続：気になるからァ

なんと。メッセージが増えているではないか。『ムリカモシレナイ』『ナニガ？』『例のやつ』。一体誰がつけたレスポンスなのだ。それとも犯人の自作自演か。この3つのメッセージを残した人物像については、組み合わせの可能性として、次の5通りが考えられる。『犯人→他人1→他人2』『犯人→他人1→他人1』『犯人→他人1→犯人』『犯人→犯人→他人1』『犯人→犯人→犯人』。これ以外に考えられるとすれば、推理小説では禁じ手であるが、語り手である『わし』の関与だ。しかしわしではない。わしではないぞ。昨日ネタにしたばかりでなんともおいしいタイミングだが、わしではないぞったら。とにかく気になるので早く新しいシートに替えてほしいマスターなのでした。

気になるからァ

うちのマンションのどこかで業者が工事をしているらしく、数週間前からずっと、エレベーター内に養生の白いシートが張られているのだが。この謎のメッセージが登場したのは2,3日前のことだ。『ムリカモシレナイ』。縦書きプラス片仮名書き、というのが実にダイイングメッセージっぽい。一体何がムリだと言うのだろう。こんな落書きをするのは小中学生ぐらいだと思うのだが、親や教師から過剰な期待を寄せられている子供の魂の叫びなのだろうか。あるいは若かりし日に想い描いていた人生設計とは似ても似つかぬ境遇にある現在の自分自身へ向けた、あきらめの言葉なのか。理想的なキャンパスであるとは決して言えない、凹凸の激しいこの養生シートにム、リ、カ、モ、シ、レ、ナ、イの八文字を刻み付ける時間があるということは、犯人はある程度高層階の住人なのではないか。などと脳内金田一がもじゃもじゃ頭を掻き乱し始め、気になってしかたないので早く消して欲しいと思っているマスターなのでした。

ぎゅうれつ

牛丼を食すための行列を、『牛列(ぎゅうれつ)』と呼ぶ。わしが今、勝手に命名した。小雨そぼ降る昼下がりの高円寺駅前で、夢と希望を膨らませて並ぶ人々の牛列。限定100万食ということだが、皆その熱い思いを遂げることはできたのだろうか。牛列の縦列を横目に、猛烈にファミ列に並んだマスターなのでした。すみません。ちょっと作りました。

そして強行

やっぱり我慢できずに本日、『さようならタオルケットこんにちはお布団』の儀式を強行したマスターなのでした。まだちょっと生乾き。

欠落

もうすっかり秋。とんと秋。涼しいぞ。夜は冷え込むのだ。それでもまだタオルケット一枚で寝ている。ぷるぷる震えながら寝ている。タオルケットと布団の交代時期を毎年フライングして失敗しているため、今年こそ学習して、あと少し、もう少し、と我慢して時期を見計らっているのだ。が、久しぶりに雨の上がった今日は、タオルケットを洗濯・収納するなら今日しかチャンスはないんじゃないだろうか、いやいやきっともう一度ガガッと気温が上がる日が来るはずだからまだ早い、いやいや気温はもはや下り坂まっしぐらなんじゃないかしら、などと悩んでいるうちに一日が終わってしまった。このようなタイミングを読む力と決断力の欠落こそが、株をどんどん塩漬けにしてゆく原因なのだと分かっちゃぁいるマスターなのでした。