我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

『星巡る方舟』でゲルバデス級はなぜ警務艦隊に配備されていたのか?

2014-12-20 00:25:22 | 宇宙戦艦ヤマト2199

見栄えがするから。
『新たなる旅立ち』のオマージュ


すみません、ええ、ここから真面目に書きます(笑)
以前、現代人さんのコメントに対するレスに、自分なりの考えを書いたことがありますが、少し時間ができたので、ちゃんとした記事にしてみることにしました。

ゲルバデス級というと、概ね以下のような言葉と共に語れることが多いと思います。

 ・航空戦艦
 ・単艦での長距離・長期作戦に適している
 ・高性能を目指したが、結果的には中途半端な性能の艦になった
 ・高価(同規模の通常艦の約2倍)
 ・1番艦(ダロルド)は長らくドック入りしていた
 ・少数建造に終った

警務艦隊というのは基本的に内線部隊な訳で、その組織の特性上、味方より極端に前へ出るような――敵勢力圏に大きく踏み込むような――ことはあまりありません。
その点で言えば、本級の建造目的(単独・長距離・長期任務)と警務艦隊への配備は全く合致しない訳で、端的に言えば宝の持ち腐れと言えます。
それ故に、建造隻数が非常に少ないと言われる本級が2隻も集中配備されていたのには“見栄え”以外の理由がちゃんとある筈・・・・・・てか、そう考えたいところですよね(笑)

私個人の考える理由は、本級は当初予定された性能を満たすことができず、単独の長距離任務や外征任務から外されたのではないかというものです。
1号艦ダロルドが長期間ドックから出られなかったのも、その性能未達事項の改善が図られていたからではないかと。
具体的な未達事項ですが、思いつくのは機械的信頼性(つまりは故障しやすい)か、速度性能ですね。
少なくとも直接戦闘能力に関しては七色星団やシャンブロウを巡る戦いでも、問題の気配は全く見られなかったですし。

最初に挙げた速度の点に関しては、本級が敵勢力圏内における単独任務(威力偵察や通商破壊)を行うには、少なくとも本級を砲力で圧倒するような戦艦級艦艇からは余裕をもって逃げられる“足”が必須です。
といっても、巡洋艦や駆逐艦ほどの速力までは不要ですが。
これらが相手の場合は、本級の方が火力で圧倒してしまえるからです(本級がそれくらいの火力を有していることは『星巡る方舟』劇中でも証明されています)。
本級に求められた速力を過去の洋上艦艇で例えるなら、駆逐艦34ノット、巡洋艦32~34ノット、戦艦22~27ノットというような相対能力の中で、30~31ノットの速力を求められたような感じでしょうか。
この要求に対して、完成したゲルバデス級は戦艦と同程度の速力(25ノット程度?)しか発揮できなかったのかもしれません。
この場合、敵勢力圏で単独活動するのは危険です。
同程度の速力を有し、砲力では圧倒されてしまう戦艦が複数で追跡に回った場合、孤立無援のまま追い詰められる可能性が高いからです。

続いて、機械的信頼性の方はどうでしょう?
どれほど立派で高価な艦も、故障していては性能は十全に発揮できず、仮に重大故障が敵地において単独航宙中に発生した場合、無為に艦と乗員を失うばかりか、最悪敵国に艦と技術を奪われてしまう可能性すらあります。
その点を考えると、『怖くて敵地には(単独では尚更)出せない』というのが実態だったのかもしれません。
これに対し、内線部隊に配備するのであれば、活動するのは自軍勢力圏内ですから、重大故障が発生しても味方に救援を求めることも容易ですし、小まめに自軍根拠地で整備保守しながらの運用も可能です。



以上、仮説(妄想)として挙げた速力と機械的信頼性、どちらが妥当性が高いでしょうか?
個人的には速力の問題を推したいですね。
その根拠は、ダロルドが七色星団会戦時の緊急動員にちゃんと対応できていること、シャンブロウ会戦でバーガーがメガルーダ追撃をヤマトに任せたことです。
もし機械的信頼性が低いのであれば、緊急出撃のような対応は難しいでしょうし、もしゲルバデス級の速力性能に自信があるのであれば、メガルーダ追撃は自艦で行うという選択肢もあったと思います(作劇面はともかく)。
今のところそんな予定はありませんが、もし私がゲルバデス級の設定妄想を書くのであれば、本級の不調の原因は速力として書く気がしますね。

