994年5号から連載がスタート。国民的な人気と知名度を誇る大人気作品の1つで、様々なメディア展開がされている。

2019年時点でコミックの総発行部数は2億3000万部を突破した。
現在『サンデー』史上最長の連載期間を誇り、2017年8月にめでたく連載1000回目を突破し、更に2019年で連載25周年を迎えた。

海外の人気も高いが、本作の海外人気は主にアジアが中心で、日本のアニメや漫画が大人気のイメージが強いアメリカやヨーロッパでの認知度は意外にも低い方。但し、英語版吹き替えを収録した劇場版DVDの発売実績もあり、まったく知名度が無いというわけでもない。



作品の概要

殺人などの事件を主人公の江戸川コナンが持ち前の推理力で解決していくのが基本となっている。
が、作者がこの作品を「殺人ラブコメ漫画」と称しているだけあり、恋愛漫画の側面も持ち合わせている。
コナン(工藤新一)とヒロインである毛利蘭の関係は勿論、少年探偵団、蘭の両親、コナンのライバルである探偵・服部平次とその幼馴染の遠山和葉、警視庁内で巻き起こる恋模様が書かれる事が多い。
ただし、恋愛に奥手かつ鈍感な男性陣が多いので、リアル時間で恋の成就に3~4年以上かかることが普通である。

たまに『シャーロック・ホームズ』のような冒険活劇や、ハードボイルド風の話も扱うことがある。『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』のように、最初から犯人が判っている、いわゆる「倒叙型」のシナリオで話が進むこともある。
なお、『コナン』ではテレビ局や雑誌関係者などのマスメディア関係者が被害者になることが多いが、過去に罪を犯しているなどしているために同情できない被害者が多い。

また、ほぼ毎回、殺人や強盗、麻薬取引に怪盗事件が起きるため、制作関係者・出演声優・ファンからは米花町(たまに杯戸町も)は犯罪都市とか言われている。実のところ、米花町以外が舞台になる場合も多いのだが。
主人公工藤新一が公的には行方不明や留年にならないよう、起きた事件数や日にちに対して設定上の作中経過時間は若干サザエさん時空化している。


アニメ版

1996年1月8日には、日本テレビ系列でテレビアニメ版(制作はキョクイチ東京ムービー→トムス・エンタテインメント)が放送開始。
こちらは、日本テレビ系列において全国同時ネット放送の30分レギュラーアニメ番組としては最長寿作品*1となっており、2021年には放送1000話を突破した。

アニメでの字幕放送では、コナン(新一)が黄色、小五郎が水色、蘭が緑色、それ以外は白で表記されるが、金曜ロードショーなどで放送される劇場版では別のキャラが水色、緑色になる場合がある。

放送の時間帯に合わせてか、赤い血ではなく黒ずんだ血に変更されたり遺体の瞳を閉じたり*2、首を吊った状態の遺体の顔を見せない*3、焼死体は直接写さないなどの配慮がなされているが、どんな殺され方をしても遺体は眠っているように瞳を閉じているため、あるエピソードでは重大なネタバレになった事もあった。
だが、首無し死体やバラバラ死体と言った切断された遺体は『金田一少年の事件簿』においては変更される例がいくつかあるのに対し『コナン』ではトリックに関係する場合が殆どで変更しづらいためか、基本的に改変は少ない。
他にも、原作で使われる「死体」というセリフもアニメでは基本的に「遺体」に変更され*4、性関連の言葉*5など放送においてふさわしくないとされる表現は差し替えたり削除したりしている。

1997年春からは東宝の配給で劇場版の公開が開始され、ゴールデンウィークの定番の映画シリーズとなっている。
2009年公開の『漆黒の追跡者』以降では一部の芸能人ゲスト声優もメインで起用するようになった。
2016年公開の『純黒の悪夢』を境に一作品あたりの興収が大幅に上昇していき、2018年公開の『ゼロの執行人』はテレビアニメを原作とする劇場版映画では当時史上最大の興行収入を達成した。
テレビアニメの劇場版史上初の興収100億円達成も時間の問題と思われていたが、後述の通り『緋色の弾丸』の公開が大幅に延期された影響もあり、この大台に初めて到達した作品は『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』となった*6。
テレビアニメの劇場版では当たり前ともいえる入場者特典の導入は滅多に無いが(『純黒の悪夢』及び、『ゼロの執行人』と『紺青の拳』の4D版での再上映のみ)、映画冒頭に第1話のダイジェストや世界観の説明を挿入することで新規層が鑑賞しやすく、長年のファンからの支持も未だ厚く、2016年公開の『純黒の悪夢』以降はキャラクターファンを中心とした熱心なリピーターが増えたのも興収の上昇に繋がっている。
なお、2020年公開予定だった『緋色の弾丸』は新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開延期が発表され、当初の予定から1年遅れの2021年4月に公開された。大幅な延期に至った理由としては、近年の作品で一気に跳ね上がった興収面への影響や、東京オリンピック(こちらも開催が1年延期となっている)を意識した内容を考慮したという見方が強い。

アニメ版とは違い、劇場版では血や遺体の表現が若干緩和されており、原作と同じように描写されている。
なお、劇場版に登場する建物は、爆破などで破壊されてしまう事が非常に多い為、被害総額が『こち亀』クラスかそれ以上とファンから言われる事もある。

今でこそ原作で三話・四話分の話はアニメにおいて前後編で放送されるのが普通であるが、放送初期はそれらを一話完結の話として放送していた。そのためか内容のカットや変更が多々あった。同様に、現在のアニメでは三話もしくは四話で行うような原作の長編事件も、アニメでは前後編で描き切っていた。

また、放送当初はこんなに続くとは思われていなかったため、少年探偵団が原作では絡まない事件に登場したり、逆に『奇妙な人捜し殺人事件』と『新幹線大爆破事件』に黒の組織が絡まなかったりと大幅な改変がなされている。

原作ではゲストキャラに何かしらの名前の法則性があるのに対し、アニオリ回では基本的に法則性がほとんどないが、話によっては法則性が存在する場合がある。
また、原作とアニオリ回の違いとして、原作回ではゲストキャラのデザインが個性的なものが多めなのに対し、アニオリ回では目立った特徴がないor過去エピソードに登場したキャラを少し弄って登場させたキャラが多めである。

また、年に1回はJR西日本とのコラボ企画でミステリーツアーが開催されており、解答編に相当するエピソードがアニメ化されている。当初は殺人が殆どだったがここ数年は殺人以外の事件を扱っている。
最近のミステリーツアー回はコナン達の行動距離がものすごい事になっており、SNS上で指摘されることがある。
ミステリーツアー回以外でも『薩摩に酔う小五郎』『こんぴら座の怪人』『ノブナガ四五○事件』などで旅情ミステリーのようなエピソードが描かれる事もある。

長期放送アニメの宿命か、ゲスト声優については何度も出演する事が珍しくない。十数年ぶりのゲスト出演となったりする事もザラにある。
何度も犯人役を演じたり、何度も被害者役を演じる人もいれば、被害者役と犯人役の両方を演じたという人も多数いる。また、ゲスト出演を経て本編における重要人物に起用される事も多い。

2009年春には日テレの編成の都合で放送時間が月曜日19時台*7から土曜日の18時台に移動。
これで、巨人戦の中継に伴う放送休止は回避できたが、同時に「民放のゴールデンタイムのアニメ番組」の灯を消しかけてしまう事になった。
なおその後、テレ東の木曜日とテレ朝の金曜日の19時台にアニメ番組が残っていたが、テレ東のほうは2018年秋に日曜日の夕方に移動し、唯一のゴールデンタイムとなったテレ朝も2019年秋にコナンと同じ土曜日の夕方(放送時間はコナンより少し早い)に移動した為、その火が一度は消えたものの、2020年秋にテレ東で再び放送される事になった。

2015年以降は原作の休載頻度が増加したこともあり、1年の放送で原作エピソードの放送数が少なく、デジタルリマスター版による再放送*8やアニメオリジナルエピソードが増えている。
デジタルリマスター版で再放送された回の場合、新規挿入されたアバンタイトルでコナンが『古畑任三郎』の冒頭シーンのようにエピソードにまつわる話をする場合があり、その代わり初回で放送された本編の一部がカットされている。

オープニング曲によっては、歌詞テロップとスタッフクレジットの書体が変更される事があるが、再放送回の場合はスタッフクレジットの書体が従来のゴシック体になる場合がほとんどである。
しかし、書体が変更されなかったオープニング曲もある。

2019年12月に公式YouTubeチャンネルが開設され、2020年1月から8月にかけて、毎日1話ずつ追加する形で第218話までを順次無料配信され、のちに第304話も期間限定で無料配信された。
再生数の伸びが凄まじくすべての話が放送開始から1日以内に10万回を突破するお化けコンテンツとなっている。総再生回数も少なくとも30万回台、大半が50万回台とその人気が伺える。2020年12月を以って公開済みのエピソードが一旦配信停止となったが、2021年1月からは改めて第1話から順次再配信される。



ドラマ版

2006年には、なんと実写ドラマ化もされた。単発ドラマを経て、2011年には連続ドラマ『名探偵コナン 工藤新一への挑戦状』というタイトルで「木曜ミステリーシアター」枠で放送された。
なお、全ての作品で工藤新一が主人公となっている*9。
連続ドラマ版は深夜枠で放送されている関係もあって、原作やアニメ版ではほとんどなかった性的描写などが描かれている為、大人向けの内容となっている。


あらすじ

「日本警察の救世主」「平成のホームズ」とも言われた高校生探偵・工藤新一は、
幼馴染の同級生・毛利蘭と遊園地でデートをしていた時、とある殺人事件に遭遇する。
難なく解決したものの、帰り道で容疑者の一人だった黒ずくめの男の不審な行動を目にした新一は、蘭と別れその男の後を追い、その先で怪しげな取引現場を目撃する。
取引を見るのに夢中になった新一は、背後から近づいてくるもう一人の黒ずくめの男の気配に気づかず、後頭部を殴打されて失神してしまった。しかも新一はその男に組織が新開発したという毒薬を飲まされ、口封じされてしまった。
…と思われたが、奇跡的に助かる。しかし、薬の副作用で神経組織を除く骨格、筋肉などの全ての細胞が退行し、小学1年生ほどの身体になっていた。
黒ずくめの組織に自分がまだ生きていると知られればまた命を狙われる立場となり、周りの人間にも危害が及ぶ。
阿笠博士の助言で正体を隠すことにした新一は自らを「江戸川コナン」と名乗り、父親の毛利小五郎が私立探偵をしている蘭の家に居候することに。
周囲で起こる難事件を持ち前の推理力で解決していきながら、謎に包まれた黒の組織を追う。


登場人物


主要人物

江戸川コナン/工藤新一
毛利蘭
毛利小五郎
灰原哀
阿笠博士
吉田歩美
小嶋元太
円谷光彦
鈴木園子

準主要人物

服部平次
遠山和葉
工藤優作
工藤有希子
沖矢昴
世良真純


警視庁

●上層部
小田切敏郎
●捜査一課
松本清長
黒田兵衛
目暮十三
高木渉
白鳥任三郎
佐藤美和子
千葉和伸
弓長警部
●捜査二課
中森銀三
茶木神太郎
●交通部
宮本由美
三池苗子
●殉職者
松田陣平
伊達航
萩原研二

府県警

●大阪府警
服部平蔵
遠山銀司郎
大滝悟郎
●静岡県警
横溝参悟
●神奈川県警
横溝重悟
萩原千速
●群馬県警
山村ミサオ
●長野県警
大和敢助
上原由衣
諸伏高明
●京都府警
綾小路文麿

法曹界

●弁護士
妃英理
栗山緑
●東京地検
九条玲子

FBI

赤井秀一
ジョディ・スターリング
ジェイムズ・ブラック
アンドレ・キャメル

公安警察

●警察庁警備企画課
安室透(降谷零)/バーボン
●警視庁公安部
風見裕也
諸伏景光/スコッチ

黒の組織

あの方
ラム
ジン
ウォッカ
ベルモット
キール(水無怜奈)
キャンティ
コルン

その他の登場人物

怪盗キッド
沖野ヨーコ
京極真
新出智明
本堂瑛祐
服部静華
鈴木次郎吉
鈴木史郎
鈴木朋子
鈴木綾子
榎本梓
小林澄子
若狭留美
宮野厚司
宮野エレーナ
宮野明美
赤井務武
領域外の妹/メアリー・世良
羽田秀吉
米原桜子
和田陽奈
赤木英雄
比護隆佑
大岡紅葉
伊織無我
脇田兼則

