我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

たまには、普通の話など、、、の続き

2012-08-18 12:55:25 | 雑談など

先日の某国の某選手ですが、まだメダルの件は未決ですが、とりあえず兵役免除は間違いないようですね。
正直、その後の“事件”の衝撃が大きすぎて、こんな覚悟も理性もない愚か者のことなんて、もうどうでも良くなっているのが正直なところですが、自分から振ったネタですし、一つ二つだけ。

まず、前回の記事で『この選手は一生後悔するだろう』と書きましたが、どうやらそれは無さそうです。
他の選手と同様に兵役の免除が決定され、政府、マスコミ、国民のいずれも、本人を英雄扱いする向きが非常に強いようですので(“こうした現状”を懸念する声は多少あるようですが、当該選手に対して何らかの懲罰を求める声までは全く聞きません)
本人は今はさすがに静かにしているようですが、ほとぼりが冷めた後には『あれは自分自身の強い決意で行った“英雄的”行為』とか、恥ずかしげもなく自分で吹聴していそうです。

某国は、今回の愚行を“一罰百戒”とするせっかくのチャンスをみすみす喪ってしまいました。
近代以降、世界中で時間をかけて醸成され、浸透し、今や世界の常識となったスポーツマンシップを、国民一般に広く周知するチャンスを喪ってしまったと私は思います。
政府、所管大臣が『あれはスポーツの大会では絶対行ってはならない恥ずべき行為だ。よって、本選手の兵役免除は決して行わない』としていれば、短期的には激高したマスコミ・国民から叩かれるでしょうが、その後、時間をかけてスポーツマンシップに係る民度の向上に取り組めば、評価はきっと変わっていた筈です。
本来、政治家というのはそうした大局的見地に立って、滅私奉公しなければならないのですが・・・・・・。
でも、それは到底期待できないでしょう。
何しろ、その大ボスが“アレ”では・・・・・・。

某国大統領が教育関係者との会合の中で行ったとされる発言を聞いた瞬間、本当に絶句しました。
某国とのあれこれについては、ウンザリとかゲンナリという程度の発言に留めるのを旨としていましたが、今回の事件だけはダメでした。
吐きそうなくらいの嫌悪感と殺意にも似た憎悪を覚えました(もちろん私は理性を備えた文明人なので、直接危害でも受けない限りは本物の殺意なんぞ抱いたりしませんが)。

もちろん、いつものように“察する”“斟酌する”ことも可能です。
この大統領は、今現在極めて深刻な恐怖に囚われています。
純然たる“死”への恐怖です。
あと数ヶ月で任期が終わると、この男は非常に高い確率で不正蓄財や収賄で立件されます(与党が政権を維持した場合はこの限りではありませんが、野党に政権交替すれば、それがたとえ何年後のことであれ、ほぼ確実にそうなります)。
地縁・血縁が非常に強い某国の風土と、既に実兄までが逮捕されている状況では、当人に後ろ暗いところが皆無とは決して主張できないでしょうから。
また歴代某国大統領の末路は亡命、暗殺、逮捕、自殺などの悲惨な運命のオンパレードです(寧ろ普通に過ごしている人が“只の一人も”いない)。
前大統領にしても、立件が避けられないと知るや自殺してしまいました。
当然、前大統領の立件捜査には現政権が深く係っている訳ですから、『次は自分がやられる』という思いは非常に強いでしょう。
最高権力者としての地位も名誉も財産も全て奪われ、社会的どころか生物的(某国では元大統領が死刑判決を受けたこともある)にも抹殺されるかもしれないとなれば、その恐怖は筆舌に尽くし難いと思われます。
とはいえ、それは単なる自業自得に過ぎないのですが、この男はそんな自愛的恐怖から逃れる為“だけに”とてつもない愚行に走りました。
この影響は数年を経なければ解消は見込めないでしょうし、完全解消には恐ろしいほど長いスパンが必要でしょう(少なくとも私は一生忘れないと思う)。
この愚かな男は、“自身の生命を守る為だけに”、二国間関係に深い傷を作ってしまったのです(次の大統領ですら、愚かと分っていても前任者の行為に引っ張られてしまいます)。
大統領や議員という職業が、広義でいえば公僕だと考えれば、私利の為に国民に害悪をまき散らした最低最悪の愚物とまで言えると思います。
唯一の救いであると同時に最大の皮肉は、このような愚行に走ったところで、立件による収監若しくは自殺という悲惨な末路は変わらないことなのですが。
日本の二つ前の首相も、『首相として最低の愚物だ』と当時思いましたが、それでもまだ某国のに比べればマシです(最低と言う評価に変わりはないにしても)。
某国の愚物は『人間』として最低だから。
そんな物(“者”という漢字すら最早使いたくない)には、この本をお奨めします。


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その破廉恥極まりない自愛的恐怖を、この本を読んでなんとか克服していただき、残りの任期を何もせずに、何も言わずに終えていただきたいものです。
最早いかなる釈明(する訳ないけど)もこの半年程度の間では全て逆効果にしかならないでしょう。
ならばせめて、愚物なら愚物なりに身動き一つしない“愚(置)物”でいて下さい。

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