ついでなので、ゲルバデス級の配備について、もう一つ異なるアプローチもしてみたいと思います。
『警務艦隊』という組織が、ガミラス軍内でどれほどの発言権(組織内における順位)を有しているかです。
ガミラスの組織図を見ると、警務艦隊はキーリング参謀総長麾下の国防軍参謀本部直属部隊のようです。
参謀本部に並び立つ組織として航宙艦隊と中央軍があり、それぞれディッツとゼーリックが所管しています(いました)。
もしキーリングがディッツやゼーリックの風下に立つ人物なら、その麾下組織である警務艦隊の立場も弱い可能性があります。
もし警務艦隊が他部隊・他組織ほどの発言権を有さない場合、実戦部隊が受領を嫌がった装備や艦を厄介払い的に回されるなんて可能性もありそうです。
先ほどは本級不調の原因として速力を推しましたが、逆に信頼性の低さに原因があった場合には、実戦部隊にそれが嫌われ、結果的に警務艦隊にゲルバデス級が集中配備される――なんてこともあり得るかもしれませんね。


『ゲルバデス級の将来性』



さて、七色星団では全く良い所のなかったゲルバデス級ですが、アケーリアスの遺産――シャンブロウをめぐる戦いでは、ハーロック化(笑)したバーガーのキャラクター補正もあって、ミランガルが鬼神のような強さを発揮しました。
また、この戦いでは航空作戦と空間打撃戦が同時並行で行われ、本級の持つポテンシャルがフルに発揮されることにもなりました。
更に、本会戦ではガミラス軍事史上初めて地球軍(国連宇宙軍)との協同戦闘が行われ、しかも協同対象はゲルバデス級に類似した特性を有するヤマトでした。
特にヤマトは、ガミラスに与えた少なくない直接損害と巨大過ぎる影響から、暫くの間、ガミラスの艦艇設計思想に強い影響を及ぼす可能性は決して低くないと思います。

ヤマトの持つコンセプト『単独・長期作戦行動可能』『砲戦能力と航空作戦能力の両立』『大威力砲(波動砲)装備』の内、ゲルバデス級が根本的に欠けているのは『大威力砲』だけです。
であれば、ゲルバデス級の現状の問題点を改善することで、今度こそ単独・長期作戦行動能力を確保し、更に大威力砲を搭載することで“準・ヤマト型”を狙った改設計艦が計画される可能性もあるかな?なんて思ったりしました(もちろん、そんな贅沢極まる艦が建造されるとしたら、政変後のガミラスに相応の余裕がないといけませんが)。

で、この改設計艦に搭載される“大威力砲”ですが、波動砲(デスラー砲/ゲシュ=ダールバム) はイスカンダル王国との兼ね合いもあるので難しいでしょう。
であるならば・・・・・・シャンブロウが飛び去った後の宙域に、クルクル回転しながら漂っている大砲があるんですけど、あれを捕獲すれば・・・・・・なんて(笑)
また、撃沈扱いのミランガルも、粉々に爆発したりはせず、完結編ヤマトばりに(w)綺麗に真っ二つになっているので、これをサルベージして改装艦を作るのもありかな、とか。

などと色々と下手な考えを捏ね繰り回してみましたが、いかんせん私の予想は『当たらない』ことで有名(?)なので、ここだけの話として聞き流して下さいませw


小説 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
豊田 巧
マッグガーデン

宇宙戦艦ヤマト2199 艦艇作例集 “星巡る方舟”編
ホビージャパン
ホビージャパン

宇宙戦艦ヤマト2199 (6) (カドカワコミックス・エース)
西崎 義展,結城 信輝,宇宙戦艦ヤマト2199製作委員会
KADOKAWA/角川書店

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22 コメント

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Unknown (現代人)
2014-12-20 14:08:59
こんにちは。早速拝見させていただきました。