犯人/黒い人


事件リスト

※多くあるので個別項目のあるもののみ記載(アニメ特別編、劇場版除く)。以下ネタバレ注意。

原作
ジェットコースター殺人事件
社長令嬢誘拐事件
アイドル密室殺人事件
赤鬼村火祭殺人事件
奇妙な人捜し殺人事件
幽霊屋敷殺人事件
豪華客船連続殺人事件
月いちプレゼント脅迫事件
美術館オーナー殺人事件
新幹線大爆破事件
大都会暗号マップ事件
山荘包帯男殺人事件
カラオケボックス殺人事件
江戸川コナン誘拐事件
骨董品コレクター殺人事件
消えた死体殺人事件
天下一夜祭殺人事件
ピアノソナタ「月光」殺人事件
プロサッカー選手脅迫事件
闇の男爵殺人事件
6月の花嫁殺人事件
歩美ちゃん誘拐事件
小五郎の同窓会殺人事件
資産家令嬢殺人事件
外交官殺人事件
図書館殺人事件
雪山山荘殺人事件
テレビ局殺人事件
コーヒーショップ殺人事件
霧天狗伝説殺人事件
月と星と太陽の秘密
ゲーム会社殺人事件
ホームズ・フリーク殺人事件
三つ子別荘殺人事件
イラストレーター殺人事件
大怪獣ゴメラ殺人事件
追いつめられた名探偵! 連続2大殺人事件
スキーロッジ殺人事件
人気アーティスト誘拐事件
金融会社社長殺人事件
名家連続変死事件
帝丹小7不思議事件
コナンvs怪盗キッド
名陶芸家殺人事件
スキューバダイビング殺人事件
強盗犯人入院事件
盗賊団謎の洋館事件
時代劇俳優殺人事件
初恋の人想い出事件
黒の組織から来た女 大学教授殺人事件
ミステリー作家失踪事件
浪花の連続殺人事件
競技場無差別脅迫事件
奇術愛好家殺人事件
バスルーム密室事件
青の古城探索事件
空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件
本庁の刑事恋物語
上野発北斗星3号
園子のアブない夏物語
最後の上映殺人事件
二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件
本庁の刑事恋物語2
暗闇の中の死角
黒の組織との再会
よみがえる死の伝言
鳥取クモ屋敷の怪
命がけの復活
容疑者・毛利小五郎
本庁の刑事恋物語3
バトルゲームの罠
偽りだらけの依頼人
そして人魚はいなくなった
封印された目暮の秘密
謎めいた乗客
大阪“3つのK”事件
集められた名探偵! 工藤新一vs怪盗キッド
元太少年の災難
殺意の陶芸教室
毛利小五郎のニセ者
網にかかった謎
大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城
アイドル達の秘密
シカゴから来た男
本庁の刑事恋物語4
バレンタインの真実
犯罪の忘れ形見
隠して急いで省略
英語教師vs西の名探偵
迷宮のフーリガン
中華街 雨のデジャビュ
工藤新一NYの事件
幽霊屋敷の真実
迷いの森の光彦
孤島の姫と龍宮城
揺れる警視庁 1200万人の人質
見えない容疑者
残された声なき証言
黒の組織との接触
夕陽に染まった雛人形
汚れた覆面ヒーロー
服部平次絶体絶命!
炎の中に赤い馬
お金で買えない友情
小さな依頼者
本庁の刑事恋物語5
疑惑の辛口カレー
イチョウ色の初恋
似た者プリンセス
4台のポルシェ
トイレに隠した秘密
コンビニの落とし穴
黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー
忘れられた携帯電話
甲子園の奇跡! 見えない悪魔に負けず嫌い
本庁の刑事恋物語6
怪盗キッドの驚異空中歩行
帝丹高校学校怪談
物言わぬ航路
星と煙草の暗号
ストラディバリウスの不協和音
コナン平次の推理マジック
神社鳥居ビックリ暗号
仏滅に出る悪霊
ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間
もう戻れない二人
本庁の刑事恋物語7
服部平次vs工藤新一 ゲレンデの推理対決
お魚メールの追跡
封印された洋窓
本庁の刑事恋物語 偽りのウエディング
園子の赤いハンカチ
怪盗キッドと四名画
1年B組大作戦!
黒の組織の影
割れない雪だるま
服部平次との3日間
工藤新一少年の冒険
本庁の刑事恋物語8 左手の薬指
山姥の刃物
黒い写真の行方
赤と黒のクラッシュ 発端~冥土
逃亡者
赤と黒のクラッシュ 昏睡~殉職
弁護士妃英理の証言
風林火山 迷宮の鎧武者/陰と雷光の決着
カラオケボックスの死角
赤白黄色と探偵団
殺意はコーヒーの香り
怪盗キッドの瞬間移動魔術
憎しみの青い火花
推理対決! 新一vs沖矢昴
真犯人からの届け物
殺人犯、工藤新一~本当に聞きたいコト
回転寿司ミステリー
犯人は元太の父ちゃん
霧にむせぶ魔女
魚が消える一角岩
初恋の傷跡~古き傷跡と刑事の魂
怪盗キッドvs最強金庫
探偵団vs強盗団
危険な二人連れ
死亡の館、赤い壁
白鳥警部、桜の思い出
危機呼ぶ赤い前兆~赤く揺れる照準
小林先生の恋~時を超える桜の恋
最悪な誕生日
闇に消えた麒麟の角/キッドvs四神探偵団
猿と熊手のトリ物帖
河童が見た夢
湯煙密室のシナリオ
裏切りのホワイトデー
コナンキッドの龍馬お宝攻防戦
被害者はクドウシンイチ/犬伏城 炎の魔犬
初恋のビデオレター
ホームズの黙示録
緊急事態252
カルタ取り危機一髪
死ぬほど美味いラーメン
幽霊ホテルの推理対決
探偵事務所籠城事件
博士の動画サイト
コナンvs平次 東西探偵推理勝負
毒と幻のデザイン
初恋の共同捜査
ウェディングイブ
探偵たちの夜想曲
命を賭けた恋愛中継
泡と湯気と煙
工藤優作の未解決事件
灰原の秘密に迫る影
漆黒の特急
密室にいるコナン/謎解きするバーボン
怪盗キッドと赤面の人魚
果実が詰まった宝箱
服部平次と吸血鬼館
甘く冷たい宅配便
現場の隣人は元カレ
ジョディの追憶とお花見の罠
小五郎はBARにいる
蘭も倒れたバスルーム
容疑者か京極真
怪盗キッドvs京極真
本庁の刑事恋物語 告白/真相
赤い女の惨劇
意外な結果の恋愛小説
コナンと平次 恋の暗号
工藤新一水族館事件
堤無津川凧揚げ事件
ギスギスしたお茶会
緋色の序章~緋色の真相
太閤恋する名人戦
真夏のプールに沈む謎
三人の第一発見者
かまいたちの宿
県警の黒い闇
ブログ女優の密室事件
サクラ組の思い出
容疑者は熱愛カップル
死ぬほど美味いラーメン2
ゾンビが囲む別荘
仲の悪いガールズバンド
探偵団はヤブの中
千葉のUFO難事件
婚姻届のパスワード
17年前と同じ現場
霊魂探偵殺害事件
裏切りのステージ
コナンと平次の鵺伝説
怪盗キッドの絡繰箱
新任教師の骸骨事件
試着室の死角
さざ波の魔法使い
となりの江戸前推理ショー
白い手の女
謎解きは喫茶ポアロで
妃弁護士SOS
燃えるテントの怪
恋と推理の剣道大会
JKトリオ秘密のカフェ
心のこもったストラップ
紅の修学旅行
マリアちゃんをさがせ!
迷宮カクテル
標的は警視庁交通部
キッドvs高明 狙われた唇
代役・京極真
36マスの完全犯罪
山菜狩りとクローバー

