寡黙な人

悪夢の水漏れ事件から苦節三週間。本日、ついに工事が始まった。っちゅっても一日で終わるのだが。朝から職人さん達がドヤドヤやって来た。おじいちゃんがいっぱいで嬉しい。とうきうきしていたら、いつの間にか皆帰ってしまい、残ったのは一人だけ。いかにも職人気質な頑固そうな雰囲気で、黙々と作業してらっさる。10時に『お茶入れておいたんでキリのいいとこで休んでくださいね』と緊張しつつ声をかけたら、『かまわんでください』とボソッとひと言。社交辞令ではなく、本気で突き放された。あああ、こんなに好きなのに。作業する模様をちょろちょろ覗きに行きたいのも我慢してるのに。つれないあなた。だがそれがいいマスターなのでした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )