今日の内容は 滅多にあることではありません。一部の出来事が日常茶飯事に起きていることの
ように 書くのは良くありませんが「こういうこともある」という事を知っておくべきでしょうネ。
千葉県でタイに行き来していた75歳の男性が、類鼻疽(るいびそ)という疾患で死亡したとか。
類鼻疽は類鼻疽菌という細菌による感染症で、汚染された土壌の粉塵や水の飛沫などの吸引、
<タイでは年間 約3,000人が感染する言われています>
また 皮膚の傷が土壌などに汚染されて感染するそうです。バンコクで生活していると、工事
現場からの土壌粉塵や大雨により道路が冠水するケースも多々あり、気になってしまいます。
男性は今年2月・3月と5月15日~6月26日にタイで滞在していましたが、5月30日に
意識不明となり、タイの医療機関に入院。6月23日に症状が改善して退院した後、同26日に
日本に帰国しました。そして、8月上旬に発熱などの症状が出て 同6日、県内・鴨川市内の
医療機関を受診し、肺炎のため入院。敗血症、ショック症などで同日死亡したというのです。
同月26日に同医療機関から市内保健所に「類鼻疽の発生届があった」と報告されました。
類鼻疽の発生は、類鼻疽が動物・飲食物などの物件を介して人に感染し、人の健康に影響を
与える恐れがある感染症である「4類感染症」に位置付けられて以降、千葉県では初めてだそう。
日本では、海外で感染し帰国後の発症事例はあっても、国内で感染し発症した症例はありません。
この病原には人から人への感染はみられないそうです。潜伏期間は通常3日~21日ほどらしい
のですが、1年以上に及ぶこともあるといいます。 症状は発熱、気管支炎、肺炎、胸痛と
いった呼吸器症状や、リンパ節炎をともなう小結節形成(小さな発疹)ができるようです。
腎不全や糖尿病などの基礎疾患があると重症化しやすく、敗血症性ショックを生じることが
あるといいますから、この男性も そうなのかも知れません。
発生するエリアは、オーストラリア北部と東南アジア、南アジアで、アフリカなどの熱帯地域。
日本ではこれまでも、何度か同エリアで感染し帰国してから発症した事例が報告されています。
それでは、これら類鼻疽菌を予防する対策は ・・・ 土壌や汚水などとの直接の接触を避け、
日本から来たばかりで、これらの地域で免疫性がない人や高齢者で免疫力が低下している
人は生水を飲まないようにした方が良いでしょう。また、ケガや火傷をし、傷口が
土壌や水で汚染された場合には、直ちに傷口を完全に洗浄することが必要ですネ。
よく聞く話では ありませんが「こんなことがあったこと」を 知っておいて下さいませ。
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