私自身、軍艦が好きなくせに詳細な部分は良く知らないので、思わず警務部隊には最適か?なんて言ってしまいましたが、MJさんの構想力には頭が下がるばかりです。

私も速力に関して難がありそうかな、と思う一方で機械力の可能性も否定できない気がしてきました。これは私の読み違えだったら大変申し訳ないですが、小説版では、ランベアに停船を命じてきたミランガル以下第8警務艦隊に対して、バーガーがこんなことを言っていた様な気がします。

「あいつは足が速ぇからな・・・」

この足が速い、というのはあくまで『ランベアを基準』に言っているのか、それとも全体的に見てもスペックでは速力があってのことなのかは、は良く分かりません。
となると、機械的信頼性の可能性が浮上してきました。

ゲルバデス級は、他にはない反転式戦闘甲板を持つ艦艇ですから、決して好調ではなかったかもしれません。それに劇中では、頻繁に飛行甲板と戦闘甲板に切り替えたりしているわけでもないですし・・・。それでも、2番艦や3番艦を建造しているあたり、そういった不具合は潰しているとは思うので、何とも言えません。

機械的可能性が浮上しつつも、個人的は速力の可能性を推したいところ。その方が、MJさんの仰るように劇中でのバーガーが、殿を務める理由にもつながりやすいですしね。

それと、もしゲルバデス級がガトランティスの『大戦艦』(2199では出てないですが)と遭遇したら、流石に不味いですね。あの衝撃砲の凶悪性は極まりないですし、ゲルバデス級とはいえ1発でも喰らったら・・・・・・・。機動性でカバーできれば大丈夫でしょうが。

一方で空母や巡洋艦、駆逐艦だったら、問題ないですね。デストリア級よりも小さな280㎜口径とはいえ、ラスコー級とか軽く貫通してしまってますし。

それでは、ここまでにしまして失礼いたします。
MJさんのゲルバデス級の考察が拝見できるのを、楽しみにしております。
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Unknown (ぐらっと)
2014-12-21 09:10:46
おはようございます。
ゲルバデス級の建造目的ですが、自分は警務艦隊に所属させるのは十分アリと思いますよ。
そもそも、ゲルバデス級が建造された経緯は何のか?ですが、これは属州惑星統治を旗印とした特殊艦艇の試作競争の中で生み出された艦の1つである、と設定資料集にあります。つまりは植民地警備という後方任務が目的だと思うんですよ。
情報収集や長期行動云々、というの前線任務ですよね。これらはあくまで「期待されていた(設定資料集)、可能とする(星巡る方舟パンフのミランガルの説明欄)」のであって、本来ゲルバデス級が生み出された「目的」ではないと思います。

自分の想像ですが、こういうのはどうでしょう?
ゲルバデス級とは、本来属州惑星統治、つまりガミラス勢力圏内にある植民地や属国惑星の警備や反乱鎮圧等が目的で建造されたので艦隊戦闘を意識した大型武装は必要でなく、比較的小型の武装を多数備えているのは大規模反乱を広範囲に渡って威嚇・鎮圧するのに適していて、それでカバーできない範囲は艦載機でカバーし、勢力圏内に進入できるような敵・・・大体は足が早く装甲の薄い強行・戦略偵察艦は発射速度の高い陽電子カノン砲で撃退する、というコンセプトの下試作艦であるダロルドは建造された。それを見て兵器局は、大型の船体・艦橋に多数の武装と艦載機を持つ面に着目。艦橋には多数の電子装備を備えさせ、特殊なギミックがあると言っても元が相当大きい船体なのでペイロードにも余裕があると見て、そこに多数の物資を搭載。別の用途である長期行動を期待し、建造許可にGOサインを出した。

しかしその後、間を置かずしてガトランティスとの小競り合いが激化。兎に角早急に多数の艦が必要になり、複雑な構造を持つが故に建造・修理に時間かかり、特殊構造を持つ艦故に他艦との共通部品に乏しく、建造・修理費も嵩むゲルバデス級は敬遠され、前線部隊に配備はされず後方部隊に配備された。

と、いうのを妄想してみました。妄想設定の匠、MJ先輩!どうでしょうか?w
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Unknown (Unknown)
2014-12-21 14:27:20
警務艦ならポルメリア級が有るんですよねぇ…空母なのに対地砲も有りますし。
この艦はコンセプト的にヤマトなんですよねぇ。
返信する
はじめまして (ぱぴりお)
2014-12-21 18:44:57
こんばんは
いつも、楽しく読ませていただいております。
私がゲルバデス級が通常艦隊に配備されていないのは、建造コストと中途半端な性能がたたって艦隊行動が難しいからだと思います。

