地固めコース3 Day39

【本日のカクテル】
▼キロサイド《代謝拮抗系抗がん剤》(1H点滴)
▽ロイケリン《プリン代謝拮抗系抗がん剤》(飲み薬)

◯恒例教授行脚:絵手紙が飾られているNEW位置を先週知った教授。カーテンをシャシャーッとすごい勢いで開けて入ってくるなりそのポジションを覗きこみ『新作はまだ届かないのですか…(´・ω・`)?』いやいやいや。あなた先週新作見て喜んでたじゃないですか。週刊じゃないんだから。毎週新作というわけには。しかしかわいいなちくしょう。しかし診察もそろそろちゃんとして下さいです。
◯精神科:初めての精神科受診にドキドキ。検査というより、移植にあたって不安を抱える患者の心のケアを目的に組み込まれている問診だった模様。『現時点で不安な事はないですか』『不安な事だらけすぎて思考回路がショートしてしまったのか、妙に気持ちが落ち着いてしまっている自分が謎すぎて不安、といえば不安です』『ははははは』『ははははは』そんな和やかな感じで5分くらい談笑して終わってしまった。精神科医の友人、飲み屋で仲良くなった精神科医、そして今日のDr.F澤。これでこれまで三人の精神科医と会話を交わしたことになるのだが、共通して皆聞き上手・穏やか・マイルドなのはいいとして、あまりにも良い人すぎて自分が病んでしまわないのか心配になるくらい、良い人だ。
◯シャワー
◯移植前後を過ごすことになる『移植室』通称『無菌室』という特殊な病室があるのだが、なんと明日10時にそこへ引越すよう突然言われる
◯予定より2週間も前倒し・しかもあまりにも急なので、実はわしの体なんかヤバイ状態なんじゃないかしらと思いきや、今いるクリーンルームのベッド数が単純に足りない(入室待ちの患者がいる)から追い出されるだけらしい
◯一般病室>クリーンルーム>無菌室 の順に菌っちゅうか感染源が少ないように管理されてるですよ
◯んでその無菌室ってぇのは持ち込める荷物が限られていて&細かいルールが色々あってですね
◯とにかくまずは画像の病院指定消毒シート『ショードック』で何でもかんでもちまちまと拭きまくって消毒してですね
◯このネーミングがまたいかにも小林製薬だけども実は白十字なのよショードック
◯あたふた駆け付けてくれた姉上と家人と三人で、あたふた荷物をまとめて
◯師長さんと廊下ですれ違いざまの会話『この超前倒し無菌室入りは師長さんの仕業でしょー(怒』『んふふぅ、入れちゃえ入れちゃえ』(全身で押し込むジェスチャー)
◯そんなこんなで明日引越でぬるふふふ
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地固めコース3 Day38

【本日のカクテル】
▼キロサイド《代謝拮抗系抗がん剤》(1H点滴)
▽ロイケリン《プリン代謝拮抗系抗がん剤》(飲み薬)

◯ロビー採血
◯耳鼻科:鼻カメラ・耳チェック・喉チェック
◯シーツ交換
◯体力評価@リハビリステーション:体幹バランス測定
◯リハビリ@リハビリステーション:いつもの
◯セルフ清拭
◯共同冷蔵庫にストックしていたプリンやらヨーグルトやらの賞味期限がなぜか一斉に今日だったので、いやぁしょうがないなぁカロリーオーバーだけどもったいないお化け出ちゃうしなぁ、などと言いつつウハウハ胃袋に収納ぬるふふふ

朝 42.9kg
夕 43.2kg


《本日のしらたま》
WBC(白血球数)=0.3(正常値3.5-8.5) ←
HGB(血色素量)=9.1(正常値11.5-15)
PLT(血小板数)=50(正常値150-350) ←
シラタマン(ガードマン)=12人 ← がんばってぇぇぇ
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地固めコース3 Day37

【本日のカクテル】
▼キロサイド《代謝拮抗系抗がん剤》(1H点滴)
▽ロイケリン《プリン代謝拮抗系抗がん剤》(飲み薬)

◯シャワー
◯体力評価@リハビリステーション:体組成検査・肺機能検査・握力測定・立位体前屈測定・脚力測定
◯測定だけでリハビリはなかったので、帰り道に階段昇降自主トレ
◯眼科:眼圧測定・視力検査・眼底検査・ドライアイ検査
◯せっかく元気な細胞を頂戴するのに、受け入れるウツワに何か臓器異常があったり感染症が潜んでいたりしては元も子もないので、全身くまなく検査しているですよー
◯自転車の重~いペダルを漕ぐような感じの脚力測定で、72歳の判定が出て軽く落ち込んでぬるふふふ

朝 43.0kg
夕 43.2kg
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骨髄移植

移植 = 提供者(ドナー)から受給者(レシピエント)に組織や臓器を移し植える医療行為

造血幹細胞移植 = 正常な血液を作ることが困難となる疾患(白血病、再生不良性貧血など)の患者に対して、提供者(ドナー)の造血幹細胞を移植して正常な血液を作ることができるようにする治療 ※参照:造血幹細胞移植の種類

移植には、白血球の型の適合が必要。血縁者に適合者がいなければ、骨髄バンク登録者などからドナーを探すことになる。適合率は数万分の一ともいわれる。 ※参照:日本骨髄バンク

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おかげさまでわしの型に適合するドナーさんが見つかり、移植を受けられることになりました。
ドナーさんがいつどんなきっかけで、どんな思いで骨髄バンクに登録したのかは分かりませんが、ドナー登録って完全に善意で成り立っていて。例えば、骨髄提供にあたって仕事を休んだとしても休業補償なんてないわけで。
レシピエント側のわしに今あるのは、ひたすら感謝の気持ちだけです。本当にありがとうございます。
ほいで、バンクの公平な運営と相互のプライバシー保護のため、ドナーと患者間での情報提供は制限されているですよ。希望すれば相手の性別・年代・地方までは教えてもらえますが、それ以上の情報は知り得ません。んでネットで何でも検索できちゃう時代ですから、お互いに自分の施術日時や場所を公表してはいけない、ということになってるですよ。『俺の骨髄はどんな人に提供されるんだろう?』『私に骨髄をくれた人はどこのどいつだドイツ人だ?』とお互いに検索をかけられて簡単に身バレするようじゃあ困りますよ、と。
ということなので、すでに決定しているのですが『◯月△日が移植日です』みたいに明確な表現はせずになんとな~くぼやかして書くことになると思われるので、なんとな~く読みとって頂けたら幸いです。

そして、真面目な話ついでに。
病気発覚・入院から約5ヶ月。やっとここまで辿り着けました。
移植=病気が治る、ということではないのですが、それでも移植が大きなステップであることは確かです。
直接的に支えてくれている治療スタッフや家族はもちろんですが、ここを覗きに来ることで見守り続けてくれている皆に、あらためて心からの感謝を。
そうです。今この画面を見ている、そこのあなたですよ。
いつも本当にありがとう。

いやー。これきっと後で読み返して恥ずかしさにじたばた身悶えるパターンくさいー。ぬるふふふ。
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教えて!かえる先生!

Q『2015年1月11日から1月17日まで、記事タイトル末尾に”I”が付いてるのはなぁに?』
A『大人の事情でね、書けないこともあるけろね。その期間は肝心の事が伏せてあるけろよ』
『でもそれも入院生活の大切な記録だから、もう大丈夫だろう、という時期を見計らって公開しようと思ってるけろよ』
Q『情報発信の危険性ってやっぱあるんだねぇ』
A『あるけろねぇ』
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