アニメオリジナル
バレンタイン殺人事件
謎のメッセージ狙撃事件
デパートジャック事件
TVドラマロケ殺人事件
謎の美女記憶喪失事件
偽りの身代金誘拐事件
愛犬ジョン殺人事件
コンピューター殺人事件
アリバイ証言殺人事件
月曜夜7時30分殺人事件
サボテンの花殺人事件
優勝旗切り裂き事件
顔パック殺人事件
スポーツクラブ殺人事件
ゴルフ練習場殺人事件
謎の凶器殺人事件
列車トリック殺人事件
おじゃマンボウ殺人事件
幽霊船殺人事件
第3の指紋殺人事件
暗闇の道殺人事件
舞台女優殺人事件
ストーカー殺人事件
少年探偵団遭難事件
死神陣内殺人事件
総合病院殺人事件
誘拐現場特定事件 ※原作は特別編
鶴の恩返し殺人事件
ドラキュラ荘殺人事件
雪女伝説殺人事件
小五郎のデート殺人事件
スクープ写真殺人事件
モグラ星人謎の事件
探偵団大追跡事件
白い砂浜殺人事件 ※原作は特別編
仮面ヤイバー殺人事件
お天気お姉さん誘拐事件
消えた凶器捜索事件
疑惑の天体観測
自動車爆発事件の真相
謎の老人失踪事件
水中の鍵密室事件
怪奇五重塔伝説
流水亭に流れる殺意
四回殺された男
危険なレシピ
呪いの仮面は冷たく笑う
見えない凶器 蘭の初推理
スーパーカーの罠
黒いイカロスの翼
見事すぎた名推理
迷宮への入り口 巨大神像の怒り
五彩伝説の水御殿
レトロルームの謎事件
ベイ・オブ・ザ・リベンジ
商売繁盛のヒミツ
南紀白浜ミステリーツアー
松江玉造連句14番勝負
世にも奇妙な天罰
法廷の対決 妃vs小五郎
クイズ婆さん失踪事件
警察手帳紛失事件
愛と決断のスマッシュ
法廷の対決Ⅱ 妃vs九条
友情と殺意の関門海峡
戻って来た被害者
ハウステンボスの花嫁
不思議な春のかぶと虫
都会のカラス
シンクロにシティ事件
タイムリミットは15時!
桃太郎謎解きツアー
秘湯雪闇振袖事件
薩摩に酔う小五郎
不思議な天使の館
完全半分犯罪の謎
八岐大蛇の剣
蘭へのラブレター
名犬クールのお手柄
トリックvsマジック
こんぴら座の怪人
怪人ガチガチ規則男
レンタカー制御不能!
右から左へ招き猫
法廷の対決Ⅲ 目撃者は検察官
明治維新ミステリーツアー
愚か者への遺産
毛利小五郎探偵廃業の日
こうのとりミステリーツアー
ホタルが灯した真実
広島宮島七不思議ツアー
降霊会W密室事件
法廷の対決Ⅳ 裁判員小林澄子
世界一受けたい授業事件
8枚のスケッチ記憶の旅
ミヤマクワガタを追え
疑惑のイニシャルK
長崎ミステリー劇場
サボテン狂騒曲
誰にもとけない氷の罠
消えた老舗の和菓子
葡萄畑に薔薇の花
能面屋敷に鬼が踊る
悪魔の回路
火と水のミステリーツアー
Jリーガーとの約束
シェアハウスの死角
自首したお笑い芸人
加賀百万石ミステリーツアー
灰原哀監禁事件
天使が消えた蜃気楼
米花ポン出血大サービス
ボディーガード 毛利小五郎
若奥様が消えた秘密
おしどり夫婦の策略
夢みる乙女の迷推理
探偵団の密室推理合戦
1億円を追いかけろ
鳥取砂丘ミステリーツアー
安室に忍びよる影
少年探偵団の雨宿り
潮入り公園逆転事件
不思議な少年
ふんわり気球で怪事件
恋の地獄めぐりツアー
消えた黒帯の謎
汽笛の聞こえる古書店
ノブナガ四五〇事件
交差する運命の二人
幕末維新ミステリーツアー
星付きレストランの謎
ケーキが溶けた!
真犯人の叫び声
川床に流れた友情
ミニパトポリス大追跡
北九州ミステリーツアー
フードコートの陰謀
巨人タロスの必殺拳
危ない化石採集
姿を消した恋人
東京婆ールズコレクション
いいね。の代償
昆虫人間のヒミツ
グランピング怪事件
加賀令嬢ミステリーツアー
追跡!探偵タクシー
割れた金魚鉢
完全犯罪のススメ
町家カフェでの事件
スマイルの里の陰謀
憎しみのフライパン
米花商店街ダストミステリー
笑顔を消したアイドル