少数の艦の性能が戦局を左右することは少ないですから。オールラウンダーよりはプロフェッショナルの方が便利なのだと思います。


ただ、警務艦隊であれば治安が任務なので、様々なことに対応できる艦の方が便利なのだと思っています。

ただ、万能艦と言うことで、特殊部隊とかに使われても面白いですね。


返信する
Unknown (MJ)
2014-12-21 21:34:52
こんばんは~♪

> 「あいつは足が速ぇからな・・・」

くぅぅ~~~~!!これは完全に見逃していました!!“o(><)o”
普通に考えれば、やっぱりゲルバデス級は足の速い艦として全軍に認知されているということなんでしょう。

> 『大戦艦』(2199では出てないですが)と遭遇したら
> 機動性でカバーできれば

もし『大戦艦』と遭遇したら“逃げます”。
とにもかくにも逃げの一手です(笑)
私の考えるゲルバデス級は、自分より強い艦とは戦わない(つまりは逃げる)、そんな艦なのです。

> 属州惑星統治を旗印とした特殊艦艇の試作競争

確かに公式設定資料集にそう書いてありましたね。
ただ私は、『旗印』の意味を“名目”と捉えました。
軍事企業としては、多数就役している低コスト艦ではなく、利幅の大きい高コスト艦を受注する為に、軍需省と結託して予算を取得しやすい『旗印』を用意したんじゃないかと思っています。
なので、『属州惑星統治』は本級にとってはあくまで名目で(もちろん、本来の属州惑星統治に合致した別の艦艇も同時期に試作されていると思います)、本級の真の建造目的は敵勢力圏内における情報収集や通商破壊の方ではないかと。
以上の考えは特に根拠がある訳ではないですが、そうとでも考えなければこんな高性能で高コスト(しかも本級の高コストは、軍艦について多少の知識があれば、建造前に予想がつく)の艦が、自勢力圏の維持用に建造されるとは思えなかったものですから。

> どうでしょうか?w

どうでしょうと言われましても(苦笑)
この手の妄想は、まず他の人のそれとは一致しませんから、自分が納得できるか、書いた内容に矛盾を感じないかが一番重要だと思います。
なので、あまり人様の評価は気にしない方が良いですよ。

> 空母なのに対地砲も有りますし。

正直、ポル級に対地砲がついている理由だけは・・・・・・どうしても思い浮かばないんですよね(^_^;)

> 艦隊行動が難しいからだと思います。

書けば書くほど、ネェル・アーガマ化してくる感じがしますよね、ゲルバデス級って(笑)

> プロフェッショナルの方が便利

同感です。
軽巡と駆逐艦、計三隻程度の小戦隊の方が使い勝手とコストパフォーマンスは高い気がしますね。

> 特殊部隊とかに使われても

ある程度ペイロードが大きいようであれば、高速揚陸艦とかでも良さそうです。
返信する
MJ様こんばんは (美濃人)
2014-12-22 20:13:37
私にはゲルバデス級の警務艦隊配備以上に疑問な事があります。それはネレディア・リッケの待遇についてです。…チタベレーの戦いの戦功によって昇進を果たし大佐に、ガミラス軍おいて主戦力ではない艦、内線任務艦隊指令の役職は不釣り合い(役不足)だと思います。…本来なら、バーガー同様メルトリア級を駆って敵を蹴散らす戦隊指令こそ彼女に(大佐として)求められる役割のはずです。…… デスラーの政治パフォーマンス(女性の積極的登用‥見せかけだけ)の一環に思えてなりません。…長文失礼しました。
返信する
Unknown (西向く侍)
2014-12-23 02:30:53
こんばんは~

ゲルバデス級の特徴『単艦での長距離・長期作戦に適している』『結果的には中途半端』というのは、植民惑星を巡回警備する艦艇としては最適な性能を備えていると思いますよ。

役割としては第一次大戦~第二次大戦期のヨーロッパ諸国で建造された巡洋艦と同じ、本土から遠く離れた植民地で反乱が起きた時に対処できる十分な武装を備え、母港を離れて単艦での長期間遠洋航海が可能な居住性に優れた大型艦というのは、実在する二十世紀初頭の巡洋艦とほぼ同じ特徴だと言えますからね。

