ベランダー畑

父上と母上が初めて我が家にお泊りにやって来た。どのようにもてなしたのかはとんと覚えていないのだが、翌日目が覚めたらとっぷり日が暮れていて、二人はとっくに帰った後だった。ぬぁぁ朝食作ったり新宿駅まで送って行ったりしなきゃいけなかったのに激しく寝坊してしまったではないか、あきれて帰っちゃったのかしら、などとアワアワしていると、テーブルの上に父上からの置手紙を発見。『お米が無かったので買っておきました。ちゃんと野菜を食べるよう、植えておきましたよ』と。植えておきました・・・?もしやと思いベランダへの窓をガラリと開けてみると、ベランダが一面、畑になっていた。プランターなどではなく、コンクリートのベランダの上に、直に土てんこもり。葉っぱがワサワサいっぱい植えてあって。ははぁ、幾つになっても親は子供が心配なんだなぁ、それにしてもこのベランダ畑を一体どうしましょう、などと、ありがたいような途方に暮れたような気持ちでベランダを見つめていたわしだった。という夢を見たのだが。深層心理なのか予知なのか暗示なのか。他人の夢の話ほどつまらないものはない、と分かってるのに長々と書いちゃってごみんなさい。それにしてもラベンダー畑とベランダー畑じゃ大違いですね、なマスターなのでした。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )