1948年から2019年までの、秋季高校野球関東大会における千葉県勢の全成績を振り返ってきました。
今回は過去の72回の大会での成績について、対戦した都県別ごとにまとめてみました。
試合数、勝利、敗戦、勝率の順です。
最多のものは太字で表しています。
ちなみに、55年の第8回までは東京都も参加していましたが、1勝もできませんでした。
パッと見ると、やはり東日本ではトップレベルの強さ、戦績を誇る神奈川県勢には
かなり厳しい戦いを強いられてきたことが分かります。
神奈川との対戦が最多であるのも、勝ち上がると上位でぶつかるケースが多いからでしょう。
一方で、神奈川、東京を除くすべての県にはほぼ互角ではあるものの、
勝ち越していることが明らかになりました。
特に茨城県には強く、10も勝ち越しています。
茨城県勢はセンバツ初出場も昭和47年と非常に遅く、
出場回数自体も山梨県に次いで少なく(32回)、
通算成績も負け越していますので秋~春は苦手なのかもしれません。
参考までに、秋季関東大会がスタートして以降の、
関東勢のセンバツ成績(1949年~)もまとめてみました。
千葉は神奈川に次ぐ出場回数をマークしています。
87年に東海大浦安が出場を決めながら不祥事で辞退していますので、
実際には38回出場と神奈川とは2回の差でしかありません。
しかし勝利数は3位、勝率は4位となっています。
ともあれ、千葉にとって秋の関東大会では茨城が得意で神奈川が苦手、ということがいえるでしょう。
さて、センバツにおける関東勢の出場枠数は、83年より「4以上」に固定されるようになりました。
準々決勝での成績が、翌春のセンバツ出場への大きなハードルとなります。
そこで、82年秋以降の関東大会における準々決勝での各県との対戦成績を調べてみました。
さすがにベスト8とともなると他県との成績もほぼ互角です。
しかし、群馬、山梨には負けが先行しており、通算でも負け越しています。
千葉はセンバツでの優勝がいまだゼロですが、
勝負弱さはここでもはっきりと表れた形です。
また通算成績と同様、神奈川勢には手厳しくやられていますが、
茨城には大幅に勝ち越していることが分かりました。
次に、他県の1位校との対戦成績をまとめてみます。
秋季関東大会は77年の大会から各県2校以上、開催県は3校となりました。
それまでは初戦でいきなり1位校とぶつかっていました。
2校以上参加するようになった後、
2位校、3位校として出場した高校は、自動的に他県の優勝校と戦うことになります。
苦戦が予想されますが、どうでしょうか。
表を見ると、相手が1位校であってもほぼ互角で、2位での関東大会進出でも、
それほどハンディにはならないことが分かります。
しかし、神奈川の1位校には一方的にやられていることが分かりますね。
千葉大会で準優勝しても、できれば初戦で神奈川勢とは当たりたくありません。
それは他県でも同じかもしれませんが…。
最後に参考データとして、最近10年間(2010年~2019年)の他県との対戦成績をまとめました。
通算では勝ち越していますね。
茨城県勢は最近10年間で5勝負けなし、直近10試合でも9勝1敗と得意にしています。
栃木、山梨とも直近10試合で7勝3敗と優勢です。
群馬には最近10年間では負け越していますが、直近では3連勝中。
埼玉とは直近10試合で3勝7敗と、やや苦手としているようです。
秋季関東大会は24日に開幕と直前に迫っていますが、地元開催でもありますので、
千葉県勢には地の利を生かして結果を残してほしいところです。
今回は過去の72回の大会での成績について、対戦した都県別ごとにまとめてみました。
試合数、勝利、敗戦、勝率の順です。
最多のものは太字で表しています。
ちなみに、55年の第8回までは東京都も参加していましたが、1勝もできませんでした。
パッと見ると、やはり東日本ではトップレベルの強さ、戦績を誇る神奈川県勢には
かなり厳しい戦いを強いられてきたことが分かります。
神奈川との対戦が最多であるのも、勝ち上がると上位でぶつかるケースが多いからでしょう。
一方で、神奈川、東京を除くすべての県にはほぼ互角ではあるものの、
勝ち越していることが明らかになりました。
特に茨城県には強く、10も勝ち越しています。
茨城県勢はセンバツ初出場も昭和47年と非常に遅く、
出場回数自体も山梨県に次いで少なく(32回)、
通算成績も負け越していますので秋~春は苦手なのかもしれません。
参考までに、秋季関東大会がスタートして以降の、
関東勢のセンバツ成績(1949年~)もまとめてみました。
千葉は神奈川に次ぐ出場回数をマークしています。
87年に東海大浦安が出場を決めながら不祥事で辞退していますので、
実際には38回出場と神奈川とは2回の差でしかありません。
しかし勝利数は3位、勝率は4位となっています。
ともあれ、千葉にとって秋の関東大会では茨城が得意で神奈川が苦手、ということがいえるでしょう。
さて、センバツにおける関東勢の出場枠数は、83年より「4以上」に固定されるようになりました。
準々決勝での成績が、翌春のセンバツ出場への大きなハードルとなります。
そこで、82年秋以降の関東大会における準々決勝での各県との対戦成績を調べてみました。
さすがにベスト8とともなると他県との成績もほぼ互角です。
しかし、群馬、山梨には負けが先行しており、通算でも負け越しています。
千葉はセンバツでの優勝がいまだゼロですが、
勝負弱さはここでもはっきりと表れた形です。
また通算成績と同様、神奈川勢には手厳しくやられていますが、
茨城には大幅に勝ち越していることが分かりました。
次に、他県の1位校との対戦成績をまとめてみます。
秋季関東大会は77年の大会から各県2校以上、開催県は3校となりました。
それまでは初戦でいきなり1位校とぶつかっていました。
2校以上参加するようになった後、
2位校、3位校として出場した高校は、自動的に他県の優勝校と戦うことになります。
苦戦が予想されますが、どうでしょうか。
表を見ると、相手が1位校であってもほぼ互角で、2位での関東大会進出でも、
それほどハンディにはならないことが分かります。
しかし、神奈川の1位校には一方的にやられていることが分かりますね。
千葉大会で準優勝しても、できれば初戦で神奈川勢とは当たりたくありません。
それは他県でも同じかもしれませんが…。
最後に参考データとして、最近10年間(2010年~2019年)の他県との対戦成績をまとめました。
通算では勝ち越していますね。
茨城県勢は最近10年間で5勝負けなし、直近10試合でも9勝1敗と得意にしています。
栃木、山梨とも直近10試合で7勝3敗と優勢です。
群馬には最近10年間では負け越していますが、直近では3連勝中。
埼玉とは直近10試合で3勝7敗と、やや苦手としているようです。
秋季関東大会は24日に開幕と直前に迫っていますが、地元開催でもありますので、
千葉県勢には地の利を生かして結果を残してほしいところです。
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