大きな艦体を見せつけて植民地に睨みを効かせるのが主な役割で、実際に反乱が起こった時には現地に常駐するフリゲートやコルベット級の小型哨戒艦で編成された艦隊を単艦で圧倒できる強力な戦闘能力も保持しているという意味では、ゲルバデス級は植民惑星を単艦で巡回警備するのに最適な艦だと思います。

唯一の問題点は『高価(同規模の通常艦の約2倍)』という部分、運用コストが高いゲルバデス級を植民地の警備任務に使うのはコストパフォーマンスが悪すぎるかも知れません。

もしかすると……ゲルバデス級は『危険度が比較的高い星系』や『戦略的に重要な星系』のみに重点配備された重武装の警備艦という役割を与えられて運用されているのかも知れませんね。
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Unknown (mars)
2014-12-23 11:06:44
>ポル級に対地砲がついている理由だけは
空母じゃなくて強襲揚陸艦(LHA)だったんだと思います、戦車揚陸艦(LST)のデラメヤ級よりずっと大きなやつ。
メランカの発進とか相変わらず苦しいですし、空母としては使いにくそうです。
ガンダムで言う所のホワイトベースには大砲がポン付けされてますが、揚陸支援用だと思います。
とはいえ実際には役に立たないので現実の船では後で撤去されて他の装備に回されます。

ゲルバデス級の特徴は殆どガミラス版ヤマトな訳で、旧作なら移住先を探す「探査戦艦」として最重要艦だった訳ですが、2199のガミラスなら要らないんですよね。
植民地警備ならポル級にメルトリア級、クリピテラ級を数隻付けた船団で間に合います(親衛隊の編成ですね)。

そこで…「戦略的に重要かつ危険度が高い未踏領域を含む遠方の宙域」について考えると…。
「アケーリアス遺跡の探査」
これが真っ先に思いつきます。
超空間ネットワークの範囲外で一等戦艦クラスの灯台補給船をわざわざ用意する理由があるとすれば、バラン鎮守府のような遺跡がゴロゴロ存在するという可能性です。
これが使えるようになれば通常の艦隊で事足りますが、それまでは原住民、遺跡を狙う蛮族、遺跡の防衛システムを排除しつつ調査隊と補給物資を送る必要が有る。
ネレディアさんがこの宙域に来たのもヤマトにバラン星をぶっ壊された為に代替施設を探しに来たのなら更に説明が付きます。
遺跡を巡る壮絶な攻防戦が前にも有ったとしたら…ダメコンの低い船が襲撃された結果優秀な遺跡調査員を失ったとしたら…色々想像できます。
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Unknown (きゃる☆)
2014-12-23 14:11:41
はじめまして。
自分はゲルバデス級は中途半端な性能の艦だったため通常の部隊に配備されていなかった、もしくは他の星でもドッグ入り放置されていたのではないかと思います。
そしてゼーリックが艦隊をバラン星に集結された時にもゲルバデス級はバラン星に行かず放置されていた。
ガミラス本星の戦闘後、バラン星から散り散りに移動していた部隊と接触するために艦が必要になったがガミラス本星にはもう艦が残っていない。
そこで各地に放置されていたゲルバデス級が使用されたのではないか、と考えています。
(七色星団のときに使われなかったのは集結が間に合わなかった?)

・・・という設定的な話はさておきニルバレスのほうはヤマト2で乗っていたバンデベルが戦死したからここで出しておいたのではないでしょうか。
そしてミランガルはやはり新たなる旅立ちのオマージュ。特にバーガーを将来新たなる旅立ち以降のデスラーポジションにつけるための布石ではないかと思っています。
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Unknown (コスモ生命体)
2014-12-23 20:51:56
ゲルバデス級の開発中、データが流出(科学奴隷により)量産化を断念。
データ流出、生産数も極わずか。第一線を張らすより、警務隊のようにような部隊に適任。

流出先は、ガトランティス。
多胴船体、空母的機能、これらをガトランティスなりに技術奴隷のデータを元に造られたメダルーサ級「メガルーダ」
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