特別編・コラボ作品
ルパン三世vs名探偵コナン
江戸川コナン失踪事件 ~史上最悪の2日間~
コナンと海老蔵 歌舞伎十八番ミステリー*10
エピソード“ONE” 小さくなった名探偵
大怪獣ゴメラvs仮面ヤイバー*11

OVA
16人の容疑者!?
ロンドンからのマル秘指令

劇場版

その他


関連項目

APTX4869
ゴメラ
名探偵コナン メイン・テーマ
阿笠博士の発明品
Next Conan's HINT
米花町
日売テレビ


豆知識

作中の登場人物の名前
登場人物の名前は、世界の名探偵や推理作家の名前をもじったものが多いが、作者が『機動戦士ガンダム』の大ファンであることから劇中にもガンダムを元にした登場人物が存在する。
また、武将が元ネタとなっている登場人物もいる。

決め台詞
「真実はいつもひとつ!」というのがコナンの決め台詞のように思っている人も多いだろうが、今現在コナンは原作中で一度も使用していない
(『外交官殺人事件』で新一に戻った時や『コーヒーショップ殺人事件』で似たような台詞を言う場面はある)。
実際に決め台詞として使われているのは「江戸川コナン、探偵さ」でありこの名乗りをするにはやや無理のある場面でも使われている。
劇場版では冒頭のキャラクター紹介の後に「小さくなっても頭脳は同じ 迷宮無しの名探偵。真実は、いつも一つ!」と締めるのが定番となっている。


◆連載に至るまで

作者によると、サンデーで連載されていた『YAIBA』が終了してから次は何にしようか考えていたところ、
当時週刊少年マガジンで『金田一少年の事件簿』が連載されており、「探偵ものは好きだし自分もやってみよう」という理由で連載が開始された。
当初は『探偵物語』のような少しハードボイルドなコメディを考えていたらしい。

