2020年度のプロ野球現役選手の出身チームを調査するシリーズの第5弾は、
他県の高校への“人材流出(流入)”人数を調査してみました。
以前、アップしたプロ野球・出身都道府県別人数一覧【東日本編】【西日本編】で表した人数と、
前回紹介したプロ野球出身高校ランキング【都道府県別編】の人数を並べて、その数の差を元に表にしています。
出身地の人数よりも出身高校を合わせた人数が多い都道府県は、
「将来的にプロを狙えるそうな有望な」中学生が他県に流出した人数よりも、流入してきた中学生の方が多いことになります。
以下がその表となります。
3名以上の増減があったところには、赤(プラス)と青(マイナス)で色を付けています。
増減の多い都道府県ベスト10も以下にまとめてみました。
これを見ると、大阪が28人マイナスとなっており、他県への人材流出の度合いが大きいことが分かります。
もちろん、大阪桐蔭のように全国から優秀な中学生を集めているところもありますが、それを差し引くと
より多くの大阪に住む野球の上手い中学生が、出場機会やより良い育成環境を求めて府外に活路を見い出していることが伺えますね。
いわゆる“野球留学”というやつです。
なお、私自身は野球留学に理解があり、どちらかと言えば好意的であることを付け加えておきます。
千葉や兵庫、佐賀も他県への流出度が多いですね。
地元よりも、他県の高校の方に魅力を感じる中学生が多いという言い方もできるでしょう。
ただ、上にあげた3地区とも東京や大阪、神奈川、福岡など近隣の県に有力な私学が多い、という事情もあります。
特に隣県だと通学圏内であるケースも多いでしょう。
増加数が多い県は、チームの強化に積極的な私学が多いということになります。
横浜や東海大相模を抱える神奈川はもとより、八戸学院光星を擁する青森県が大幅にプラスとなっています。
山梨は東海大甲府、高知は明徳義塾辺りが熱心に選手を集めていそうですね。
まあ、データを調査していくことでこうした見方もできる、ということで
気楽に数字を眺めていただければ幸いです。
他県の高校への“人材流出(流入)”人数を調査してみました。
以前、アップしたプロ野球・出身都道府県別人数一覧【東日本編】【西日本編】で表した人数と、
前回紹介したプロ野球出身高校ランキング【都道府県別編】の人数を並べて、その数の差を元に表にしています。
出身地の人数よりも出身高校を合わせた人数が多い都道府県は、
「将来的にプロを狙えるそうな有望な」中学生が他県に流出した人数よりも、流入してきた中学生の方が多いことになります。
以下がその表となります。
3名以上の増減があったところには、赤(プラス)と青(マイナス)で色を付けています。
増減の多い都道府県ベスト10も以下にまとめてみました。
これを見ると、大阪が28人マイナスとなっており、他県への人材流出の度合いが大きいことが分かります。
もちろん、大阪桐蔭のように全国から優秀な中学生を集めているところもありますが、それを差し引くと
より多くの大阪に住む野球の上手い中学生が、出場機会やより良い育成環境を求めて府外に活路を見い出していることが伺えますね。
いわゆる“野球留学”というやつです。
なお、私自身は野球留学に理解があり、どちらかと言えば好意的であることを付け加えておきます。
千葉や兵庫、佐賀も他県への流出度が多いですね。
地元よりも、他県の高校の方に魅力を感じる中学生が多いという言い方もできるでしょう。
ただ、上にあげた3地区とも東京や大阪、神奈川、福岡など近隣の県に有力な私学が多い、という事情もあります。
特に隣県だと通学圏内であるケースも多いでしょう。
増加数が多い県は、チームの強化に積極的な私学が多いということになります。
横浜や東海大相模を抱える神奈川はもとより、八戸学院光星を擁する青森県が大幅にプラスとなっています。
山梨は東海大甲府、高知は明徳義塾辺りが熱心に選手を集めていそうですね。
まあ、データを調査していくことでこうした見方もできる、ということで
気楽に数字を眺めていただければ幸いです。
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