掟破りな漫画を作りたいと思っていたらしく、少年誌の主人公でメガネは当時では珍しかったのでコナンはメガネをかけるようになったらしい。
漫画のネームも他に比べて多く、ネームの多い漫画は少年誌ではウケないというのが当時の定説だった。
『未来少年コナン』と被るから、当時の編集長から『ドイル君』にしろと言われた事も。

当初は数か月ないしは半年程度で終わるだろうと考えており、黒の組織についても適当にデザインしたというが、現在は20年以上も連載が続いているので「こうなるとは思わなかった」と明かしている。
作者の以前の作品は作品完結しないで終わることもあったが、本作の最終回のプロットは、作者自身の頭の中ですでに出来上がっていると話している。

◆話作り

最も苦労することはトリックではなく犯行の動機を考えることらしい。
犯行に至った動機が過去の窃盗、強盗、詐欺事件というケースなどはあるものの、少年犯罪に関しては他のミステリー作品とは違い『コナン』ではほとんど扱っていない。原作に登場した未成年者の犯人と被害者は数えるほどしかいない。

コナン(新一)の年齢、ファン層、少年誌連載等という点もあって性犯罪も非常に少なく、ほとんどが犯行の動機か未遂で終わっており、アニオリにいたっては一度も扱っておらず、このような施設も深夜枠で放送されたドラマでしか登場していない。

公式ファンブック『コナンドリル』でのインタビューによると
怨恨が多いんだけど、いつもじゃ面白くないし。
かといって無差別殺人みたいなのはイヤですし。
たとえば暑かったから、ムシャクシャしたから人を殺したとか、そういうのは後味が悪いでしょ。
それはやりたくないんです。
との事。
なお、ここ数年の原作では犯行の動機の後に犯人の勘違いである事が判明するパターンが多くなっている。

アニオリ回を含めて多くの事件を扱っているが、犯人にちゃんと罪を償ってほしいという作者のポリシーがある為、他の推理作品では扱う事のある「推理に追い詰められて犯人が自殺するという結末」はとある事件以外では一切扱っていない為、他の作品でこの結末が発生すると比較される事が度々ある。
一部の事件では誰がどう見ても心から罪を償う事は無さそうな犯人もいるが、大規模爆破率の高い劇場版の犯人はそれ以上に無理だと思われる。

親類や知り合いに元警察関係者や医者などが多いので、作中では様々な専門用語や雑学が登場する。
中には専門知識がないと素人では思いつかないようなトリックも存在する。

◆サザエさん時空

作中ではコナンや蘭などはずっと同じ学年であり、作者はこの事について「サザエさんと同じ」と語っている。
季節のイベントを軸にしたエピソードは原則として一度しか使用しないように決めているらしい。
しかし、アニメオリジナルや劇場版も含めると、バレンタインデーと七夕と体育の日は二回行われていたりする(『バレンタイン殺人事件』と『バレンタインの真実』、『暗闇の道殺人事件』と『漆黒の追跡者』、『探偵団サバイバル事件』と『最悪な誕生日』)。
また、1話が1月13日である事を考えると、全てが1年以内の出来事とすると時系列がおかしい所もちらほら見受けられる。
(鈴木園子と京極真が初めて出会ったのが夏休みなのに、バレンタインの数日前にバレンタインチョコを作るイベントがあるなど)

長期のミステリー物にありがちな「探偵の行く先々で殺人事件が発生する」という問題を作中でネタにすることが多く、目暮警部は連載初期からよく小五郎のことを「死神」「疫病神」と呼んでいる。
…しかし、最近は小五郎が登場しないエピソードも増加しており、本当の死神がコナンということに気がついている様子。

新一が小さくなってからまだ半年くらいしか経過していないらしい。劇場版『探偵たちの鎮魂歌』のパンフレットによると、新一がいなくなってまだ半年しか経っていないということを考慮しながら声優陣はアフレコを行っている。
後から追加されたキャラクターの設定を考えると「事件数」と「日数」が明らかに合っていないような気もするが。
原作、アニメオリジナル、劇場版、OVA、ゲーム、小説なども含めると半年間の間に数えきれない程の人数が亡くなっていることになり、「死神」とネタにされても仕方ない気がする。

◆アニメ版・アニメオリジナルエピソード

アニメのアフレコでは方言に力を注いでおり、ミステリーツアー回などでは現地出身の声優を起用したり、方言指導の先生を呼んだりするほど。
しかしあまりにきつい訛りだとNGになることもあるらしく、やや不自然でも視聴者に伝わるように妥協している部分もあるらしい。
また外国語を話す外国人キャラクターの場合は、外国人か海外への滞在経験のある声優を起用することもあるが、近年は原作やアニオリより劇場版に登場する事のほうが多い。

『コナン』は基本的にそれぞれの事件が本筋から独立している為、オリジナルエピソードを挟みやすい作品となっており、
番組開始当初から現在に至るまでかなりの本数のオリジナルエピソードが登場していることもあって、多くの脚本家がアニオリ回の脚本に関わっている。
本筋から基本的に独立している関係か、原作以上にコナン、蘭、灰原が危険な目にあった事が何回かあり、特に戦闘力の高い蘭は話によって弱体化されている事がある。

初期のエピソードでは、アニオリ(展開も含む)と原作回の繋がりが描写されることもあったが、原作の長期連載とアニオリ展開の設定の齟齬が大きくなってきたためか、
近年では原作回とアニメオリジナルエピソードは切り離している場面が多い(原作回でのアニオリ展開を無視して、原作通りのセリフにした回などもある)。

アニメでは次回予告の後、「Next Conan's HINT」として、次の事件のキーとなるアイテムを紹介する10秒ほどのコーナーがあるが、これが非常にカオス。
初期は主に元太と高木刑事を演じる高木渉がタイトルを読み上げていたが、「ネクストコナンズヒィィィント!」と妙にテンションが高かったり、「さあみなさんご一緒に!」と煽ったりとやりたい放題。
高木氏だけでなく様々な声優陣が交代で読み上げるようになってからはキャラに近い声色で読み上げられることが多いが、何故かやたら色っぽい声色で大谷育江が読み上げたりとフリーダムな回もあるれば、ゲストキャラが登場する事もある。
そしてヒントの後はコナン役の高山みなみを始め、様々な出演声優陣が短いコントを繰り広げ、視聴者の腹筋を殺しにかかってくる。
元太と高木刑事の掛け合いと言う名の高木渉による一人芝居が繰り広げられる回も。


「元太くんのせいよ!責任取ってね!(歩美)」「何をしたぁ!?(光彦)」「元太くんピーンチ(高木)」
「高木刑事、手袋を反対から行ってみると?(元太)」(ぺち)「あ痛!何も言ってないよ!(高木)」

アニメ版のオリジナル回には実在の人物が登場する事もある。
コナン役の高山みなみがボーカルを担当する音楽ユニットのTWO-MIX(これは原作にもあるストーリー)、上戸彩、市川海老蔵などが登場している(本人役(配役)の項目も参照)。


他作品との関わり

今でこそコナンのライバルとして認知されている怪盗キッドだが、彼は『まじっく快斗』からのゲストキャラである。
作中に何度か登場するうちに現在では準レギュラーのような扱いになってる。
(ただ、まじっく快斗の世界では魔法や悪魔のようなオカルトが実在する世界なので、世界観的にはパラレルと思われるが、最近ではコナンの登場人物もまじっく快斗にがっつり関わる場合もあるので変わったのかもしれない)
他にもまじっく快斗からは中森銀三や白馬探など様々なキャラが登場しているが、中森青子や本物の魔法使いである小泉紅子はほとんど関わっていない。
他の青山作品からだと、『YAIBA』や『4番サード』のキャラクターも登場していたりする。

青山作品以外だと、同じ推理漫画の『金田一少年の事件簿』とゲームで、国民的人気の泥棒『ルパン三世』とアニメ特別編・映画で共演している。
推理漫画以外では、映画『鍵泥棒のメソッド』の登場人物とはアニメ特別編で、小説『謎解きはディナーのあとで』とは同小説の特別編で共演を果たしている。
放送局繋がりで「世界一受けたい授業」を舞台とした事件が起こった事もあった。


Next Conan's HINT『追記・修正』

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最終更新:2021年08月08日 21:22







*1 30分レギュラー放送でローカルセールスを含めた場合は『それいけ!アンパンマン』が最長寿作品となる。

*2 眼鏡をかけた人物の遺体の場合は眼鏡を光らせて目を見せないといった演出もある。

*3 遺体を降ろした後なら顔を見せる場合がある。

*4 初期の頃は「死体」を用いていた。

*5 ただし、一部エピソードではそのまま放送されている。

*6 こちらも東宝の配給である。

*7 2008年9月までは19時台後半、2008年10月から2009年3月までは19時台前半だった。

*8 エンディングでのキャスト順も放送当時のままで、初期のエピソードで元太が登場している回だと高木の名前がない事があれば、元太と高木の名前がセットになっている事もある。また、放送当時と芸名が異なる声優も当時の名前で表記されている。

*9 コナンも一応出てはいるが、子役の台詞は声優による吹き替え

*10 通算話にも含まれている。

*11 こちらも通算話にも含まれている。